季節は過ぎゆく

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釣りしてますか?
 
って聞かれました。
 
しかも数名の方に。
 
・・・ログ、あげてないもんねw
 
でも、しっかり釣りしてます。
 
ほぼ毎週。
 
相変わらず、全然ログが追いついていないケド・・・
 
まぁ、気長にちびちび行こうと思います。
 
 
で、今更だけど、夏の釣り。
 
 
今夏はよく山に通った、と思う。
 
海での釣行は、タチウオ2回のみ。
 
渓魚を求めて、7・8月で計8回の釣行。
 
夏は引き篭もりが定番だったけれど
山が与えてくれる涼のおかげで
たくさん楽しむことが出来ました。
 
 
暑さ極まる8月中旬、待望の夏休みには、山梨の山岳渓流へ。
 
入渓までの道のりが長かった。
 
つづら折の急坂を、うんせ~こらせ~。
 
ぶかぶかブーツウェーダーは歩きにくいし
山と言ってもアスファルトの道は暑いのなんの。
 
ようやく登山道に入り、さらに歩いて入渓点へ。
 
水に浸かって、しばし休憩。
 
緑と水に囲まれて。


 
 
下界とはまさに別世界。
 
釣り上るほどに、道は険しくなるけれど
これはこれで、良い運動になる、はず。


 
お尻向けてごめんなさい

滑ったり転んだり、足元甚だ危うい私に比べ、
渓流の歩き方を教えてくれる、ありがたき先生
険しい斜面も、連なる石も何のその。
 
お猿さんのように身軽に越えていく。
 
春先のウェーディングでも感じたけれど
この方の運動能力って、本当にスゴイのだ。
 
こういう山岳渓流では、まさに本領発揮。
 
同じく渓流エキスパートなおっちーさんと、この川を訪れると
私との釣行の倍以上の早さで釣り上がるらしい。
 
ファーストコンタクトがとても大事な渓流釣りでは
渓相を読み解き、ポイントを的確に打つ技術同様に
素早く次のポイントへと移動する機動力も重要。
 
ミスキャストは多いし、トロくてドンくさい私には課題山積。
 
能力・技術の不備を、せめて道具でカバーできるように
体に合ったウェーダーが欲しいなぁ、と改めて思う。
 
 
それにしても、川の恵みは偉大なり。
 
淵を、瀬を打っていくと






未熟な私にも、
愛らしいイワナが姿を見せてくれる。
 




 

このコはリリース後、一目散に岩の間へと。


 
頭隠して・・・


 
 
いかにもイワナらしい姿。
 
『とんだ災難だったなぁ』とボヤいているような。
 
こんな風に、鳥や釣り人から隠れているのかな。
 
引っ張り出しちゃって、ごめんね。
 
付き合ってくれて、ありがとう。
 
 
盛夏と言えど、17時を回ると山道は薄暗くなり始める。
 
危うい箇所もあるので、往きより早めに釣り下る。


 
 
最後に、背の緑も美しい一匹。

鮮やかな模様なのに、水に馴染むと
岩肌に溶け込むようになるのが不思議。
 

 
往きに苦労した急坂を下ると、軟弱な私の膝が笑う。
 
それでも、満ち足りた一日の終わり。

 
 
翌朝、筋肉痛は(まだ)出ていないものの、さしもの先生も
前日の行程を繰り返すのは躊躇われる、ということで近隣の川へ。
 
川沿いの坂道を暫し歩いて、いくつか堰を越えて入渓。


 
またお尻向けてごめんなさい・・・
 
入渓するまではウェーダーを履かずに移動してみたら。
 
あぁ、なんて足が軽いこと。
 
この日は、フライとルアー、ロッド1本ずつを交代で打つことに。
 
が、打てども・・・


 
打てども・・・


 
打てども・・・


 
 
出ない!
 
オサカナの気配もない!!
 
あまりにも反応皆無なので
川原でのお昼寝(ふて寝とも言う)を経て
気を取り直して、釣り上がっていくと
 
先生に待望の一匹!


 
小さいけれど、良いプロポーション。
 
ヤマメのように見えたのだけれど
よく見ると朱点の混じるアマゴちゃんでした。
 
夕方になって、私も何とかGet。


 
危うく凸るところでした。
 
小さいけれど、嬉しい一匹。


 
 
足取り軽く、下山したのでした。
 
 
この後も、おっちーさんオススメの夜テナガエビを楽しんだり。


 
コレが・・・


 
こうなりました。ゴチソウサマ

 
秩父の渓流で、ついに凸って、しかも足をくじいたり。


 
川原に落ちていた何かの骸。凸って私も骸な気分。
 
(おかげでカスタムメイドウェーダー購入を決意。)

 
いつもの仲間と、楽しく飲んだり


 
 
ツラい筈の夏は、予想外に楽しく過ぎていき、
緑溢れる風景や渓魚たちとは、暫しお別れ。
 
厳しい季節を、逞しく生き抜いてくれますように。
 
また来シーズン、艶やかな姿を見せてね。
 
さて、秋と言えば?
 

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