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川本 斗既@ガチ

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稚鮎パターンを考えるガチ的一人フォーラム(遡上編)

  • ジャンル:日記/一般

このところ不調の鮎パターン
最近たいした釣果もないのでその不調の要因を考えてみた
例年10~11月くらいになると川の中流~下流域の
小石~小砂利底で産卵され流下しながら孵化し海にたどり着く
プランクトンを食べてある程度大きくなると遡上が始まる
その遡上する個体は最初の群れほど大きく
徐々に小さな個体となる
今年確認したのは3月下旬の個体は9cmくらい
現在(4月下旬)で7~5cmといったところ
これは水産庁の調査によると早く産まれ孵化したものほど成長が早く
河川に帰るのも早い
まぁ当たり前といえば当たり前の話し
これは入るポイントや時期により同じ稚鮎といえど
ルアーサイズが同じでは通用しなくなるということに繋がる
で問題はこのタイミング
一般にこの遡上する要因はホルモンや水温や流量などといわれている
川の水温が海と同じ位の10℃近くになったり
雨などで河川の流量が増すと遡上のスイッチが入るという
稚鮎の最適な巡航速度(流速)は体長9cmくらいで
およそ50~70cm/秒というから
そこそこの瀬というか一般的な河川の流芯くらいが最適な条件という事になる
ということは適当にルアーを投げてその条件に当てはまるところ探せば
効率的にシーバスが釣れるという事になるし
逆にこの流れが150cmを超えると遡上出来ないというから
必ず溜まるところが出来る
てことはその溜まりそうなところを探せば効率的なのだが
事はそう簡単ではない
今年の不調の原因を考えると
1.まず去年末から年始の水温が高かった
これはシーバス自体の産卵を遅れさせた可能性がある
実際2月初旬までプリのシーバスが絶好調だったし
落ち鮎も川漁師に聞くと最終が12月の中旬くらいまで居たという
これだけを考えても周年のサイクルから大きく外れている
2.川の水量不足
この時期国交省のライブカメラで水量をみると例年であれば最初のポイントの適水量は
大体60cm前後なのだが現在は40cmを大きく下回り
30cm前後・・・・・
大潮の下げなどで流速が上がると稚鮎のスイッチが入るのだが
川の水量が少ない為下げ潮が入っても上から押す水がないから
流速が出ない
稚鮎のスイッチが入らない
ショルダーや岸際に稚鮎が塊らない
稚鮎が川全体に散る
シーバスのスイッチが入らない
というような構図が出来上がる
おまけにアフターが遅れていると推測すると
この稚鮎の遡上のタイミングにシーバスがうまく絡まない可能性もでてくる
釣る側として考えた時今までの経験からいうと稚鮎は
夜ディープやストラクチャーが隣接したシャロー側に差していることが多い
(この辺りはあくまでも私見ですのであしからず)
これは習性もあるのだろうが単純にフィッシュイーターに狙われないようにではないかと思う
でシーバスは?というと
当然の事ながらシャローの近くのブレイクで待ち構えていることが多い
河口から最初の潮位の影響を受ける瀬では
潮位差が下がり流速が増してくると稚鮎の密度が濃くなってくる
するとそのシャローからあぶれる個体を選んで捕食している
そしてその遡上もオープンエリアを上がるというより
何かに沿って遡上している
沿うといっても所詮は川
岸沿いか河川内のショルダー沿いになるのだが
だから必ずしも流芯という訳ではなく
どちらかといえば稚鮎にとって最適な巡航速度(流速)ができる
ショルダー(ブレイク)や岸際が狙い目?
と個人的には感じているのです・・・・が
まぁ実際朝夕のマズメ時に観察してみると
岸際やショルダー沿いを帯になって遡上しているのがよく分かります
でっこれをどう釣るかなんですが
それは次回に持ち越しって事で
えっ
もういい?
(´Д`)
(# ̄З ̄)
m(__)m
まぁ何が言いたいって
釣れんっ!!(怒)て事です



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