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山田 大輔

千葉県

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ダブルランカー。




三寒四温。
毎年のように言っているが、
アングラーにとって、
とても辛く、もどかしい季節だ。


せっかく、パターンが見えて来たとたんに
気温が下がり、水温も低下。

また、1からパターンを探すの繰り返し。


それに、潮のタイミングも重なるので、
シーバスを追い求めるゲームには、
チェックメイトは無い。




しかし。。。。


寒い。((+_+))


特に大潮前から降りだした雨と気温低下。
加えての増水、土茶濁り。


水温は下がり、ベイトっ気も消えた。

当然シーバスの気配も消える。



狙っていた潮回りだったので、
スッカリ狙いが狂った。






釣れているエリアに行けば良いだけの話だが、俺はホームの川に拘り続ける傾向がある。

川の釣りが好きなのも有るが、

超が付く程の偏屈者なのだろう。



タフであっても魚は何処かに居る訳で、
ここで、この状態を克服出来なければ、
何処に行っても、たいした釣りなど出来っこないと、自覚もしている。


結局、
何よりも、このホームが大好きなのである。





考えてても仕方がない部分も有り、
フィールドに通うしか無い。


夕方の下げは?
深夜の下げは?

はたまた上げ潮か?
朝マズメか?


気になるタイミングは
全て行ってみる。



流石に低気温、低水温な為に、長時間のウエーディングはキツい。



1日に何度か釣場に出向き、
その時々の水に浸かる。




夕方撃ち、一度帰宅。
夜中に再びポイントに浸かる。

そんな、生活を延々繰り返す。



釣れない(見えない)時ほど、
色々なことをしなくてはいけない。






結局
厄介なのは水温低下だった。

「あと水温が1℃でも上がれば。。。」




恐らく、風が無く1日晴天の日さえ有れば。。。



そんな事を考えながら、前日も極寒の川から上がる。

この日も2回出動の2回ともアタリ無し。

寒すぎる。。(ーー;)




ZIPPOの炎に凍えた手をかざしながら
帰路につく。


こんな寒さじゃ、きっと魚も。。。











その日は、比較的穏やかな日だった。

とは言え、最高気温は8℃程だった。



川は相変わらず、ベイトの気配は無い。


しかし、前日と違うのは「水温」
最近は細かく温度計で計ることなどはしなくなってしまったが、明らかにウエダーから伝わる水温が心地好くなっていた。



こんな時が、チャンス。







先ずは夕マズメの上げ止まり前を狙う。


ルアーはShalldus 20。


キャストしてから少し早めにリトリーブをして、広範囲を探っていく。




すると、1ヶ所で軽いチェイスが有った。


「そこか」


チェイスが有るのは良いことなのだが、
「レンジスピードが合っていない」から
チェイスで終わってしまっていると、考える。


暖かく感じていても、やはりシーバスの活性は低いのか?



やはり
「ボトム~中層ゲーム」と判断。


今度はスローに、そして、レンジを下げて
、チェイスの有ったポイントを通してみる。



Shalldus20を、1度着低させてからゆっくりとチェイスの有ったレンジまで浮上させていく。


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ボトムからシーバスを引き上げてくるイメージ。



「ゴン!!」




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BlueBlue Shalldus 20
チャートバックデカレンズホロ



ショートバイトの個体も
ルアーの見せ方を変えるだけで、
こんなにも深いバイトが出る。



今度は、BLoooWIN! 80Sで攻めてみる。

しかし、今日は通常#8のフックバージョンではなく、少し番手大きな#6のフックを装着したバージョンを投入。


水深も深い時間帯や、流れの速いタイミングでもフォールスピードを上げ、ノーマルよりも1枚深いレンジを流せる様にしたお手軽チューン。



80Sでは浅い。
140Sでは深い。

そんな時に試してもらいたい。




で、
やはりクロスからの「気絶ドリフト」



「コン!」


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まだ喰いが浅い。





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ナンか、今日はこのチューンが良いようだ。




続けてキャストすると、
2、3投で再びチェイス!


流石に見切られてきたか?


