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織愛
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▼ 嗚呼、麗しの。
- ジャンル:釣行記
待ちわびた秋が近い。
朝晩の風にまじるその匂い。
暑さと陽射しで私を苛む夏が往くのは喜ばしいけれど、
この夏に出会った、そして出会えなかったサカナたちを思うと、
夏に別れを告げるのは、少し淋しくもある。
今夏は久しぶりに、よく釣りに出かけた、と思う。
極端に夏に弱い私としては、7・8月の2ヶ月で
9日の釣行はかなり上出来だと思う。
その大半は、トラウト。
釣りを初めて2年ほどはトラウトオンリーだったけれど
釣行頻度もずっと低かったし、とにかく恐ろしく未熟で、無知で、
釣りというより、水遊び(もしくは我慢大会)をしていたに等しい。
今夏、エキスパートな先生たちに導いて頂いて
やっと本当に「トラウトデビュー」できた気がする。
なんせ、これまではレインボーやイワナばかりで
ヤマメがちっとも釣れなかったのだから。
傍目にはきっと小さな、私の念願。
『警戒心が強くて、すばしこいヤマメが釣りたい』
無論、イワナもレインボーもブルックでも、
鱒族みんな、大好きなのだけれど
振り向いてもらえない「渓流の女王」が恋しかった。
念願の一匹目は、管釣りで。
その次は里川だった。
それも勿論嬉しい一匹なのだけれど、
出来れば渓流でヒレピンの麗しき一匹に。
8月初旬。
やっと出会えた。
ヤマメではなく、アマゴだったけれど。
木陰を離れると、容赦ない陽射しが照りつける。
水面はもちろん、石からも照り返す。
時折こうして浸かって涼まないと、眩暈がしそうなほど。
見事な色合い。
シャープな顔立ち。
いつまでも眺めていたくなるようなアマゴさん。
自然界の「模様」には、奇跡のように美しいものが多々あるけれど。
私はヤマメ族の腹部に近い、リズミカルな斑点が大好き。
まるでレースのようだ、といつも思う。
かなり個体差があって、その配列が不規則なこともあるけれど
このコの模様は、本当に芸術品のように美しかった。
水温は20℃程度と、人間にとっては冷たくて快適だけれど
水量も少なく、強い日差しが差し込むこの季節は
彼らにとって、過ごしやすいものではない筈。
それでも、「こんなところに!?」という程小さな瀬や淵から
飛び出してくる彼らの勇ましさには、心打たれるものがある。
餌が少なく、付き場も限られる日本の渓流で育つトラウトたち。
小さく脆いように見えても、実はとても逞しい。
私も、こんな風に強く美しくなりたいなぁ。
高望みだとは知りつつ、そんな願いを抱いてみたり。
ともあれ、今回も素敵な出会いと
それをサポートしてくれた先生に感謝。
- 2011年9月7日
- コメント(15)
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