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▼ 高知アカメ 後日談
- ジャンル:日記/一般
みなさん。こんばんは。
前回のログではたくさんのコメントありがとうございました♪
今回は前回の伝えきれなかった後日談なぞをお届けしたいと思います。
アレを釣ってからのその翌々日。
とっくに横浜に帰っているハズなのに、なぜかまだ高知にいる自分(笑)
「なんでまだいるんスカ!」と呆れる地元の仲間たち。
「いや、だってホラ・・・まだまだ釣れそうだし。」
実はあれから、気配がムンムン。結局、延長かましてホントのホントに帰るギリギリまで粘り倒すことになったワケで・・・。
もともと自分が釣れたパターンを徹底的に解明して、次につなげないと気が済まない性格。せっかくパターンが解明されてきたので、再現性があるかどうか徹底的にやりこんでみたいと思ったらとまらない。
潮が高い時にイナッコとアカメが上流に向かい・・・
潮が下がってくるに連れて、再び下流に戻ってくるパターン。
これを自分なりに徹底的に調べあげてみました。
その結果・・・
ここ数日のパターンは
①上げ潮で海側から入って来た外海の塩分濃度の高い水(すっげー澄んでいる)が、河口域の汽水帯の水(やや濁り気味)を上流に押し上げる。
②満潮の潮どまり時にはポイント付近は外海の澄んだ潮に覆われるため、魚が居てもついてくるだけか、もしくは口先でのショートバイトだけなので、フッキングに至らずバラす。
この時、塩分濃度が異常に高く、水圧もかつて経験したことないほどの痛いくらいの締め付けだったことから、流れや水圧が緩いのが好きなアカメにとってはなんとなく居辛いのかななんて考えたりした。(コレは個人的な感覚の話デス。)
③下げに入って、流れが効きだすと上流に押し上げられていた汽水帯が下がってきて、水圧も緩くなり、水もやや濁りの部分と澄んでいる部分がまだら状になる。それとともにベイトの群れが次々と下って、アカメ祭りが始まる(笑)。
少しづつ潮が大きくなりかけてきたので、満潮時の潮が高いことから、足元で水深100cmくらい。
数日前より水深が増したぶん、若干レンジが下がっていると感じた。そこで水面よりチョイ下を引けるアストレイア127F-SSRをメインで攻めてみる。
濃い塩分濃度によるルアーの暴れすぎと高浮力化による吸い込みの妨げを最小限におさえるため、#3フック&#4リングに強化して、セミサスペンドチューンを施してある。
これで水面下40cmぐらいをゆっくり~ミディアムの速度域でトレースしてくると、これが非常にイイ感じ。
ベイトボールが岸から10~15mほどの至近距離に集中。ときおり何かに怯えて逃げ惑うことから、気配はムンムン。こんな時にはあえて遠投せずにひたすら至近距離を撃ち返して手返しをよくするのがコツ。
コレは短い時合いを最大限の効率で攻めきるためだ。
流れを感じながら、じっくり馴染ませるようにリトリーブ。
フルフルフル・・・という小刻みに動いている感触がダイレクトに伝わってくる。
カラーローテーションに関しては一番最初に目立つカラ―を投入。
個人的には真っ暗なときにはシルクミラージュのようなパール系を、街
灯や月明かりがある時に目立たせたい時にはダブルグローフラッシュ
のようなホワイト+ホロ系を好んで使う。
ここでバイトがない場合は普通はナチュラル系にチェンジ。濁りが強い
時はグローボラのようなホロ+グローベリーを入れることが多い。完全に
地味なカラーだとベイトに埋もれてしまい、魚に見つけてもらえないの
で、どこかしらアピール的要素のあるカラーの登場回数が多い。
だけど、今回はギラギラの月あかりナイト。
潮も澄み潮で明るい時にはいきなりの奥の手クリアー系をとっとと投
入する。
クリアーに関してのウンチクは長くなるので割愛させていただくが、極
論を言うと、光が透過することで発光や内部反射でぎらつくアピール系ク
リアーと究極の地味系のナチュラル系クリアーに大別される。
今回、好調な“ダブルチャートクリアー”は前者にカテゴライズされるア
ピール系クリアー。
これをベイトボールの向こうにキャストして、チョイ下を通すイメージでリ
トリーブしてくる。
流れにかまして・・・フルフルフルとリトリーブしてくると、ほどなくして答えが出た。
フッとルアーの感触が消える。
ここで一気に巻きこんでフッキングを決めるとガツンとヒット。
追尾してきた魚がルアーをくわえてそのまま通りすぎるゆえの現象だ。
この時、慌てずにまずは巻きこんで、テンションが掛かってからフッキン
グを決めるとスッポ抜けも少ない。
