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2020ダイワ新製品展示会 「2020 DAIWA NEW STYLE COLLECTION」に行ってきた

2020年1月8日大阪で行われた、メディアや問屋、小売店を対象に行われたダイワの新製品展示会「2020 DAIWA NEW STYLE COLLECTION」に行ってきました。

これから話題になる、リール、ロッドの新ブランドや新モデル、そしてシーバス新ルアーなどを一挙に紹介します。







この記事で紹介しているアイテム数

リール 3アイテム
ロッド 1アイテム
ルアー 6アイテム





リール



現行15年モデルの機種が最新標準化で登場


ルビアス2020年モデル




ミドルクラスの売れ筋モデル『ルビアス』がフルモデルチェンジ。

当然、全てのソルト対応モデルはダイワが推し進めるLT化によりコンパクト&新番手になっている。 パワーや耐久性に寄与するモノコックボディなどフラッグシップで既に実証されたテクノロジーも搭載。

軽量性を追求し、150gにまとまったフィネスカスタムもライトゲームユーザーには注目。


メーカー希望価格は4万円付近、なので…店頭価格3万円前後が予想されるニューモデルは2020年2月デビュー。


スペック表








レブロス2020年モデル




コストパフォーマンスの『レブロス』の新モデル登場。


昨今、いわゆる1万円切り…どころか実売5千円クラスのリールですら、ルアーゲームに耐えうる、かなりの性能を有しているのは、実際に使ったことがある人の間では知られている話。

やり込み系アングラーが多いfimoでも、余りやらない釣りや、余り使わないラインの番手など、セカンドリールの候補として検討してみてはいいかもしれない。


スペック表









NEWソルティガ 2020年モデル




ブレイク ユア レコード

8000番以上がラインナップする大物専用リールのソルティガに2020年モデルが登場。








高剛性アルミエアローターは高強度と低慣性を高次元で実現と説明がある。





表を見る限りでは、旧モデルよりも、極限時における性能劣化が無く、より限界域まで到達できる、という認識でよいだろう。

正に自己記録を超えていく為のモデルチェンジ、2月登場予定。


また、キャスティングでの使用を想定したHモデル、ジギングを主体とするPモデルが用意され、ハンドルの形状が異なるので、購入の際は注意しよう。



スペック表







ロッド


新ブランドがリリース


オーバーゼア(ノーマル)&AIRモデル

※ノーマルの表記は記事作成上で編集部が分類しやすい為に付けたもので正式名称ではありません。




広大な、いわゆるオープンウォーターでの釣りを想定したことによる、10フィート以上のラインナップ。

フラットフィッシュからショアジギング、大型のプラグを投げることが想定されているモデル。






AIRに対して、ノーマルモデルは廉価版という認識でよいだろう。装飾だけでなく、搭載されたテクノロジーやカーボン比率など使用しているブランクスは異なるが、実重量に関しては誤差の範囲と言える。



スペック表




3月発売予定、AGSモデルはこの時点では無い模様。





ルアー

ここで紹介する展示内容はシーバスが中心となる。
他にはバス用が主に展示されていた。

※使用フックは表記の通りお伝えしている為、種類については編集部では回答できません。ST46の可能性があります。




モアザン クロスカウンター125F




小沼プロ監修の、ただ巻きで食わす為のシャローレンジ攻略を想定したリップレスミノー。

同サイズのリップレスミノー、例えばコモモカウンターよりもウェイトは2グラム程度軽く、ある程度の流速がある状況でドリフトで使う為のルアーとは、全く設計のコンセプトは異なると言えるだろう。

巻いて勝負の流速に入った瞬間がバイト、そういう使い方がメインになるのではないだろうか。





内部構造としては、最新のダイワルアーに搭載されているマグロックとRシステムを更にサクサス加工で強化、とある。

これはフックで使用されている滑りが良くなる表面加工の技術をシャフトに採用することで、ウェイト移動に抵抗が無くなり、立ち上がりの良さに寄与する、という事が想像される。


