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魔法技術者@珍士

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オリジナルベイトロッドを作るっ! 序章:コンセプト設定編

はい!おはようございます。
珍士でございます(・∀・)ノ




熱くなってきましたな(´・ω・`)
熱いのとまぶしいの苦手な珍士はシェード(影)を探して日々すごしております。「魚の気持ちになって考える。」かの村田基大先生がおっしゃった名言ですが、自分自身でそれを痛感?する季節になってまいりました。


村田さんといえば、バスブーム全盛期、スキッピング+カーブキャストでブッシュの裏にラバージグをぶち込むシマノさんのメタニウムXTのCMは当時の少年達の心に多大なる影響を与えたと思います。

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・・・そして大多数がマネしようとして、可逆不可の大バックラッシュしたのはいい思い出だと思います(;∀;)
(これが分かる人は珍士と同世代ですよ!)
 
当時のエントリークラスの福袋に入ったベイトリールセットって樹脂カラー+樹脂スプールでしたからな!まぁ14gくらいからあんまり飛ばないけど使えて、28gくらい無いとまともに扱えないようなものが多かった。

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それを考えると今の1万円前後のベイトリールでもボールベアリング入ってるし、スプールアルミだしと時代は進歩したなぁっとつくづく思う珍士ですよ。。。
現状でも3gはきつくても5g以上あればそこそこふつーに使えるんじゃないでしょうか?

※ないでしょうか?=実際に投げたことはないのでわかりませんがw
 

といったところで、本編行ってみましょう(゚д゚)/
さて、今回からですねオリジナルベイトロッドを作ってみようと思い昨日完成しましたのでシリーズ化して書いていこうと思います。
 

通常文章が過剰表現の中二で、たまに真面目に技術的なことを書く珍スタブログはいかがですか?

・・・つまりようこそ。
珍士の魔法技術研究所(謎)へ(・∀・)ノっとなりますw





・・・・ごほん。
まず初めに、ものづくりの方法から書いていきましょう。
これは企業で何か新しいものを作る時も同じような作業フローだったりします。
イメージだとこんな感じですよ。
 

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もちろん個人的に楽しむものでも、設計から制作までのフロー根幹部分はあまり変わりませぬ。

重要なのはコンセプト設定と仕様設定
ココがぶれるとなんだか良く分からないものになります(´・ω・`)特に仕様はあとから変更するとコストが膨れ上がったりせっかく買ったものが今回の新仕様なら不要になったとかになる可能性がとても高いので「自分の欲しいもの=コンセプトと仕様」を決めてから次のステップに進むことを珍士強くオススメします。
 
※ココ重要
これは珍士のリアル仕事での実体験から基づいておりますw
決定権ある人間が上記分かってないと結果、当初の仕様や、予定からどんどんずれて、納期遅れになることと、そして何より根幹がぶれるので「???なんだか良く分からんなこれ。こんなにするの値段!?これ自分なら欲しくないわ・・・」という残念なものになってしまいますよ(´;д;`)
そして売り出してもやはり「ユーザーに意思が伝わらない」ので売れない。
売れないからまた仕様増やしたりすると悪循環の負のスパイラルになります。そういう残念企業、実体験として本当にありますからねwwwムダが多すぎるんですよ・・・。
それを知ってるからこそコンセプトと仕様設定は大切ですよ!っと言えるんですわ┐(´д`)┌
 
(゚Д゚)ハッ

かなり話ずれましたね(´ω`)
・・・そしたら、珍士制作のロッド制作について書いていきます。
フローで言うとこんな感じですかね。

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今回の日記は設計フェーズ:コンセプト設定編になります。
5W1Hじゃないですが、「どういうものが欲しいの?」というのを自分の中でまず整理しますよ。珍士のでいうとこんな感じですかね。

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ここに書いていない真の目的=魚を釣るというプロセスのなかでどういう目的で欲しいのかをざっくりいうと・・・。
名古屋港=アーバンサイド的な雰囲気=小場所が多い=障害物狙いが多い=掛けた後走られ障害物にライン擦れブレイクもある。
 
以上より
7~8ft程度のちょうど良いレングス、キャストコントロールと魚を掛けた後の主導権で言うならベイトタックルだ!っとなったことと。
名港はベイトが小さく使用するルアーは7~9cmくらいがメインと友人より聞いたのでパワーはライトアクションがいいかな。っとなったわけですよw
ついでに似たような使い方でブラックバスとキジハタ(アコウ)もできたらいいなというおまけ要素を付けたということになります(*゚∀゚*)
 
それと今回は低コストで作る!ということもコンセプトに入っておりますm9(゚д゚)っ

何故って?そら車の窓ガラス割られて、道具も無くなったら新しく買うしかないじゃですか・・・つまりお金がないからですよ(´Д⊂
でも欲しい・・・・むんむんむん。。。っとなって思いつく。
人間お金が無い時は知恵が働きます(∀`*)ゞ
 
そっか!自分が過去に作った竿をベースにREBORNして作ればいいんだ!っと

具体的にいくらで制作できるのか!?
まず自分で設計してそのあとコスト算出してみました!
それがこちら!
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えーっとコストはざっくり計算で3050円で出来ますねw安いw
何故こんなに安いのかを説明する前に、ロッド制作において材料コストが高い順を書くと・・・

①ブランクス(仮に1万円と見積もった)
②ガイド
③リールシートやグリップ周り
④装飾小物類

っとなるのが一般的になります。
ココでALL新品の値段見てください。2.5万円くらい掛かる計算ですよね?
つまりロッド制作においては「自作したから安いものが作れる」ということは該当しない場合が多いです。


よって珍士がメバタックルをそろえる際は、中古屋さんやオークションで購入するほうが購入コストは低くなるのが分かっていたので自作しませんでした。
 
じゃ冒頭の珍士の3050円で作れるというのには理由があります(*´∀`*)
・・・怪しいことは一切してませんよw
答えを聞いたらなーんだwな内容モジ((´ω`*)(*´ω`))モジ
『今所有している使ってない竿と、折れた竿からパーツを取って再利用する!』っということをしました。
 
こんな奴ねw

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これにより必要部品の大部分を削減した!ってだけですねw
ベースの竿は珍士が昔作ったスピニングロッド。今使ってないし眠らせておくのはもったいないので思い切って分解を決意しましたm9(゚д゚)っ
実際の制作については次回書いていこうと思います。
(このときすでに2500文字近くあるので( ゚∀゚)・;’.、)
 
そうそう。ロッド作りについて少し書くと。

・「作るだけ」ならルアー作るより簡単。
・ただし、ロッドドライヤー等の専用品の初期投資が高い。
・装飾部品にはロッド作りの罠がある

っということが挙げられます。
最後の『罠』についても次回以降書きますので、またみてやって下さいw
 
 
 
次回はですね、実制作風景、分解作業周辺から書いていこうと思います。
 
以上、今回は 序章:コンセプト設定編でした!

本日はこれまで!
ではでは!
 

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