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四万土分川クロメ戦記

その瞬間は突然おとずれた。

昼下がりの気怠い空気は、

一瞬にして吹き飛び、

ビルの谷間のドブ川は

格闘場へと変貌した。

幻の魚クロメ。

その捕獲劇。。



       
 
 魚を釣りたい。

私のホームではシーバスが姿を消して久しい。
以前はシーバスの良い住処だった私の地元も、その姿を見ることができなくなっていた。
きっと絶滅したのだろう・・・そうに違いない。
あるいは出世魚の道をはずれボラに転職したか・・・


いろんなことがあって魚を釣りたい熱に駆られた私は妻(拳王様)とともに、

湾奥最後の楽園 四万土分川(シマンドブ川)にやってきた。


 ここは前回大型のクロメの存在を確認した場所。

梅雨のわずかな晴れ間が広がったこの日、与えられたチャンスは少ない、雨が降り出したら拳王様からの強制撤収の命令がかかるからだ。拳王に逆らって生きていたものはいない、これも弱肉強食のこの世の掟である。。


フィールドにつくと、水質はマッディー。
状況は厳しそうだ。

だが、どんな釣りでもやることは同じ、与えられた時間に持てるすべてをかけ、その先は神のみぞ、魚のみぞ知る領域だ。
 釣り人にできることは、戦略を頭に描き(妄想ともいう)、それを表現してくれるであろうルアーをラインに結び、その時を信じ、ただひたすらに投げ続けることだけである。それは祈りにも似た行為。

私も、絶対の信頼を寄せる「ヌ式」に これもまたエース級ルアーである「山崎芳醇8枚切り」をセットし静かにキャストした。



ファーストコンタクトは小さなコイであった。





外道であっても、魚からの反応があるのはうれしいものだ。

↓ 元気よくトップにでてきてくれるこのサイズのコイはクロメの重要なベイトだといわれている。



またまた



若干サイズアップ


しかし、本命のクロメの姿は見えない。

次第に焦りが恨まれてくる

必ずこのエリアにここにいるはずなんだが。。

そこで狙うポイントを変えた。

ヌ式を岸壁際10cmにキャスト、そのままドリフトさせステイ。

ステイを続け10分ほどたったであろうか。




奴は、静かにやってきた。。


大きなぬめりとした水面の盛り上がりとともに。。


ヌ式が水中へと引き込まれた。。





まだだ!まだ合わせるな!


すると


ドバチャー!!





特大の飛沫を上げて奴が反転!

口の中の異物を吐き出そうとする。

それと同時に手元に魚の重みが伝わってきた。




でかいっ!


奴のファーストランを受けアンバサダーのドラグが出まくっていく!

指ドラグでブレーキを掛けるもラインが引き出される。

しかし、ラインはPE40ポンド切られることはないはず。

思いっきりドラグを占め、

力技でラインを巻き取っていく。

それでもトルクフルなつっこみでときおりラインを出されてしまう。

何度目かのつっこみをいなしてついに



クロメ捕獲完了!!




90cmジャスト!自己記録更新!

 



クロメよ!ありがとう。


ぬっきーの都会で怪魚シリーズ
次のターゲットは、淡水GTとかいわれてるやつです。
仕掛け作り方から戦略を立てねば。

先日買った「怪魚マガジン」の影響を受けストイックさを目指して書いてみましたが、実際は日曜のかなーりお気楽なフィッシングでした(笑)
釣り初めての初心者も40~50cm位のが4本つれてとても楽しんでくれたみたいです。
カープフィッシングなかなか侮れないですよ~。

 

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