【WGK report 】いざ、夏のステージへ

本音を言えばもうちょいバチの釣りで粘ってやろうと思っていたのですが、生憎の強雨にて、強制的に方向転換を。

まぁ、これはこれで良いきっかけということにて、頭の中を切り替えて春から夏の釣りへスイッチ。元々予定していた夜中の上げ～下げはじめの釣りを諦めて、下げの効いているマズメ時に狙いを定め出てみることとしました。

ポイントとしては今時期定番の根のきついシャローエリア。

とりあえずシーズンの最初にて魚の入り具合を確かめる為の釣り場ではありますが、性質として雨にも強いこととあって期待の出来る状況だったりもします。

下がっていく水深に応じてキックビート20g、15g、55mm12gを使い分けながら岩盤帯を探って何本か。

一般的に朝マズメがチャンスと思われがちなのですが、実際には地形にかかる潮位こそがプライムタイムとなる一番重要な要素。

にしても、夜間の運河筋の魚に比較して、やっぱ流れの中にいる魚は良く引きますね！

ボトムをギリギリ擦る様にコツコツやって、ドスッとこの日一番のサイズがヒット。

キックビートはかなり水平姿勢を保って泳ぐため、その反面決して根掛かりに強くはありませんが、写真のようなWフックのセッティングにすれば、ある程度は根掛かりを低減させることは可能です。

潮が引ききってきて、もうそろそろ時合も終わりかというところで、キックビート55㎜に切り替えて、仕上げの1本。

私もやっと目が覚めてきました…(笑

ポイントや釣り方的にも別段変わったことはしていないのですが、キックビートの各サイズを使い分けて、上手く釣果が出てくれたことが収穫となった釣行となりました。

反省点としては毎年のことなながら、スレがかりとバラシが多かったことがちょっと残念ではありますが、ある程度は不可抗力的な部分もあるので少しでも多くの魚を掛けていくことを念頭に釣りをしていきたいと思います。

関係ありませんが、夏の時期非常に活躍してくれるキックビート55㎜のフックセッティングを現在検討中。

強引なやりとりが必要な時のため、少しでも頑丈なフックを付けたいのですがバランス的に大きなフックを背負わすことは難しいため、リヤだけでも…ということで、スローピッチ系のジギングでヒントを得たチラシ針をテスト中。

フックシステムは釣りのもっとも重要な要素の1つ。
しっかり試して、最適なセッティングを見つけたいと思っています！

＜仕掛け＞

★竿：Gクラフト　ミッドナイトジェッティー872PE（改）

★リール：15イグジスト3012H
★ライン：G-soul UpgradePE 1号
★リーダー：船ハリスフロロカーボン8号

★使用ルアー・ヒットルアー：キックビート70㎜20g　15g　55㎜12g