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上げ潮が入り

  • ジャンル:釣行記
ちょっと前のお話。


この日は上げ潮いっぱいからディープ入水。


ベイトの反応はイマイチなく、流れもきついオープンエリアだ。


セオリー通り、上げから下げを狙う予定で入ったものの、全くもって生命感がない。


キャストすれどバイトに持ち込めない。

魚居ない?

っと心も体力も低下していた。


そして、気づけば下げ止まりに差し掛かり、ウエダーを通してジワ〜と暖かい潮が入ってきた。


水面はゆっくりと下げ、底潮はじんわり登りはじめていた。


こんなとき、どんな事を考えキャストすればいいだろう。


このときは、表層と下層の境目、つまり、水温の境目が肝と感じ、そこを意識してトレースしていた。


ラインは表層の下りに乗り、どんどん放出されていき、ルアーは反対に底を転がる様にして登り潮に馴染んでいる。


アングラー側からすると非常に釣りにくい状況だ。


しかし、竿の角度、立ち位置、トレース速度が重なればルアーも自然な動きをみせる。


やがて、反転流へと吸い込まれるんだ。


そこにヤツは居た。静かに身を隠す様に。


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サイズこそ60超えだったものの、水温の変化、流れに同調して出た1本。


何が正解で、何が間違いかなんて魚に聞いてみないと分からない。


けど、自分が描く理想像で釣果が出せた時、サイズよりも嬉しい何かがある。


だから、アングラーは試行錯誤して、その何かを見出しているんだ。


この日、この1本に出逢えたことで、俺の中の何かが確信へと変わった。

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