ただし、アカメの場合シーバスタックルではある程度は走られる魚なの
で、ドラグを使ってしっかりとファーストランを凌ぐ。
ここで無理に止めると強烈なヘッドシェイクでフックかリングを伸ばされ
るか、フックアウトする危険性があるので、かならず、一旦距離を開けて
からフッキングを決めるようにしている。
あとはドラグでラインを出しつつ、止めたい時にはレバーをオフにし
て、テンションを抜いてやれば、上流に頭をむけて大人しくなる。
スピードがなくなったら、今度はロッドパワーにモノをいわせて一気に寄
せてしまう。ここでバットパワーがないと寄せられずに無駄に時間が伸び
てしまい、バラすリスクも高まるのだ。
『出すべき時は出し、寄せるべき時はしっかり寄せる』・・・基本はシーバスと一緒。
水面に浮いてきたら、無理せずネットでランディング。
フィッシュキャッチャーを打つ際に暴れて、手にフッキングする事故をたくさん見てき
たので、自分は基本ネット派。まぁこの辺は各人のお好みで(笑)
ランディングに成功したのは70cmオ―バ―のここのところの平均サ
イズ。(あとからの検量で78cmありました。)
ブリブリのズシリとした魚体を手にしておもわずにんまり。
サイズを問わず、狙い通りに釣れてくれた1本ほど嬉しいものはないか
らだ。
口元に掛かるアストレイア127F-SSRもさらに嬉しさを倍増させてくれる。
いつも開発しているときに、この魚のことも考えてしまう。
ほとんどビョ―キ(爆)。
しっかり蘇生して笑顔でさよなら(笑)
また会う日までごきげんよう(爆)
実はここまでの流れをコンデジの動画で撮ってみました。
素人レベルなので、見づらいのは重々s承知ですが、余興がわりに今度アップします。
雰囲気だけでも伝わればと・・・。
おたのしみに。
こんな一部始終をいつもいつも暖かく見守ってくれている地元の友人たちに感謝。
むかって左から
チャラ森こと近森くん。
実力派やんやん。
そしていつもお世話になりっぱなしのビルマンさま。
あと写真をとってくれたショウちゃんにも感謝です。
人と人との粋なつながりがこの釣りの本当の醍醐味。
本当に最後の最後に出た今回の1本に感謝をしつつ、月明かりの高知をあとにしました。
今回の遠征でお会いして、お話していただいたたくさんの皆様。
本当にありがとうございました!
またお会いした際には宜しくお願いいたします。
前回のログではたくさんのコメントありがとうございました♪
今回は前回の伝えきれなかった後日談なぞをお届けしたいと思います。
アレを釣ってからのその翌々日。
とっくに横浜に帰っているハズなのに、なぜかまだ高知にいる自分(笑)
「なんでまだいるんスカ!」と呆れる地元の仲間たち。
「いや、だってホラ・・・まだまだ釣れそうだし。」
実はあれから、気配がムンムン。結局、延長かましてホントのホントに帰るギリギリまで粘り倒すことになったワケで・・・。
もともと自分が釣れたパターンを徹底的に解明して、次につなげないと気が済まない性格。せっかくパターンが解明されてきたので、再現性があるかどうか徹底的にやりこんでみたいと思ったらとまらない。
潮が高い時にイナッコとアカメが上流に向かい・・・
潮が下がってくるに連れて、再び下流に戻ってくるパターン。
これを自分なりに徹底的に調べあげてみました。
その結果・・・
ここ数日のパターンは
①上げ潮で海側から入って来た外海の塩分濃度の高い水(すっげー澄んでいる)が、河口域の汽水帯の水(やや濁り気味)を上流に押し上げる。
②満潮の潮どまり時にはポイント付近は外海の澄んだ潮に覆われるため、魚が居てもついてくるだけか、もしくは口先でのショートバイトだけなので、フッキングに至らずバラす。
この時、塩分濃度が異常に高く、水圧もかつて経験したことないほどの痛いくらいの締め付けだったことから、流れや水圧が緩いのが好きなアカメにとってはなんとなく居辛いのかななんて考えたりした。(コレは個人的な感覚の話デス。)
③下げに入って、流れが効きだすと上流に押し上げられていた汽水帯が下がってきて、水圧も緩くなり、水もやや濁りの部分と澄んでいる部分がまだら状になる。それとともにベイトの群れが次々と下って、アカメ祭りが始まる(笑)。
少しづつ潮が大きくなりかけてきたので、満潮時の潮が高いことから、足元で水深100cmくらい。
数日前より水深が増したぶん、若干レンジが下がっていると感じた。そこで水面よりチョイ下を引けるアストレイア127F-SSRをメインで攻めてみる。
濃い塩分濃度によるルアーの暴れすぎと高浮力化による吸い込みの妨げを最小限におさえるため、#3フック&#4リングに強化して、セミサスペンドチューンを施してある。
