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新製品【グリード】インプレッション

今月末にLONGINより新製品、『グリード』が発売となります。

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カテゴリーとしては同社初となるメタルジグ。
私自身、特に田舎へ帰省した際に最も使用率の高くなるカテゴリーということもあって、とても楽しみにしていました(^_^)

ということで、今回のログでは、使用におけるインプレッション記事を書いてみたいと思います。

使ってみて、一言で言ってしまえば、メタルジグに求められる基本性能を徹底的に磨いた結果、とても快適に使用出来るルアーに仕上がっている、と感じています。

では、おかっぱりで使ううえでの【メタルジグの使い勝手】って何??ってところから。

大きくは3つあると思っていて、

①キャスト
②フォール
③アクション


の3つの要素を、どれだけストレスなく行えるかってことだと思ってます。

書いてみれば当たり前のことですが(笑)以下にてちょっと詳しく…。

前提条件として、グリードの形状としては若干センター寄りのリヤバランスになるのですが、この形状の特徴としては、後ろに重心があることで後方へルアーを引っ張っていく力が働きやすいことにより、飛行時の姿勢が安定しており、沈みが早く、ただ巻きではパタパタとウォブリングして泳ぎやすい、という点が挙げられます。

おかっぱりで使用するメタルジグの基本型とも言える形状なのですが、以上の前提のもと、各要素について書いてみます。

まずは①について。

書くまでもありませんが、キャスティングで使うメタルジグは飛んでなんぼ。

高速回遊魚のナブラを打つ際には何れだけ遠くまで撃ち込めるかの勝負になりますし、魚が沈んでいる際にもどれだけ深く遠い場所を探れるかの勝負になってきます。

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釣果という意味でもそうですが、単純な使い勝手という意味でも、飛行姿勢が悪く飛ばないジグは使っていてストレスが半端じゃありません!

言うまでもなく、グリードはリヤバランスと小粒なシルエットの絶妙なバランスにより、ブレることなく一直線にカッ飛んでいきます。


次に②について

もちろん狭い範囲を細かく探る際にはヒラヒラと舞落ちるジグも有効なんですが、まず大前提として『素早く正確に』狙ったレンジにルアーを送り届けることができるのがメタルの釣りでは基本…水深のあったり流れのある場所では余計に潮に流され過ぎず、潮の壁を突き破って落ちていくこと。

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テトラの間や壁際ならその小さなピンスポットの中でブレずに落ちていくとが、パイロットルアーに求められる性能です。

シーバスの岸壁ジギングをメインにテストされたグリードは、とにかく壁際を正確に落とすことを念頭に開発されました。

小粒なシルエットで、後ろの重心に引かれ余計なアクションをすることなく高速でストン!と落ちていきますので、手返し良く落とすことが出来、大変快適に使うことの出来るルアーに仕上がっています。

逆に言えば狭い範囲をネチネチと探るような展開は苦手となりますので、そう言った釣りには扁平なジグでフォローしてやると良いかと思います。

最後に③について。

先述の通りグリードはリヤバランスのメタルジグではありますが、オフショアの深場で多用するティアドロップ型(雨垂れ型)のような極端なリヤバランスと言うわけでなく、『若干の』リヤバランスでして、キャスティングからの斜め引きでのスイミングアクションにもこだわって作られたルアーです。

水を切っていく刃物の断面の様な独特のヘッド形状により適度な巻きの抵抗を残しつつ、高速で引っ張った場合にもジグの回転を抑えてパタパタと泳ぎ切ってくれます。



逆に言えばスイミングやショートトゥイッチによる細かいアクションは得意なのですが、ロングジグのような幅の広いスライドアクションは得意でないので、その辺はジグの使い分けですね!



以上、簡単に書かせていただきましたが、メタルジグとしてはごくオーソドックスなタイプですので、条件を選ばず幅広く使えるジグだと思っています。

グリードにて、シーバスの岸壁ジギングはもちろん、色んな美味しいオカズを是非ともゲットしちゃってください(* ̄ー ̄)

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PS フックセッティングにて、ちょっとご質問を頂きましたので、追記。


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写真の通り、シーバスのジギングにおける一般的なセッティングを応用した自作のチラシ針のアシストフックのセッティングですが…シャクリやリトリーブで食わせるケースであればリヤを2つに、フォールで食う場合はフロントを2つにしても良いかと思います。

リヤにトレブルを付けても良いのですが、ラインを拾う原因になりますしバラシ易くなることもあり、自分の場合はアシスト×2としています。

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