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Avarice110m Nanoインプレ

  • ジャンル:日記/一般
リップルフィッシャーから2月に新発売のアバリス110mのインプレを書きたいと思う。
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歴代使用した磯ヒラロッド
との比較
磯ヒラロッドは3本目となったが、ようやく至極のロッドに出会うことができた。磯ヒラを始めた当初はヤマガブランクスのバリスティック ヒラ107MH(旧モデル)を使っていた。感度が高く、強風下でもルアーがよく飛び、さらに200gを切る軽さながらバットパワーがあり、6キロクラスの青物とも対等に勝負ができた。個人的にはもう少し粘るロッドが欲しかったこともあって、ジャンプライズの名作オールウェイク108モンスターバトルを使い始めた。このロッドも200gを切る軽さの割にバットのカーボンが厚く、バットからティップにかけてシャキッとしたロッドながら、よく曲がる竿で遠距離戦でかけたヒラスズキ はランカークラスまで簡単に手元に寄ってくる不思議なロッドだ。バッドは他のヒラスズキロッドに比べて細い割に、バッドのカーボンが厚く対10キロクラスの青物とも真っ向勝負ができることも納得できた。ただ、気になったのは足元のスリットなどの近距離戦だ。感度も悪くないが、フッキングが浅くなることが多く、50cmクラスを近距離でヒットさせるとバラしが増えた。そこで白羽の矢が立ったのがヒラスズキロッドとして2月にリップルフィッシャーから発売になるアバリス110mだった。高級ロッドだが、ずっと気になっていたので購入。リップルフィッシャーのアバリスといえば、九州の国内メーカーということもあり、九州の足場の高い磯場を想定したゴリゴリのヒラスズキロッドというイメージだが、近年はヤマガブランクスのバリスティックHIRA107mのように、房総向けの柔らかいロッドを発売し始めているので気になっていた。

使用感と強風下でも振り切れるキャスティング性能
早速磯場で使ってみると、初代アバリス106MHのような柔らかいブランクと比べると、Mクラスのヒラスズキロッドながら、実際にルアーをキャストしてみると、思いの他にペナペナ感はなく30g前後のルアーまでは心地よく振り切れる。ジャンプライズのオールウェイクシリーズと比べて、タラシを長く取ってペンデュラム的に投げるよりはタラシをあまり長く取らずに軽くキャストしたほうが合う印象だ。強風下でのペナペナ感もなく、バリスティックヒラ107(旧モデル)のようにキャスタビリティも良好。ガイドについてはSIC-SチタンフレームKガイドによってライン放出時の叩きやラインの摩耗性、強風下の糸絡みも問題ない。実際50cmから65cmクラスのヒラスズキを3本ヒットさせ、1本もバラすことなく取り込めた。細いティップのおかげでバッチリ決まるフッキングと、強烈な突っ込みにものされないバットパワーもあり、有無を言わさず寄せてこれるパワーのあるロッドながら、魚をいなせる細いティップを兼ね備えた至極のロッドを体感できた。
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驚きの感度と魚の引きに追従していくロッドの曲がり
感度についてはシャキッとした柔らかいロッドながらかなり良好で、細いティップのおかげでほどよくティップが入りミノー、シンキングペンシル問わず、ティップと手元でルアーの動きを十分に感じることができる。まさに、魚をいなし、魚の引きに追従していくバラしにくさを追求した細いティップと、モンスタークラスのヒラスズキや青物とも真っ向勝負できる強いバットを融合した歴代のアバリスシリーズのいいとこ取りをしたハイブリッドロッドと言えるだろう。

好みが分かれるリールシート
歴代のアバリスシリーズに言えることだが、それはリールシートの太さで、アバリスシリーズ全般に言えることだが、他のロッドよりもひと回り太く作られている。ただし、アバリス110mはリールシートも一回り細くなり、かなり扱いやすくなっている。1つ気になった点は、スクリューはダウンロック式であることだ。今までのヒラスズキロッドは、握る手の人差し指をフォアグリップに乗せるタイプだったので、ここも好みの問題だが少し気になった。キャスト時にスクリューが手に触れるためロックが緩みそうだが、バラしにくさと感度を追求しながらも、ランカークラスや青物と勝負できる至極のロッドとなっている。

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