これで水面下40cmぐらいをゆっくり~ミディアムの速度域でトレースしてくると、これが非常にイイ感じ。
ベイトボールが岸から10~15mほどの至近距離に集中。ときおり何かに怯えて逃げ惑うことから、気配はムンムン。こんな時にはあえて遠投せずにひたすら至近距離を撃ち返して手返しをよくするのがコツ。
コレは短い時合いを最大限の効率で攻めきるためだ。
流れを感じながら、じっくり馴染ませるようにリトリーブ。
フルフルフル・・・という小刻みに動いている感触がダイレクトに伝わってくる。
カラーローテーションに関しては一番最初に目立つカラ―を投入。
個人的には真っ暗なときにはシルクミラージュのようなパール系を、街
灯や月明かりがある時に目立たせたい時にはダブルグローフラッシュ
のようなホワイト+ホロ系を好んで使う。
ここでバイトがない場合は普通はナチュラル系にチェンジ。濁りが強い
時はグローボラのようなホロ+グローベリーを入れることが多い。完全に
地味なカラーだとベイトに埋もれてしまい、魚に見つけてもらえないの
で、どこかしらアピール的要素のあるカラーの登場回数が多い。
だけど、今回はギラギラの月あかりナイト。
潮も澄み潮で明るい時にはいきなりの奥の手クリアー系をとっとと投
入する。
クリアーに関してのウンチクは長くなるので割愛させていただくが、極
論を言うと、光が透過することで発光や内部反射でぎらつくアピール系ク
リアーと究極の地味系のナチュラル系クリアーに大別される。
今回、好調な“ダブルチャートクリアー”は前者にカテゴライズされるア
ピール系クリアー。
これをベイトボールの向こうにキャストして、チョイ下を通すイメージでリ
トリーブしてくる。
流れにかまして・・・フルフルフルとリトリーブしてくると、ほどなくして答えが出た。
フッとルアーの感触が消える。
ここで一気に巻きこんでフッキングを決めるとガツンとヒット。
追尾してきた魚がルアーをくわえてそのまま通りすぎるゆえの現象だ。
この時、慌てずにまずは巻きこんで、テンションが掛かってからフッキン
グを決めるとスッポ抜けも少ない。
ただし、アカメの場合シーバスタックルではある程度は走られる魚なの
で、ドラグを使ってしっかりとファーストランを凌ぐ。
ここで無理に止めると強烈なヘッドシェイクでフックかリングを伸ばされ
るか、フックアウトする危険性があるので、かならず、一旦距離を開けて
からフッキングを決めるようにしている。
あとはドラグでラインを出しつつ、止めたい時にはレバーをオフにし
て、テンションを抜いてやれば、上流に頭をむけて大人しくなる。
スピードがなくなったら、今度はロッドパワーにモノをいわせて一気に寄
せてしまう。ここでバットパワーがないと寄せられずに無駄に時間が伸び
てしまい、バラすリスクも高まるのだ。
『出すべき時は出し、寄せるべき時はしっかり寄せる』・・・基本はシーバスと一緒。
水面に浮いてきたら、無理せずネットでランディング。
フィッシュキャッチャーを打つ際に暴れて、手にフッキングする事故をたくさん見てき
たので、自分は基本ネット派。まぁこの辺は各人のお好みで(笑)
ランディングに成功したのは70cmオ―バ―のここのところの平均サ
イズ。(あとからの検量で78cmありました。)
ブリブリのズシリとした魚体を手にしておもわずにんまり。
サイズを問わず、狙い通りに釣れてくれた1本ほど嬉しいものはないか
らだ。
口元に掛かるアストレイア127F-SSRもさらに嬉しさを倍増させてくれる。
いつも開発しているときに、この魚のことも考えてしまう。
ほとんどビョ―キ(爆)。
しっかり蘇生して笑顔でさよなら(笑)
また会う日までごきげんよう(爆)
実はここまでの流れをコンデジの動画で撮ってみました。
素人レベルなので、見づらいのは重々s承知ですが、余興がわりに今度アップします。
雰囲気だけでも伝わればと・・・。
おたのしみに。
こんな一部始終をいつもいつも暖かく見守ってくれている地元の友人たちに感謝。
むかって左から
チャラ森こと近森くん。
実力派やんやん。
そしていつもお世話になりっぱなしのビルマンさま。
あと写真をとってくれたショウちゃんにも感謝です。
人と人との粋なつながりがこの釣りの本当の醍醐味。
本当に最後の最後に出た今回の1本に感謝をしつつ、月明かりの高知をあとにしました。
今回の遠征でお会いして、お話していただいたたくさんの皆様。
本当にありがとうございました!
またお会いした際には宜しくお願いいたします。
- 2013年9月9日
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