内房イナダ

  • ジャンル:釣行記
10/17(土)は予報通り雨と風の天気のため、釣行は10/18(日)に決定。しかし予報は北東やや強し。そのためやってみたかった観音崎方面はボツ、吹き下ろしの強い三浦油壺方面もボツとなり、結局千葉内房方面を選択。

前回渋かった新舞子もパス、当日は、まず保田をチェックするが魚っ気が無いのと、小さい沖の根には遊漁船が陣取ってグルグル回っているため、パス。結局ポイントが広く空いている富浦湾を再度目指すことに。現場に着くと、ポイントは弱い北東風で、コンディションはバッチリだ。

事前に東京湾の海流を調べたところ時合いは6時または11時と仮定。時合い11時に合わせてゆっくりとスタートする。しかししばらく探っても本当に魚探反応も薄く、全く釣れず。風の弱いうちに沖の象背根を探ってみるが、やはり釣れる気がしない反応ばかり。風が上がるまえに岸よりに戻る。10:30を過ぎ、そろそろ時合いかと思い根の先端沖側(西側)20-25m探っていると、明かに違うベイトの反応。底にべったり広がる反応ではなく、中層にふわっと広がっている。塊ではなく斑っぽい反応だ。これは行けると思いジグを落とすとバッチリ食った。40cmのイナダ。続けて同じような反応でジグを落とすとまたもイナダヒット。船縁でばらす。しかし、この辺りから風がぐんぐんと強くなり、波も高くなってきた。しかし潮の流れは速く、なんと風上側に流されている。まさに時合い開始、この辺りを繰り返し流せば行けるというパターンを掴んだ。だが風は収まる見込みは無く、波を食らって沈するのも嫌だ。大変残念だが、仕方なくゆっくりと岸に向かうことにする。戻る途中、15m程の根北側で、やはりバッチリな中層での斑の反応があり、これは絶対イタダキ!と思いジグを落とすと案の定イナダが食ってきた。あまりにも完璧な探知機能につくづくと関心する。

ここで思うことは、もはや、自分にとって釣りで魚を獲得することは情報戦だ。事前にWebサイトで潮を、場所をGoogle Mapで、海図サイトで根を、現場ではソナーで地形とベイトを確認する。そこにジグを落とせば、狙い通りに魚が食う。たぶん、ジグのカラーとか形とかはあまり関係なく、きちんとターゲットに届いてアクションができればなんでも良さそうだ。

休日はのんびり糸を垂れる・・・というだけの釣りもアリかもしれないが、やっぱりボウズよりは1匹でも釣れるに超したことはない。効率化と結果を求められる平日と、限られた週末の時間を過ごしていると、どうしても釣りにおいてもミスの無い、濃度の高い時間を求めてしまうのが現実ではないだろうか。

この時期、頼みのシーバスについては、いろいろな東京湾釣り船情報を見ても、当たり外れが大きいようだ。鳥山バンバンで入れ食い、大型80センチ爆釣というレポートもあれば、不発で穴打ちでポチポチ、というレポートもある。しかも連日釣れているというレポートは少ない。10/12にはコノシロの群れにも合ったがシーバスはヒットしなかったように、秋は実は非常に難しい時期なのかもしれない。結論としては、シーバスには固執せず、釣れてる魚を釣る、ということだ。

コメントを見る