プロフィール

山田 大輔

千葉県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/5 >>

1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:37
  • 昨日のアクセス:32
  • 総アクセス数:815815

QRコード

Shalldus 20 で攻める!




発売から2ヶ月近く経ちました。
Shalldus 20

egx4t28oh8jm82m3ngx5_920_518-ddb34199.jpg


皆様、良い釣果を叩き出していらっしいますでしょうか?



巻くだけ、簡単、魚がワラワラ。


全国のシャローレンジでのブレードベイトの効果は想像を絶する威力が有ったと思われます。



私の釣行styleでも、
今やシャローレンジ攻略の主軸になっているShalldus 20



そして、夜間における「ヨルダス」効果は
ルアーフィッシングの新しいカテゴリーを切り開いた革新的な釣法となっています。





しかし、「いまいち使い方が解らない。。。」

「釣れない。。。」



と、言ったお声も有りましたので、
今回は私流のShalldus 20 の使い方を書いてみます。






先ずはShalldus 20 とはどの様なルアーなのか。


シンペンの後ろに、ブレードが付く事により、
シャローレンジでもユックリとブレードで誘えるルアー。




このブレードの力は、フラッシングと
連続して発生する波動。



小魚の様な細かな連続波動は、
とても集魚力が高く、連続したトレースでも、比較的見切られづらい。


ブレードの回転抵抗と、揚力を生みやすいボディー形状による浮上効果で、18 gのウエイトながらユックリとしたリトリーブ
で、シャローレンジを引いてくる事が可能。



飛距離も出る。






まさにシャロー(レンジ)攻略では、良い事ばっかりのルアーなのです。




が!



問題となる事が1つ有ります。



それは、「安定しすぎている波動」

rmi2pi6e78cfssovs7uf_920_518-3b0080cc.jpg

これにより、
「最後まで魚を寄せてしまう」

と言う現象が発生しやすく、

魚にアングラーの姿を見られてしまうと言う問題が出てきます。


pmfhtsmn233akb8oba6m_920_518-e0201d97.jpg


何故なのか?


それは、一定リトリーブでの集魚力は強いのですが、
「波動の変化」が出ずらい為に、

魚にとって
バイトチャンスが無い
と言う問題が出てしまうのです。

簡単に言えば、「襲うタイミングが無い」
と言う事。


フィーディングモードの魚が多数居て、
互いに競いあってベイトを襲っている時や、
捕食しやすいポイントで、待ち伏せている場合は、
捕食しやすい様にリトリーブするだけで
勝手にバイトする場合も有りますが、
大抵の場合、
獲物に狙いを定め、追尾し、
「動きが変化した時に襲いかかる」
のが捕食のパターン。


Shalldus 20 の様に安定しすぎている波動のルアーだと、襲いかかるタイミングが見つけられなく、最後まで着いてきてしまう現象が起きてしまいます。


その逆に、SNECON はその動きの変化を勝手に多数回演出してくれるルアーです。




そう。
なのでShalldus 20 を使う場合、
積極的に挙動変化を演出してあげる事
が、大切だと考えています。




Shalldus 20 をリトリーブしていると「ズーン」とリトリーブが重たくなります。

この時がシッカリとブレードが回っている合図。
慣れてくると、ブレードの細かな回転が感じられると思います。



回転はとても良いのですが、
自然相手の遊びなので、着水状態や流れの変化、ゴミ等によって、
時折ブレードが回っていない時も有ります。
これも、1つの動きの変化。

しかし、積極的にバイトを仕掛けて行くには、このブレードが「引っ掛かった状態」は、あまりよろしくない。




これを治すのに、私は
リーリングジャークと、アッパージャークを同時に行い、
ブレードの止まりを治します。


このアクションが、時にとても効果があります。


急激な上昇加速動作は、「逃げるベイトを演出」してくれます。



リーリングジャーク単体、
アッパージャーク単体で、
ブレード回転の強弱
を作るだけでも、バイトチャンスは増えていきますよ。



これが、1つ。
ブレードを治す以外、通常航行時にも行う
「加速の食わせ」です。


5mctxz8xob5pa7fzeau3_920_518-94dc39f1.jpg



de46w34n8tbepnyx4i72_690_920-cc4de40e.jpg

beyxhjbkvmz9rzjv2g8e_683_920-4b2b084a.jpg
Shalldus 20 ピンクキャンディー




そして、もう1つは、急激なフォール


一定で発生していた波動が急激に無くなり、
下に落ちていくアクション。

Narage 等のバイブレーションルアーでの効果も高いですが、Shalldus での
このアクションも効きます。


リトリーブから、リーリングを止めてフォール。
こちらはとても簡単。

e939xr74z7uga2bj2xts_920_518-2cd62877.jpg







これの応用で、河川などの強い流れに乗せて、
ダウンに差し掛かったらリーリングを止めてラインを少し張りながら落とす。

ルアーがシッカリと上流を向いているならば、
ブレードがヒラヒラスロー回転しながら落ちていく

キリモミ・フォールしていきます。

これは、まだ秘密の大技なので、
他の人には内緒にしておいて下さい。
<(_ _*)>



昨晩はこのパターンでチヌもキャッチ。

y2eiwht8nbi5uj7cmced_772_920-db1baf0c.jpg

uj7d6xf8moeh2gtpg2so_920_691-040e74f2.jpg
Shalldus 20 房総サンセット
(M.N.D.S )




これ等の「加速」「上昇」「フォール」と言ったアクション。

これらも、潮目等の流れの変化や、
ブレイクや、ストラクチャー周辺と言った
地形の変化した辺りで行うと、効果も倍増してきます。


そして、私はブレードチューンもしています。

夜間や、濁りの強い時、そして更にユックリ、更にシャローを。


スローに引けるShalldus 20 なのですが、

そのブレードをコロラドタイプに変えることによって、波動の質を大きく荒いモノに変えた

マッディー・ナイト・デッド・スロウラー
(M.N.D.S )


と、言うチューニングを施したタイプも使用しています。

(上の房総サンセットがそうです)

この他、ウィローリーフでも、タイプや大きさを変えるタイプもテスト中。



この様に波動の大きさや、質をその時々に変えてみる楽しみもShalldus 20 には有ります。


ただし、Shalldus 20 のブレード部のスプリットリングはブレードの飛びを防止するために、軽く溶接されています。
私はこれをニッパーで壊してから付け替えていますが、

交換の際は、くれぐれも破損や怪我に気を付けて、あくまでも改造は自己責任で行ってください。(保証はしかねます)






とにかく、絶大な集魚力を誇るシャローブレードShalldus 20

この様に
積極的な食わせの間を仕掛けて、
これからのシーズンも、楽しんで下さい!





※お詫び
大好評につき、メーカー在庫完売で、
各地で品薄となり
皆様には御迷惑をおかけします。
まだお持ちで無い方は、次回の生産をお楽しみに!




ypw5w8zhg4x6ras9dhfo_400_400-b5da3345.jpg
Shalldus 20




4fk45wchebev4k98eyfc_240_240-2c569053.jpg
http://bluebluefishing.com/m/

コメントを見る