葛藤の末の・・・ペニーサック99サスペンド



新製品 ペニーサック99サスペンド のスイム動画をアップいたしました。
スタッフ一丸となって緊急製作中。日々ヘロヘロになりながらも、出荷までもう少しです。

なぜここまでバタバタしているかと言うと・・・
開発者・楠ノ瀬直樹の一言で、この惨劇は始まりました。(T_T)
本来の予定であれば、ぶっ飛びの99シンキングモデルを発売する予定でした。...
9月初旬から営業で全国を駆け巡り、順調に受注を積んでいました。
製造部隊もシンキングモデルを組み立て、ペーパーで下地を仕上げ、あとは塗装するだけと言うところまで来て・・・
「おう・・・99で色々なタイプをテストしてるんだけどな。サスペンドが凄いんだよ・・・」と言い放った訳です。
自分も試してみると、汽水域でドンピシャのサスペンドセッティング。
狙いたいレンジまで入れてから、リトリーブを止めてナチュラルドリフトで攻めると、ドカンと出ちゃうんです。
三番瀬や盤洲の干潟では超スローフローティングになるので、デッドスローで引きながら、カレントに同調させてテンションをかければピタッと止まり、フリーにすればゆっくりと浮き上がる。
中層からボトム付近をよりスローに、よりナチュラルに攻めることが出来るので、通常の攻めでは食わせきれなかった魚にも効果絶大でした。
ハッキリ言って、スンゴク良いです!

まーこんだけハマルと、開発者としてはこちらを先行して出したくなる訳で・・・
気持ちは良く解ります。自分もいちアングラーとしては同じ意見です。
でもね・・・経営サイドからすれば、部材の仕入れもしちゃったし、製造も進めてきたし、営業もしてきた訳で、どう考えてものでNGなのですよ。
しかもソルトでは禁断のサスペンドモデル。塩分濃度で浮力が変わるので、表記をどうするかも問題なのです。(~o~)

で、散々協議した結果・・・
製造&営業からは超~~~ブーイングになりましたが、「やっぱりサスペンドを出そう!」という事になりました。

そこからは戦場です。
製造部隊は一から作り直しで、発狂寸前のまさに地獄絵。(T_T)
受注をいただいたショップ様には、シンキングはいったんキャンセルにしていただき、改めてサスペンドの受注を取り直しとなります。m(__)mスミマセン
それとスイム動画も取り直し。(*_*)
なんだかんだで追われに追われ、発売の告知も遅れてしまいました。
それでも何とかシーズン中に発売にこぎつけました。
初回のデリバリーは11月15日前後となります。
ほとんど営業に出れていないため、若干数ですが初回デリバリーが可能です。
11月中の初回デリバリーをご希望のお客様はお急ぎください!
そしてハイシーズン中に、その威力を体感していただきたいです。
ルアーを止めて一呼吸入れたときのバイトは格別ですよ。(^^♪

以上、長々書いて散々愚痴ってしまいましたが、何卒、サスペンドを宜しくお願いいたします。


 

コメントを見る