すかさず、Shalldus 20に戻す。
攻めかたは先程と同じ。


ボトムを取ってから、ユックリと上昇させてあげる。



「ガン!ガン!」

「ガンツ!!」




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BlueBlue Shalldus 20
ピンクチャートクリア


何度もチェイスしながらShalldus 20を
追ってきた82cmのランカー。
ランカーのクセに、スゴいチェイスの仕方。。。




シッカリと重みが乗るまでフッキングを我慢してからアワセるのが良かった様だ。





シャルダスは、特にこの追い食いが
多いルアーだと思う。

これは、スイッチを入れたら最後まで
引き付ける力が強い為だろう。




一方
BLoooWIN!は、スローに見せても見切られにくい。

フックアウトした個体でも
再びバイトしてくるのは、今のところ
このルアーしか知らない。









そして、潮止まり。


少し休憩を入れるつもりが、
直ぐ様下げの流れが効いてきた様だ。



立ち位置を変え、
再びBLoooWIN! 80Sの#6チューンを投入。

勿論ここでこそ「気絶ドリフト」



最初は普通に行く。
ピンへのアプローチは、こんな感じ。


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緊張のレッドゾーンに差し掛かる。
毎キャスト、ドキドキする静寂。

神経を研ぎ澄まし、イメージを膨らませる。



少しずつアプローチの角度を変えて行き、
BLoooWIN! 80Sを
「気絶しながらも、コントロール」
していく。


動かし過ぎないアプローチの真骨頂だ。
静寂の駆け引きが、とても楽しい。





答えは3投目に出た。







「ゴーン!!」



ヒットからデカイのは解ったが、
凄まじいファイト。

体をローリングさせながら暴れる、
厄介なファイトをしてくる。




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その、激しさから、
70台の個体を想像したのだが。。。。





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BlueBlue BLoooWIN! 80S
ブルーブルー(#6チューン)




先程と同じか、81cmってところか。
しかし、この子のほうが断然ウエイトが有る!

素晴らしいランカーだ。











次は、Shalldus 20にチェンジ。



「ゴン!」


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BlueBlue Shalldus20
ピンクチャートクリア



「ゴン!」



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BlueBlue Shalldus 20
チャートバックデカレンズホロ



正に「ヨルダス」メゾット炸裂!
全て良型のヒット!



この低速でもアピールし続けるブレードの強烈なローリング波動。
Shalldusの夜間のメゾットは
本当に強い。









しかし、BLoooWIN! 80Sの「気絶ドリフト」は、更に強い!
これだけ抜いた後でも喰わせる事が出来る。



「ゴン!」

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BLoooWIN! 80S
ブルーブルー(#6チューン)



「ゴーン!!」


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BLoooWIN! 80S
ブルーブルー(#6チューン)


今日はブルーブルーしか、チューンしてこなかったが、大正解だったようだ。
ノーマルではバイトが薄かった。

今度は、他のカラーも用意してこよう。


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名誉の傷だらけ。





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(下が#6チューン)

レンジとアクションが、当たったのだろう。





しかし、シャルダスも凄い。
最後はこんなゲストも。

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懐かしの「俺のヘラ」。
興味の有る方は「バックナンバー」を探してみてください。(笑)

しかし、何喰ってんだ?
(ーー;)





この辺で、今日は終了する。


Shalldus 20と、BLoooWIN!80Sを軸に
動きの違い、誘いの違い、アプローチの違い等を駆使して、
素晴らしいランカーとも出逢えた。


勿論
一晩に続けてランカーに逢えるなんて、
このエリアでもそんなに多い事ではない。


この日は運良く、完全にエリアとタイミング、
そして攻めかたもアジャストすることが出来たようだ。





だがしかし、
このタイミングに巡り会う為には、
何日も何日もフィールドに通うことで
見えてくる事なのは言うまでもない。





リバーシーバス・ウエーディングゲーム

情報だけ集めて、そこに行くのも
良いのかもしれない。



しかし
辛くても、眠くても、
自分自身がそのフィールドに立ち、
そして毎日自然を体で感じる事で、このゲームは成就すると思っている。


それが、ウエーディングゲームの楽しさだし、リバーシーバスの楽しさだと思う。



そして、
ホームでモンスターを求める気持ちが、
モンスターを引き寄せると、言うことなのだろう。






今日はチェックメイト出来たのかも知れない。

しかし、明日はまた解らない。

今日ですら、本当にこれがベストだったのか?とも、考えてしまう。





そう。

その答えを探して、また明日も水面に体を預けに行くのだろう。



また、1から答えを探して投げ続けるのであろう。



マダマダ見えない、

「その夢」に向かって。







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今月末発売予定。
是非、御期待してください!

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BlueBlue

http://bluebluefishing.com/m/

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