サイズ 125mm 15.8グラム
使用フック #6トレブル

4月発売予定 希望価格 2050円





モアザン スラップヒッター120F/S




小沼プロ監修、ウェイク(水面引波)ベイトとしてのFと、ジョイントシンペンとしてS、フローティングとシンキング、2種類が異なるジャンルで作られている事が珍しい、知る人ぞ知るハマクル辺りを彷彿とするルアー。


テールには、付けようと思えば、更にフックを足すことも可能なフックアイがあるが、フックではなくフェザーのみを足すフェザーチューンで、よりスローに、よりワイドに変化させるなど、カスタマイズの幅を広げるパーツ、と捉えたい。


サイズ 120mm F15.5グラム S20グラム
使用フック #6トレブル

4月発売予定 メーカー希望価格 F1940円 S1980円





モアザン バレンテ90S




山内プロ監修の、頭のメタルブレードが特徴的なシンペンに属するルアー。

通常のラインアイの他に、メタルブレードに開いた穴もラインアイとして使う事を目的に、1つのルアーで2通りのアクションというテーマで設計されている。






上アイ使用時は、その形状から想定される通りに、スローでワイドなスイングアクションで使えるのだが、シンペンではありがちな、ロッドアクションを入れるとラインに絡む事がない様に作られており、イレギュラーなダートアクションも狙えるらしい。

下アイ使用時ではタイトバイブレーションに変化、と説明があり、ワーム的な、いわゆるI字系ルアーとして使えるのではないだろうかと期待する。



サイズ 90mm 11.8グラム
使用フック #10トレブル #2リング

4月発売予定 メーカー希望価格 1650円





モアザン シャロールスリム98F SSR




顔はサヨリに見えるが、山内プロ監修のシャロール75Fバチ対応とされるスリムタイプ。

オリジナルモデルよりもロング化している事もあり、ロールするアクションはより抑えめになっている。

また、5.6グラムと軽量ながらもテストによる平均飛距離は41.7mと、マイクロベイトが入るシャロー域を想定したゲームでは十分な飛距離だろう。

磁力を活用した重心移動システムを活用して、立ち上がりも良いらしい。アングラーの反応速度がシビアなマイクロベイトに対するライズ打ちでは有効になるかもしれない。




サイズ 98mm 5.6グラム
使用フック #10トレブル

4月発売予定 メーカー希望価格 1600円





ショアラインシャイナーZ バーティスR125 F/S



ショアラインシャイナーZバーティスが最新技術でモデルチェンジ。

何が大きく変わったのか、といえば飛距離となる。


細かい内部構造を話すと長くなるのだが、結論として旧モデルに対しての飛距離テストの結果は以下と公表されている。

旧モデルF Max71m 平均66.5m
新モデルF Max77.5m 平均73.5m


ダイワにおける120mmクラス、パイロットミノーとして常に最高の飛距離を求めていく必然のモデルチェンジ、その現在地。


サイズ 125mm F 20.5グラム S 23グラム
使用フック #5トレブル


4月発売予定 メーカー希望価格 F2100円 S2150円




モアザン ガルバスリム110S




大野プロ監修のガルバスリムが80Sからのサイズアップモデル。

説明の限りは基本アクションに変化などはない模様だが、重心移動システムは磁着重心移動システムと記載があった。恐らくマグロックの事だと思われるが、マグロックと表記が異なるのはよく分からなかった。

(追記)

マグロックとは磁力で、シャフト内にあるタングステンウェイトを保持するシステム※のみを指すもので、球状のウェイトボールを磁力で直接固定するものが磁着重心移動システムと呼称するそうです。

※タングステン製のメインウェイトは磁石では保持できない為、シャフト後方に配置した磁力用のサブウェイトで挟み込む事により、メインウェイトを保持するダイワ社が特許を持つシステム。


画像
ダイワ社サイトより






80Sからすると、大幅なウェイトアップが行われており、重量というだけでも純粋な飛距離アップが想像される。

80S → 10グラム
110S → 22.5グラム


よって、レンジや使用速度が若干、異なるかもしれないが、大野ゆうき氏の詳細解説を聞きたい所である。

大野ゆうき氏 ブログ



サイズ 110mm 22.5グラム
使用フック #4トレブル



4月発売予定 メーカー希望価格 1980円



次回は、より各製品の詳細に迫る、解説動画をお届けします。
 

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