近距離戦のキビレ底ずる引きチニングロッドについて書いたんですが今回は　中～遠距離戦でのキビレ底ずる引きチニングロッドについて書きます

ちなみに近距離戦のログは以下のアドレスで見れますので興味ある方は見てみて下さい

近距離戦で必要だと思う性能！！　キビレ底ずる引きチニングロッド編！！
http://www.fimosw.com/u/FALCO/jckjyxzzbmhptg

キビレ底ずる引きチニングと言っても近距離を攻めるのと中～遠距離を攻める釣りではロッドを変えるべきだと思っています
大阪湾奥で釣る場合はコンクリート護岸されたとこからの釣りが多いので人工的に作られた障害物やテトラ周辺や岸から近い岩がごろついてる場所を狙う釣りがメインになるので近距離戦の釣りになる場合が多いのですが自然環境が良い場所だったり大型河川などでの釣りは遠浅の場所があったり沖にゴロタ岩がガンガンある場所や沖に中洲があり沖＝深いという図式が成り立たない地形もあり埋立地や大阪湾奥とは状況がかなり変わります
そういう場所では近距離戦だけでやるのではなく逆にどちらかと言えば中～長距離戦や更には大遠投が有利な場所もあります
そういう場所では大阪湾奥の私がよく行く場所でやってる近距離戦とは違った性能がロッドに求められるようになります

近距離戦の時はティップに喰わせの性能云々と書いてましたが中～遠距離戦の場合は大遠投の釣りも視野に入れるとキャスト距離をちょっとでも伸ばす必要性も普通に求められるので飛ばすために７ｇや１０ｇを使ったりそれ以上の重さのルアーの使用も想定したロッドが必要だと思います
簡単に言えば近距離戦より重いルアーを飛ばすのに耐えれるティップが必要であり個人的にはそれによって喰わせる性能が犠牲になっても最悪仕方ないと考えています
喰い込みに関してはちょっとした技術は必要ですが最悪ラインテンションの加減でティップが硬くてもそれを補う事は可能です
出ているラインが長い程その微妙なたるみがクッションの役割をしてくれますのでティップの硬さも技量によっては補えます
ルアー操作においても感度においても中～遠距離では近距離戦に比べて硬めのティップでないと操作も距離が遠い程伝わり難くなり感度もソリッドティップとかより高感度が期待出来るチューブラーの方がいいかと思います
個人的な見解では中～遠距離戦の場合はソリッドや低弾性カーボンなどのロッドは避けて選択します
感度と操作性にこだわったティップが良いとの結論です
最低でもＭＬ以上Ｍクラスからロッド選択するのがいいかと思います

ロッドの長さは遠投性能重視なら長い方がよく個人的には８フィート以上や９フィート以上でも良い位に思います
長い程フッキング時のロッドのふり幅も大きくなりフッキングパワーも強くなるので遠距離での釣り程長いロッドが色々な面で良いと思います
距離が遠くなる程ロッドパワーも伝わり難くなるので遠くで釣る程それなりのロッドパワーが必要になります

ベリーやバッドに関しても近距離戦よりフッキングパワーが強い方がいいのでよりしっかりしたパワーの強い物が好ましいと思います
近距離戦ほど柔軟性や追従性を突き詰める必要はないと言ってもあるに越したことがないですがラインが長く出てる程ラインがある程度クッションの役目をしてくれるので近距離戦程は気にしなくていいとは思います
しっかりとフッキング出来るパワーを伝えれる事が結果ばらしを減らせる事になります
そういうパワーが充分にあったうえで柔軟性や追従性があれば更にいいって感じです

まとめると中～遠距離戦では近距離戦以上の重さのルアーを使えて遠投に有利であり距離が離れていても充分なフッキングパワーが伝わるパワーと遠距離での障害物をクリアさせやすい操作が伝わり易いロッドというのがいいかと思います
張りのあるピシッとしたパワーのあるロッドです
８ｆや９ｆ越えのロッドというのは少ないでしょうが長さ以外の部分に関しては近距離戦に特化したロッドよりは各メーカーが発売されてるロッドを見てると選択肢は多いと思います
ティップ硬めで張りがあってというロッドが売れやすいのか多くのメーカーからそういうロッドが売られてます
逆に私が近距離戦で必要としてるロッドはあまり売られてません・・・

キビレ底ずる引きチニングと言っても釣り場のタイプや近距離戦か遠距離戦かによって使用ルアーの重さも違うし適してるロッドは全く違うタイプになります
その辺考えて適切な道具使えばキビレっていれば簡単に釣れる魚だと思います
ロッド選択に迷ってる方がいれば参考になればと思います＾＾