平日の雨の影響はほとんど無い。

いつものポイントからスタート。先行者はいない。この日は色んな考えもあり、釣友が昼間のうちにエントリーできるポイントに目星をつけていた。

なので粘るかどうかは状況次第。

先ずは師匠がヒット！ランディング直前にスナップを伸されて取り逃がす。ランカーサイズだったらしい。

俄然やる気で潮目にスタスイを流し混んでいくと違和感。 ！？ ベイトに掛けたかな？

いや、

チーバス笑 25cm

で、風も冷たくなってきたのでポイント移動。中流域にアプローチ。

（由良川の規模からいくと下流域かもしれませんが僕ら的には中流域の認識）

流れがトロトロ。

だがベイトは豊富。雰囲気はある。

一番上流側にエントリー。地形を確かめながら表層～ボトムまで探り、カケ上がりは見つけた。時合いを待つ。

流れが出始めたタイミング。

モアザンガルバ73Sにヒット！

よく走る元気なシーバス。

初めてのポイントで引き出せた。カケ上がりを上がりきったシャローでのフィーディングを意識して狙い通り。

アッパーカットですが笑

その数投後に、奴は現れた。

魚がいる事はわかった。

カゲロウ124Fを流す。ゆっくりデッドスローに。準備はできていた。

ゴッボッォ！

ズン！とロッドに重みが伝わり、デカイ顔だとわかるエラ洗い！よっしゃデカイ！キツめにセットしたドラグも走る。

でも慌てる事はない。エイとの激闘や梅雨シーズン9本目のシーバスとなればバリスティックの粘りのあるブランクで受け止めてれるのもわかっている。走られても恐くない。パワーで浮かせる事も容易だ。

獲りたい。魚体が見えた。

80、いや90近い。何より体高が凄い。

シャローにずり上げるか？応援にくる師匠を待つか？

勝負。

自分でランディングする。

よっしゃー！

ん？この状態からネットが動かせない。

お？え？

うぁわ～っ！

ネットが流木に引っかかっとるやん！

実は家を出る直前にネット先端に錘を取り付けた。ランディングし易い様に。

これ

が、仇となる。

でここでもう一発首を振られカゲロウが外れる！

Σ（ﾟдﾟlll）

金魚掬いの様に掬いにいくも、そりゃもうテンパってますからネットは引っかかったまま。モンスターは闇夜に消えてゆく。

師匠到着。

あれ？シーバスは？

みたいななんとも喪失感いっぱいな雰囲気になる。待つべきでした。

いや～デカかった。

次のキャストでもまだ足の震えが止まらなかった。

その後釣友が50cmをキャッチ。師匠はスランプでバイトあるも、のらず。

霧が濃くなってきたのでストップフィッシング。また来週だ。

ただ、今の自分の釣りは間違ってないと言える。流れ＋地形の変化、ドリフトの釣り。初めての場所でもシーバスを引き出せた。

そしてランカーサイズが居たということ。

無茶苦茶悔しくて悔しくて悔しいけどプラスにはなってる。

ロッド : ヤマガブランクス Ballistick 96MMH TZ/NANO
リール : シマノ　18EXSENCE CI4＋ 4000MXG
ライン : 山豊テグス PE STRONG4 1.5号
リーダー : シーガーフロロショックリーダー 30lb

皆さん、フィールドに出たらゴミをひとつ持ち帰りませんか？