七年ぶりの七色ダム

  • ジャンル:釣行記
僕のバスフィッシングのメイフィールドは琵琶湖である。

だが、自分の釣り人生の中で最も情熱を注いだフィールドは?と尋ねられるならば迷うことなく「七色ダム」と答える。


僕がバスフィッシングに最ものめり込んだ時期。
「ビッグベイト」、「スイムベイト」、「ロクマル」・・・新しい単語がバスフィッシングの価値観を変えた時期。

僕はいつも七色ダムに通った。

自分がボートフィッシングを覚え、その魅力にハマったのも七色ダムだった。


しかし様々な理由があり、僕のメイフィールドは琵琶湖に移り、そこで自己記録を三度塗り替えロクマルを手にするのである。


そんな僕が手にした今年最初の完全休養日のお盆休み(笑)
7年ぶりに七色ダムを訪れた。

同行者はともにリザーバーに青春をかけた親友、「デスアダリスト山本氏」。
集合場所は僕の母校の正門前。

15年ぶりの母校、7年ぶりのフィールド。
すべてがノスタルジックであった。

釣りの結果自体は望み通りではなかった。
しかしそんなことはどうでもいい。



大きな魚を釣りたいだけなら琵琶湖にいけばいいだけのこと。
50cm程度のチビバスなら琵琶湖で何時でも釣れる。





7年ぶりに訪れた七色ダムは何も変わらずにそこにあった。
そう思えるだけなのかもしれない。
所詮リザーバーというのは人工的なフィールドである。
健全な生態系など望むべくもないのかもしれない。

でも、発売直後のモンスタージャックをキャストした時に数え入れないデカバスが沸き上がってきた立木も、
トリプルインパクトで遊んだインレットも、
そこにあった。

あの頃と比べるなら、社会的にはそれなりに向上し、お互いに家族を持ち、タックルも増え、釣りだってうまくなったはずだ。

でも七色ダムの魚はもっと賢くなっていた(笑)

夕暮れに吹く風に、少しだけ秋を感じた。



時の流れは早く、もう三十半ばなのだけれど、釣りを続けていれば、その年数と同じだけ思い出や経験が増える。

時にそれを振り返ってみるのも良いのかもしれない。

そんなことを感じた夏休みだった。


ということで、ちゃお!!

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