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山田 大輔

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千葉リバーゲームの書~その壱



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朝晩、部屋の外に燕が現れる様になりました。


季節の変化は野生生物の方が敏感。

毎年決まった時期にちゃんと決まった所にやって来ます。


河川の魚達も例年より少ないとは言え
ちゃんとやって来てくれています。




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BlueBlue 【Narage 65】ラフブルー



しかし、年々魚達も学習するのか?
それとも、個体数がまだ少ないのか?

「喰わせ」には、かなりのコツが必要になります。

特に、今年のチヌは見切りが速い。

追尾してくる距離が、
明らかに短くなっています。

やる気の有る個体ならば
速いリトリーブでも反応してくるのですが、
恐らく一匹、二匹でしょう。
それも、何回もは通用しません。
そして、雨による水温の上下も、活性に大きな影響をもたらします。




そんな相手に、どの様にアプローチしていくのか。



1つは、上げ潮。

上げ潮に乗って、餌場に到着したてのやる気の有る個体を拾っていくのも有効な戰略だと思います。


しかし、河川で一番のゴールデンタイムは、
やはり下げ。


シーバスマガジンさんでも書かせて頂きましたが、
何回か訪れる「究極のタイミング」を逃さない事が大切。

「魚が向きを揃えるタイミング」
「ベイトが、動くタイミング」
「ベイトとの距離が近付くタイミング」

このタイミングをシッカリと見極められれば、比較的イージーに魚と出逢えるでしょう。

じゃあ、その他はダメなのか?



そんなことは有りません。


私が意識しているのは、

「見せる」
「追わせる」
「喰わせる」

と、言う事。


先ずは、「見せる」

これは、警戒してストラクチャーぎりぎりに潜んでいるチヌの目の前に静かに、シッカリとキャストさせる。

ナイトゲームの多い私は、中々暗がりで見えないピンポイントにルアーを届ける事は至難の技です。

特に、流れの効いていない水中が静かな
時は、「着水音」の大小は釣果に多大な影響を与えます。

なるべく静かに着水させる事を心掛けて下さい。


当然、ストラクチャーにバイブレーションを撃ち込むので、ラインも太めが良いでしょう。


これらの事を考えると、この様な場合は
ベイトTACKLEを選択。

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APIA【foojin'R】BEST BOWER B83MX
強目のベイトTACKLEはこのような状況に
マッチします。



そして、ルアーにも一工夫。

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特に、私がバイブレーションに取り入れている

「two one」フックセッティング

ヘビーカバー攻略、
そして
不要な根掛かりや、スレ掛かりを激減させる目的の他に、
リアが軽くなる為に、Narageの低速波動性能を更に促進する事が出来ます。

スローバイブレーション Narage
これを、更に低速域や、弱流速でも
動かせる様にする目的も有ります。



そして、「チヌじゃらし」と称して実験中のシリコンフェザーチューン。

生命感の演出と、追尾してきたチヌのバイトをリアフックに集める目的で、装着していますが、今のところ「釣れなくなる」事は無いです。
しかし、着ける位置や、量、長さによって、ルアーの動きを制限してしまう為に、
そのセッティングは難しいですね。

こちらも、色々とやっています。


「スローに見せる」他にブリームゲームで大切なのは「カラー」

色識別能力がシーバスより優れていると言われるクロダイ。

ルアーカラーによっても釣果に大きな差が出ることも珍しく有りません。

その日の
「光量」
月齢、濁りによって替わります。
「温度差」
季節によって違う事も有るようです。
ブラックバスでも、囁かれる話しですね。
こちらは、マダマダ検証中。

原因は判明出来ないですが、明らかにその日のヒットカラーが明確に出るのが面白いです。

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BlueBlue【Narage 65】レッドタイガー

手持ちのカラーで、この日はこのカラーにバイトが集中。

こんなことは、珍しくは有りません。


その他に例年ですと私は、

赤、ピンク、黒、チャート、緑、
そして、ケイムラ。
この辺りをローテーションします。
ホロは、光量や水色で選んでいきます。



そして、シルエット。

これは、ベイトサイズや、タフな相手、
そして、レンジによって使い分けますが、

とりわけ、10g前後の軽量小型バイブレーションは河川での出番は多いです。


「軽い」
「小さい」

これのメリットとしては、
・浅いレンジでも引ける
・更にスローに引ける。
・プレッシャーを与えづらい
・ハクやエビ、カニ等小型ベイトの演出
・ロッドアクションにおける操作、演出が容易で有る。

事などが上げられます。

デメリットとしては、
・飛距離がヘビーウエイトより落ちる(かるいからね)
・一見アピールが弱そう。(そうでもない)
・激流に弱い。(そりゃそうだ)

うーん。
デメリットと言うよりは、当たり前の事。



むしろ、
「ピンを狙って、シッカリと喰わせる」
事が出来るアングラーならば、小型バイブレーションの爆発力は御存じだと思います。

私も大好きです。

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BlueBlue【Narage 50】ブルーブルー


こちらは、まだプロトですが、
今月末には皆様に御目見え出来るかと思います。


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大まかに特徴を。

50mm 12g

・小さいクセに、良く飛ぶ❗
・小さいクセに、しっかりとした波動❗
・小さいクセに、操作感抜群❗

そして、BlueBlueLure'sの特徴
「絡みづらい」
も、シッカリと継承。

キャスト弾道もブレ無いので、ピンを射抜く能力も高く、
ヘビーカバーや、橋脚撃ちで威力を発揮します。

ベイトTACKLEでも、そのストレスは皆無。


そして、絡みづらいと言う事は、アップクロスでのリフト&フォール時に多大な恩恵が有るのは、Narage 65でも共通する所。

テーリングせずに
「全てのキャストが最後まで生きる」
と、いうことですね。


そして、「浮かび上がりやすい」「低速波動発生性能が高い」為に
通常よりルアーをスローに引けるので、
ロッドアクションと、リトリーブスピードによって、魚にジックリとルアーを見せて
ロックオンさせる事が可能になります。

干潟や河口部の様なオープンウォーターにおいて
飛距離&シャローレンジに「12g」という設定もナイス。



浅いレンジでも、シッカリとボトムを意識したスローリトリーブが可能。

勿論、流れの中でも、遊泳能力は高いです。




ナイトゲームや、これから梅雨時期の増水マッディーウォーターで、バイブレーションをスローに引くことは一番大切な事となってきます。

この様な場面で、活躍してくれる事は間違いないでしょう。




そして、今回はクロダイを意識したカラーも追加ラインナップしてます。

そして、紫外線発光も増えました。

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夜光、蛍光、紫外線発光。

恐らく、光の照射や、蓄光、
人間では特殊な光線を当てなくては認識出来ないこの様なカラーも
魚達にはハッキリと認識出来ているのだと思います。


私もリバーゲームを続けている中で、
シーバスにしても、クロダイにしても
「ケイムラ」と言う素材は、要注目マテリアル。

満月の暗所、街灯周り、デイゲーム。

ケイムラに好反応する確率は、高いです。
(私のフィールドでは)

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ケイムラ シリコンラバーも、実験中。

釣れています。
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話しは反れましたが、
先にも陳べた通り、クロダイの色識別能力は高く、その日のヒットカラーが明確に別れる事も珍しくは有りません。

なので、いかにしてヒットカラーを見付けるのかも、楽しみの1つですね。




あれ?何でしたっけ?

まだ、「見せる」でしたね。

言いたい事は、マダマダ有りますが、
この章はこの辺で終りにしておきます。



つづく。




APIA
http://www.apiajapan.com/sp/

BlueBlue
http://bluebluefishing.com/m/

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