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見るのではない、感じろ。

ちょっとSHINOBIのキャッチフレーズを用いましたw 


見るのではない、感じろ。』


とは言え、ラインのことではないのです。



今回は『潮目』



アジング中心の話になります。



大抵のアジング釣行は、港や防波堤などが多いと思います。



早い潮流が近くを通るポイントの場合は、キャスト範囲に

潮流の境目の潮目も入りますが、そういう好条件のポイントは

限られますよね。



そうすると、アジングなどでポイントになるのは、大半が

堤防本体や敷石、藻場、ブレイクなど、言わば障害物へ

ぶつかってから生じる潮目になります。



よく付近にゴミが帯をなして漂ったりするが見えると思いますが、

これ自体は潮目であり、狙うべき潮目ではないのです。



潮流のぶつかる場所の一部としては、間違いないのですが

これは表面上の話ですから、必ずそこから探さないといけない

潮の流れがあります。



それは、負け組の潮の逃げ道

(なんちゅう例え方・・・w)



ゴミなどは浮力があるため潮と一緒に潜ることはできないので

表面上で衝突する場所に停滞しますが、潮自体はどこかへ

逃げ道を作るしかないのです。

潮の逃げ道の境目こそが、感じるべき潮

なのです。



ここからは研究者ではないので、経験上の自論です




横方向へルートを確保するには、押し寄せる潮流の規模や力を

考えれば、かなり遠回りするしかありません。

相対的にも規模や力が同等の潮なら、少しの回り道でも大きな

ルートを確保できますが、よほど潮通しのよい一文字の堤防など

でないと、まずないでしょう。




したがって、普通に点在する港や堤防付近での逃げ場は

水深や海底形状により潮流に差がある、上か下かになります。



表層から中層にかけては、基本的に障害や摩擦を生じるもの

がないので、普通は上へ逃げても風などの抵抗を受けて弱まる

表層の皮一枚だと思います。



むしろ、障害や摩擦が生じて、広く潮流が弱まるボトム付近の

ほうが、押し切って逃げ道を作り易くなると考えると、

大半は下へ潜り込んで、底を這って拡散することになります。


但し、足元が急にせり上がるような堤防などであれば

潮が強く押し上げられ跳ね返るので、

表層一帯が逃げ道になりますので少し考えは変わります。



※サーフや浅場の場合は横方向しかないので、
潮を突き破るような離岸流などが発生しますが
今回は考えないことにしまーすw




で、なぜ負け組の潮の逃げ道を重視するかというと、

それはベイトが受ける潮の影響です。



アミなどはもちろん、泳力が小さく軽い小魚などは

流されないように、本流(勝ち潮w)は意識できているはず。


しかし、負け組の潮のルートは予測不能であり

不本意に発生するため、その影響を受けたベイトは流され、

さらに居付くレンジを失うことになります。


負け潮と言っても元は本流の下りですからベイトにとっての

影響力は強いでしょう。



普段ベイトは、外敵から身を守るため、隠れたり逃げやすい

レンジやポイントを保とうとしますが、これが出来ないのです。



アジも大型の魚などから狙われてますから、自らホイホイ

危険を冒したくないはずです。そして経験値の高い成長したアジ

ほど、警戒力は身に付いていると思います。


※現に居付きの小アジは、シーバスがうろつく表層でも群れるし
ワームはなんでもつつくけど、良型アジではまずありえない。



とすると、こういう条件は捕食するために付近に寄った

良型アジなどにしたら好条件です。



ベイトが離岸したりバーチカルに流れ込むということは、

外敵を警戒しつつ自分の好条件のレンジで待機して、

近距離で捕食できるポイントを見極めれるということになります。



沖から回遊する泳力の付いた良型のアジなら、

距離をとっても負け潮なら十分突っ込める。




よく、良型アジが釣れても、一回の回遊時間が短く、周回してるのか

と思うことが多々あるのは、この状態なのでしょう。

沖で回遊して様子を伺い、タイミングを見ては狙ったポイントに入る。




ということは、回遊の良型アジを狙うなら、

その捕食ポイントを探せばいいことになります。

アタックチャーンス!



ベイトはいるけど、チビアジしかいない。

そんなポイントほど、ここ最近の回遊の良型アジをヒットさせるのは、

ほとんどこの意識の中で起きています。


その時の自分は潮の逃げ道を探して、時合いを待ってます。


少しでも沖方向へ逃げる潮をまず探します。

この逃げる潮は、いずれ衝突するので、そのぶつかる境目が

あれば感じとれます。

※潮流が強い場合は、波動の強いワームは使用しない。
 潮に流されすぎて境目が感じにくくなります。
※なるべく細ラインで潮噛みを避けて、感度重視のタックルを使う。



もし、絞り込んだポイントで15cm程度のアジが釣れるなら

さらに期待大なので、そのポイントを狙い続けます。

(10cm程度が連発するとかは、無視ですw)



そして突如として良型が釣れるのです。

回遊があればの話ですけどね・・・

チャンスは一時ですから、感じれないアジより

感じる潮を探るほうが、理に適ってるんでしょうw




一度状態を把握すると、潮時でおおよそのポイントとタイミングが

分かるので、かなり確率も上がる気がします。



時期により潮流は変わるし、回遊も気まぐれですから

チェックは気を抜けませんが・・・




ま、理屈っぽくアジングするのも、面白いですw



 

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