Penny Suck 初代 (ペニーサック)



パッっ見、ポッパーやダーターに思われがちだが、
実は立派なミノーです。
 
全長140mm。初代は32gと男らしいサイズを誇ります。

ガバっと開いた口には怪しいベロがペロリ。
このベロは「“N”ダムジッターベロ」と言います。

名の由来は作者・楠ノ瀬直樹の愛犬、「ジッター」からつけられました。
バストーナメントにも同船する、当時は有名な名犬でした。

優勝を確定するビックフィッシュをランディングした途端にガブリ!
一撃でデットフィッシュにしてしまった伝説のポインターです。
 
ペニーサックの名の由来は・・・はい。お察しの通りでございますww
 
話がどんどん脱線しそうなので本題の戻します。

この内蔵されたベロがキモで、見事なウォブンロールで泳いでくれるのです。
 
スイム映像はこちら (タイプはペニーサック初代です)

 
 
 パチンコ玉クラスの球が2個、重心移動するのでぶっ飛びです。
ワンアクション加えて、重心移動を戻してからリトリーブしてください。

泳ぎ出すとコトコトとウエイトルームから音がします。
ペニーサックフリークからは、「この音が効くんだよ~♪」と好評をいただいております。
 
初代の泳層は通常のリトリーブで50~80cm。
足場の高い堤防でも、足元までキッチリ泳いでくれるので、最後まで集中してヒットに備えてください。
 
 
このペニーサック。発売当初は正直、全然売れませんでした。
使っている人からはご好評いただいているのですが・・・
一見ふざけた形状が問題なのか・・・。なかなか理解していただけません。
 
しばらくの間くすぶっていましたが、突如、2箇所で火がつきました。
愛知県の伊良湖岬と北九州の関門海峡エリアです。
 
どちらも共通のキーワードが「コノシロパターン」。
ベイトがコノシロになると、ペニーサックが大爆発すると評判になりました。
 
この2箇所のエリアでは、発売当初からコアなショップさんやアングラーさんが結果をだしてくれて

すぐに定番化しました。感謝感激雨あられ。毎年オリカラも作らせていただいてます。
 
ちなみに、2011年カラーラインナップはこちら!
 
 
 
すべて自社工場で職人が丁寧に塗装しています。

島田仁正さんのブログでも紹介されましたが、ベロの色もカラーによって違います。


 
そこから年々売れるようになり、毎年の予定数は完売するようになりました。

こだわり過ぎて、ちっとも儲かりません(涙)
 
各地で使われるようになり、ラインナップも増えて、リバーシーバスのドリフトスペシャル「MOKKA」(モッカ)や「Tanngusu10Φ」(タングステン)が登場しました。
 
そのお話もかなりディープなので、また改めてご紹介させていたします。


皆さんもペニーサックをぜひお試しください。

泳がせれば納得していただける・・・・・・・・・はず

何卒、ヨロシクお願いいたします! <(_ _)>

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