【WGK report 】＠雨後　キックビート好調です

楽しみしていた週末。当初はマズメ時のイワシ付きの魚を狙ってやろうと考えていたのですが、生憎のどしゃ降りの雨…。

ちょっとこの雨量だとレインを着て出るにしてもしんどい降り方だったので、空が明るくなってから下げ潮のタイミングでポイントを回ってみることとしました。

ポイントに着いてみると短い時間とはいえ結構な雨量だったこともあり、すっかり濁りの入って淡水化の進んだ水質に。

たまに、ドパシャーン！！！と派手に跳ねているのは鯉っぽいのですが、あれを引っ掻けるのだけは勘弁ですな(^_^;)

地形が変化するピンポイントをキックビート15gで探ってみると、早い段階で反応が。

現在お試し中のバイブレーションのアシストフックシステム。

エラ洗いを食らってヒヤッとしたのですが、上手くカンヌキに掛かってくれていたので、バレずに耐えてくれました。

リフト＆フォールというか縦のアクションを入れてもう一本。

追いかけてきた魚が、上下のアクション変化に反応して食ってきたって感じ。

シングルフックならではの貫通力というか、唇の一番固いところにしっかりと刺さってくれていました。

水位が落ちてきたところで、他のエリアも見てみようと、外海の水が混ざる港湾部へ移動。

河川周りは確かに良い濁りだったのですが、ちょっと濁り過ぎな感も否めないので、若干塩分濃度を調整してみて、スズキの移動先をうまくつかんでおきたいという意図になります。

この日はせいぜい1日の雨だったのですが、これが連日の大雨の後だったりすると、「潮の濃さの調整」という概念が非常に重要になってきますし、これこそが釣り場の多い湾奥ならではの醍醐味の1つだと思っています。

水深的にはバイブ系がギリギリ引けるシャローエリアということで、キックビート55に持ち替えてロッドを立てて引いてくると、ナイスバイト！

いやー、良い魚だ(^_^)

ベイトとしては雨後ということもあってアミエビを食っているようですが、キックビートをコツコツ底に当てて地形をタイトに攻めてやることで、リアクション的に食わせているような感じです。

そして、こまめに立ち位置を変えて、通すコースを変えていくと一発出てくれました。

こんなド日中に良い魚が出てくれれば、言うことありませんね！

その後も何本か掛けて、もう帰ろうかと思ったところだったのですが、たまにはクロダイでも狙ってみるかと、もう一ヶ所おかわりを。

有名な場所ですが、真昼間になれば貸切状態。
水の引ききったシャローエリアのボトムを、横引きでコツコツやってると…

うーん、外道ですな(笑)

そんな感じで多くの魚が遊んでくれた一日となりました。

色々な場所を見てみたのですが、一ヶ所で粘って沢山釣れるような感じでは無いにしても、各所にはしっかり魚が着いているといった感じ。

数もさることながら、ぽつぽつと型の良い魚が混ざっているのが印象的です。

雨後の一時的なボーナスタイムなんでしょうけれども、ちょうど１年前くらいは全然魚が入っておらず苦戦していたことと比較すると、明らかに良い傾向なのは間違いありません。

関東の梅雨入りは、もう少しなんでしょうけど、雨は釣りに出るときでなく出る前に降ってくれると、嬉しいんだけど…(笑)

＜仕掛け＞

★竿：Gクラフト　ミッドナイトジェッティー872PE（改）