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高橋 康弘

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苦悩と折れかけの心

  • ジャンル:釣行記
毎年6月の頭頃からホーム河川では鱸釣りが本格的に始まりドキドキワクワクさせてくれるシーズンに突入する



はずだった


5月の上旬から河口で釣れだし、暖冬で雪の少ない年で水温も割と高く河川のゲームも早く楽しめるのでは⁉︎なんて期待していたが、その予感は大きく外れる事になってしまった


河口で釣れ始め、その情報が回り人が多く集まり、自分の思い描く釣りができないことから河口を諦め、早めの河川の調査を開始した


連日あっちこちのポイントへ行きキャストを繰り返す

まだ早いのかな〜?なんて軽い考えで調査し続け、気が付けば6月の上旬


結局最初の遡上するタイミングを掴めなかったと反省していたが、何かがおかしい


10日を過ぎる頃には河川で釣果は出始め、コンスタントにシーバスに出会える時期なのに10日を過ぎても釣れる気配はない


今年は雨があまり降らなかった
それと暖冬で雪も少なかったからか水位も低く流れも緩い


そんな中でも、少しまとまった雨が降って流れが出た日、待望のヒットまで持ち込んだのですがバラしてしまい絶望感を味あわされる

自分の読みが悪いのか?居るけど食わせることができてないのか?
釣りへ行く度に悩まされ、正直釣りを楽しむなんて事はなかった

自分のポイント選び、立ち位置、ルアーセレクト、通すコース、全てに疑問を抱きながらの釣りは苦痛に変わっていった


3日前に少し雨が降り、2日前に何ヶ所か廻ったポイントの1つにある変化が

風も強く波立ってしまい確信は持てなかったが、この間までなかった生命感を感じた

その日は何も起こらず風も収まる気配はなかったので終了し、次の日に備える事に

翌日の夕マズメからポイントへ入り昨日感じた事を信じキャストを開始した

ウェーディングで徐々に深場へと移動しながら、キャストを繰り返す


このポイントはウェーディングで立ち込んで行けるところまで行きフルキャストした先でも水深は1mもあるかないか

自分の立ち位置から上流側の方が深く下流に行くにつれ少しづつ浅くなる

その上流の少し深場側へキャストし下流側のシャロー帯にベイトが逃げ込み、それを捕食しに入って来る鱸を狙うイメージ

上流から流し浅くなった所でターンさせ手前までじっくり攻める

Z120SSR、カウンター110S、スネコン130Sと水面直下を意識したルアーでしばらく通すも反応はない


大きめのルアーに反応が無いのかと思いスネコン90sで同じラインを攻めてみる


少しづつ流すラインをずらしながら投げること3投目、じっくり手前までリーリングし手前5mくらいの位置で回収しようか?ってところで、コン!と小さなアタリ

直ぐ合わせを入れると次の瞬間目の前でジャンプしエラ洗い

そんなに緩くしてたはずのないドラグが鳴りずるずるラインが引き出される


潜らせては浮かせを繰り返し、浮いてきたところ無事ネットイン


あまりの嬉しさに川の真ん中で1人「よっしゃ〜!」と叫ぶ男(笑)

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頭を見た瞬間、デカい!


陸にあげ計測してみると83㎝の立派なランカー


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辛いかった局面での価値のあるランカー

本当に辛い思いをした約1ヶ月

全てを忘れさせてくれる鱸と出会え、そこには感動しかありませんでした


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これからまた雨が降りいつものホーム河川に戻ってくれる事を信じまた通い素晴らしい鱸と出会いたいと思います



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