きらきら

  • ジャンル:釣行記
7月の連休初日。
 
盛夏の日差し降り注ぐ中、初めての夏タチウオへ。
 
ヴァンパイア体質でも何とか乗り切れるようにと
浅川大先生オススメの千葉・こなや丸さんに。
 
この船、キャビンにエアコンが備え付けられているのである。
 
なんて贅沢!
 
少しでも陽射しを避けられるよう、庇のある大艫に陣取る。
 
それでも暑さに耐え切れなくなったら、キャビンへ避難するという戦法。
 
暑さ対策はバッチリなれど、タチウオの反応が残念な感じ…。
 
おかげで船団の中には、上半身裸のこんなツワモノも。


 
ジグ投げたらぶつかりそうです
 
…火傷しますよ!?

 
酷暑の中、頑張ったものの、結局GETは1本のみ
 
3桁も経験している大先生でさえ、3本というのだから
よほどタチウオさんはご機嫌ナナメだったと見えます。


 
先生曰く、潮色が青すぎるとのこと。
 
これはリベンジ決定ですな
 

 
という訳で、夏タチウオ第二弾。
 
先生の仕切りで、再びこなや丸へ。
 
サバジギングぶりにご一緒出来るりあるさん
 
タチウオ第一弾に参加叶わず、泣いていたおっちーさん
 
釣りでご一緒するのは初めてのあつえちゃん
 
総勢5人で賑やかに
 
 
今回も日除け完全防備で臨んだのだけれど…
 
とにかく暑いっっっ!!


 足湯じゃないよw
 
朝方は曇りなれど、蒸し暑くて無風。
 
全身を汗がだらだらと。
 
脱水状態にならないように、水分補給しないとなんだけど
釣行前~中、水分摂取を控える癖がついていて、つい忘れちゃう。
 
どうしても、釣りに夢中になっちゃって
 
前回のようにシブぅい日だと、諦めて休憩しやすいんだけどなぁ。
 
大船団の中にあっても、ぽつぽつと釣れ続けるこの日。


 
ビカビカくん、キター☆
 
こういうのが、一番休憩のタイミングを計りにくい
 
あつえちゃんとおっちーさんがの邪念漫才が面白すぎて、
キャビンに下がりがたいし


 
邪念対決!
 
 
前回は、ジグへの反応が鈍い印象だったけれど
今回は、なかなか良い感じ
 
反応が薄くなってきた時に、カラーを変えてみたり、
シャクリのスピードやタイミングを変えてみたりすると
再び釣れ出したりする。
 
ワームでも釣れるけれど、またジグに戻しても、釣れる。
 
逆に正解が絞りにくいかも!?
 
この際、小難しい分析はともかく、この場を楽しんじゃえ
 
たあいもない笑い話が飛び交う中で、誰かしらが釣果を上げていく。









 
結局、皆20本前後釣り上げてました

 
本命タチウオ以外にも
 
マゴチだったり



 
ホウボウだったり
 


 
アジだったり


 
楽しい外道を釣り上げる度に、盛り上がる。
 
キャビンで休憩中に「エイだよ!」って起こされた私。
 
大急ぎで見に行ったりしてるし。
 

 
満面笑顔。エイ・サメ族好きなもので。
 
とにかく終始、お祭り気分。
 
これがボートの楽しいところ。
 
近距離で釣りをする故のトラブルがあったりするけれど、
仲間と一緒だと、その近さこそが魅力。
 
釣れた時は勿論、釣れない時間も、楽しいから。
 
それが、暑さ厳しい一日であっても。

 
洋上なのに、無風で蒸し蒸し。
 
全身から汗が吹き出て、だらだらと流れ続ける。
 
あつえちゃんも「目に汗が入って痛~い!」とぼやいたほど。
 
薄曇りから晴れに変わって、午後は陽射しが強烈に。
 
こんな暑さ、陽射しの中で、私がキャビンに逃げ込んだのは
ポイント移動時と少しの休憩時間だけ。
 

 
おやつ休憩中
 
あんなに頑張れたのは、皆と一緒だったから
 
 
暑さでどんどん体力を消耗していく。
 
重ね着していても、陽光が肌を射す痛みを感じる。
 
それでも楽しくて仕方なくて、棺桶にこもるのはイヤだった。
 
これ以上頑張ったらヤバイ、という境界を見極めつつ、
出来るだけ多くの時間を、皆と共有したかったから。
 

 
私が抱えている「痛み」について、
担当医から勧められている認知療法。
 
日に当たると痛いから、釣りに行かない
⇒釣りに行けないから、ストレスがたまる
⇒ストレスがたまって、症状が悪化する
⇒外出したらさらに痛くなるのが怖くて、引き篭もる・・・・・
 
これが、負のスパイラル
 
痛いのを我慢して、釣りに行く
⇒楽しい時間だから、痛みも我慢しやすい
⇒痛かったけど、楽しかったと感じる
⇒痛みを予測しつつも、楽しい時間がほしくて、また釣りに行く
⇒やっぱり痛かったけれど、楽しいから我慢できた・・・・
 
こちらが、正のスパイラル
 
どちらにしても痛いのならば、楽しいことをした方が良いじゃないか。

少しずつでもポジティブなことを重ねて、
少しずつでも回復していこう、というわけ。
 
もっともな理屈ながら、実践するのはそれほど容易ではない。
 
特に、一人では本当に難しい。
 
 
『無理しないで、出来る範囲で楽しもう』
 
 
そう言って、色々配慮して、一緒に楽しんでくれる仲間がいるから
 
痛みの記憶より、幸せの記憶の方が強くなる。
 

 
陽光に照らされた水面以上に輝く、夏の思い出。
 
私に、大切にしたい「夏の思い出」が出来るなんて。
 
そのこと一つとっても、昨夏とは大きく違う。
 
 
季節は巡り、人は変わる。
 
巡りゆく日々を満喫しよう。
 
どうせ変わるものならば、前へ進もう。
 
クーラーボックスいっぱいのお土産と、きらきらした思い出とともに。






 
 
 
 

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