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フラペンシャロー開発秘話【第4話】

  • ジャンル:釣り具インプレ
さて、Mariaの開発陣がやってくれました。
そう、フラップの形状を一工夫した最終プロトが仕上がってきたのです。

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ここで製品化フラペンシャローを出しちゃいます。

既存のフラペンからプロト、製品化されたフラペンシャローまでを並べてみました。
右端がフラペン、左端が製品化フラペンシャローです。
左から2番目が最終プロトになります。

右から2番目は大きなフラップが装備されていたのですが、簡易装着だったため壊れてしまいました。
中央がボディーウェイトを改良したプロトで、フラップは既存のフラペンに近い形状になっています。

ざっくりと、右からの流れでフラペンシャローへと辿り着いたのでした。
それではフラペンとフラペンシャローとのフラップを比較して下さい。

フラペンは縦長型、フラペンシャローはラウンド型となっています。
外見からは観察出来ませんが、ボディーのウェイトバランスも変更されています。

フラップですが、縦方向の長さ、つまり縦の面積が減少した分、横方向の面積を増やすことで巻き重りのストレスがなく、サーフェイスレンジをキープし、ベイトフィッシュライクなスイミングアクションを確保することに成功しました。

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最終プロトと製品化フラペンシャローの比較です。
フラップ開閉のレスポンスを上げるためにフラップの先端に突起物を設けてあります。

この役割ですが、フラップの形状特性として着水時に開閉レスポンスの低下を招く場合があるのですが、 この突起物があると着水時にフラップとボディーの間に水を取り込み、フラップの開閉レスポンスを上げるのです。
よく考えたものですね。
ナイスアイデアです。

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突起物は、プロトよりも製品化フラペンシャローの方が必要最低限にまで小さくなっています。

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こんなところにMariaの拘りを発見!

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フラップにMariaのロゴが見えます。
僕も知らなかったのですが、フラップの撮影時に発見しました。

フラペンは、そんなこんなで最終プロトから更に使い勝手が上がり、シャローランナー化したフラペンシャローが誕生したのでした。


次回最終話。

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