相模川シーバスチャレンジ -復帰第一戦-



仕事が定時で
終わりだとッ!?



こりゃぁ大変だぁ…日没まで1時間半。
夕まづめのプライムタイムには確実に間に合う。

残業続き→仕事帰り釣りに出かける。
こんな生活を続け、最近、一日中眠気が覚めないし~がるです。

だって楽しいんだもん、釣りしてる時間が。
その日の体調を気にせず釣り場に立てる、なんて素晴らしい事でしょう。

さて、ウキウキ気分で会社をでた後、駐車場であることに気付く。








残り走行距離8Km…







しまった…昨日ガソリン入れ忘れてたんだ…。
しかし焦るな、日没まで1時間半のあるんだ。

幸いガソリンスタンドは近くにある、
給油後、相模川に向かったとしても20分程度のロスではないか。








渋滞…。






あせるな…まだあせる時間ではない。
しかし何故だ…いつもはこの時間ガラ空きのルートじゃないか。

月末だからか? いや、違うね。
この先、何らかの要因で交通整備が行われているとかそういう事だろう…。

迂回ルートはある、この先、1Km満たないところにある。
あせるな…まだあせる時間ではない。

10分経過。
20分経過…。




全っ然動かねぇッ!

結局、釣り場についたのは日没45分前。
いつもなら10分程度の道のりなのに…何故だ。

まぁ、とにかくいい時間に現場に到着する事はできた。
あくせくと着替えを済ませ、お目当てのポイントに入る。

さっそく第一投! …とその前に久しぶりの相模川にご挨拶。

し「やぁ…相模川。性懲りもなく僕はシーバスを釣りにここに帰ってきたよ」

相「しばらくだね…この間、君は何をしていたんだい?」

し「渡り鳥の習性でね…ちょっとフィヨルドまで旅に出ていたんだ…」

相「さっき上の方に「体調気にせず…」とか書いてあったけど、慢性的な胃潰瘍に悩まされてたりとか原因不明の吐血してたとかどうせそんなところじゃないのかな?相変わらずバカだね?」

し「あぁ…君にバカと言われるなら本望だよ。3年近いブランクがありながら、また釣れる気がしない君んトコのシーバスを狙いに来たんだ…本当にバカなんだよ。」

相「今日もまったく釣れる気がしていないんだね? ルアーロストして肩落として帰る姿が目に見えているよ?」

し「あぁ、そうかもしれない…でも挑戦し続ける…」
し「それが相模川!

イヤァッホォォォォオオおおおぅエァアッ!!

復帰第一投目! 最っ高にハイってやつだ!!
渋滞中に考えていた、この時期、シーバスは何を食っているのだろうと。

ボラのチッコイやつか? いや、稚鮎だろう。
稚鮎と言えばどんなイメージだ?
小さいのに魚道とか結構な急流を遡上する。
稚魚らしく緩い流れにたまらず、早い流れの中を割と元気に泳いでる。
なんか無駄に川底から浮いてきて同じ場所に戻る事がある。

すべて、し~がるの勝手なイメージです!
稚鮎パターン? なにそれ?
そんな難しいこと理解できるような賢い子では御座いません。

でも間違いないのはちっちゃい。
し~がるの手持ちルアーの中で最小のヴィブラを選択。
色は…よくわからん。まだ日差しがあるので
なんとなくギラギラコットンキャンディー。笑

川底の石に当たったらロッドを少し上げて
なるべく底付近ギリギリをトレースできるようにコントロール。

勝手なイメージの無駄に水面近くに浮いてくる感じを再現。
元気に泳ぐイメージ、リトリーブはやや早め。

ヴィブラの振動が手元に伝わる。
同時に気付く、派手すぎだな流石に…。








ゴッ!








迷いなく一発で食った事を確信させるバイト。
同時に固く締めたドラグがチリチリと音を鳴らす。

巻いてもドラグが出るばかりでよって来ない。
手でスプールを押さえつつ、ポンピングしながらドラグを締め直す。

なんとか戦える状態にはなってきた。
ん? でも待て、ジャンプしない?

鯉か? いや、違う。




ああああ…
知ってるぞぉぉぉ…
この引きッ!






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…………………。
デケぇぇ…。
ラブラックスのケツからシルバーの頂点くらいまで…。
何センチくらいあるんだろう…。









撤収ッ!








ヤッパリワタシコッチノヒトナノカシラ…?

愛らしいお顔。


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久しぶりの相模川復帰、第一戦、第一投目で…。
シーバスに期待を膨らました春の夕暮れ、
釣り人は黄昏ながら遠い目をして帰路し着いたとさ…。

ウソ。 本当は大満足w

この日はサッカー日本代表2次予選のシリア戦が
あったので、そうそうに切り上げるつもりでしたw

一投目でズーナマ様のご尊顔も拝めたし、
ここのところ低調だった日本の10番、
香川選手のプチ覚醒も見れて試合も大勝!

スピード、フィジカル、スタミナはシリア側のほうが
勝ってたと思うけど、日本の技術と連携で
勝った試合だったと個人的には思います。

いやぁ、久しぶりの大型ゲットで、体がなまってるのか
感動、興奮なのかはわかりませんが、
腕がプルップルでうまく写真が取れませんでした(^^;)

これからもまたシーバスが遠い日が続くんだろうなぁ…。
それでも通うぜ! 相模川!!

だって家から近いんだもん。
…ウソです。僕からしたら超高難易度の相模川。

シーバスが釣れた時の感動はヒトシオです。

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