夕方までの用事を済ませた後、軽く仮眠をして、出撃。

タイトルの通りなのですが、ハイシーズンの釣果を左右するベイトとしてはママカリ…関東でいえばサッパが重要なファクターとなるのですが、10月も中旬となれば、それなりに安定してこのベイトも入って来ている時期となります。

そして、先日までの南風から北寄りの風に変わってから、どのようにフィールドの状況が変わっているのか確かめるべく、いそいそと釣り場へ自転車を走らせます。



釣りはじめは、流石に小潮回りということもあり、流れはトロトロ。

とはいえ、岸際にライトを照らしてみるとチョロチョロと走り回る小魚の影は確認できていたので、後は流れの効き具合でどうにでもなりそうな感じ。

手前は全く期待出来そうにない状態だったので、最初は？？？（プロト）を手に取って、沖の流伸近くに探りを入れていきます。

程なくして、ヒット。



まだまだテストサンプルの途中なんだけど、現状でもしっかりとこのカテゴリーの中での差別化と新しい特性が活きていて、かつ、釣れるアクションを具現化している、このルアー。



メーカーとのかかわり云々抜きにして、1人の釣り人として、完成を楽しみにしている次第です。



これでも十分釣れるんですけど…　

伊藤さん、柿の種のサイズをチョイとだけ大きくした場合と、ウエイトを中央からややフロント側へ、プラス3gしたらどうなるのでしょうか？



釣れることは、良く分かった。

取り敢えず、もういいや　笑



その後も何本か掛けた後、それなりに流れも効いてきたので、ここからはフランキーへスイッチ。



良い条件の時に、真っ先に良い魚を拾ってくる。



それが「サーチベイト」として位置付けられた、このルアーの役割なんだろうけど、単なる特効隊長としてだけでなく使い方の幅もあるところが嬉しいところ。

お使いの方は良くお分かりかと思いますが、流れの強さによって絶妙にその引き抵抗が変化するのですが、引き抵抗の変化とは言い換えれば潜航している【レンジの幅】

ロッドティップに軽く重さが乗っているときは水面直下20センチほどをフラフラと泳いでいるのですが、流れを受けてしっかりと重さを感じている際にはおそらく1m近く潜っています。



なので、同じルアーでも水受けの強さを変えてやることによって、時間帯によってコロコロと変化する魚のバイトレンジを探り当てることが出来るということになります。



もちろん、その場合にはリトリーブのスピードも変わってくるので、その辺の誤差は考慮する必要はあります。



【釣れる重さ】が分かれば、あとはそれを繰り返すだけです。



シャローとブレイクがおりなす流速差の中にルアーを馴染ませて、ズシッとした引き抵抗の重さから、フワッと抜ける感触が手に伝わった際に



グググッ！！




まさにシャローにおける釣りのお手本のような、釣れ方です。




散発的にライズする、ピンに着いた個体についてはジンペンによる誘い出しにて。



チビスケでも狙って釣れると、妙に嬉しいものですね。


連発はしなくとも、フランキーで獲れない魚を獲っていくにはトップのローテーションも面白いかもしれません。



その後も色々と試しながら、魚との駆け引きを楽しみ、さすがに眠くなってきたところにて、納竿としました。

まぁ、この日については、全くヒネリの無い釣りではありますが、フィールドの状況にも恵まれて、秋らしい数釣りが楽しめました。





しかし、その次の日…

前日の好釣果に調子の乗って、ちょっとエリアをずらして釣行してみたのですが、これが大ハズシ

40ソコソコのサイズを３本ほど掛けて、その後は全く反応が無く、直ぐに眠くなってしまうという…実にみっともない展開に　笑

ハマれば30本は楽々釣れる一方で、地形に居つく魚とは対照的に、外すとどうしようもないのがこの釣りの特徴。


クッソ～！！

イチイチ、ツンデレ過ぎるぜ

サッパ着きの魚は！！




＜本日の仕掛け＞

★竿　ラブラックス86ML（07モデル）
★リール：ステラ4000
★ライン：完全シーバスR18 1.2号
★リーダー：ナイロン8号
★使用ルアー：プレックス　プレックス（千葉限定カラー）　フランキー　
キックビート55㎜12g　シードライブ　B太70　CD７
LONGIN　？？？（プロト）
★たもあみ：ゴールデンミーンウエーディングネット

LONGIN　HP　http://longin.jp/top.html