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メジャークラフト N-ONE NSL-782L 黒鯛 インプレPART2!!

以前このロッドのインプレ書いたんですが・・・
それ以後に使っていて前回のインプレについてちょっと違うと感じだした事とかチニング専用ロッドという事もありチニングについて焦点を絞って書いてみたいと思います

ちなみに参考までに前回のインプレ記事のアドレスを以下に掲載しときます

メジャークラフト N-ONE NSL-782L 黒鯛 インプレ!!
http://www.fimosw.com/u/FALCO/jckjyxzwmimpi5

このロッドはそれまで使っていた KGライツ KGL-782L 黒鯛 が釣行時に折れたのでどうせならと新機種を買ったんですが・・・
参考までに KGライツ KGL-782L 黒鯛 のインプレ記事のアドレスも記載しときます

メジャークラフト KGライツ KGL-782L 黒鯛 インプレ!!
http://www.fimosw.com/u/FALCO/jckjyxzrvo5oe8

比較対象が有る方が表現し易いので今迄で一番個人的にチニングで良かったと思うロッドの KGL-782L 黒鯛 と比較して書きます

KGLに比べてNSLはティップだけでなく全体的に柔らかくしなやかになっていて振り抜けた時のブレが少なくなっています
ブレが少なくなっている部分は◎ですねw
店頭で振ってもこれは確認出来たのでそれも購入理由のひとつでした
逆にここが解消されていなければKGLまた買ってたかも知れませんが・・・
全体的に柔らかくなってバッドが弱くなってる様に感じるのとティップが柔らかくなってるのも店頭で触って確認してたのですがこの辺は使わないとはっきり分からない部分なので気になり購入というのが購入の経緯です

ティップに関してですが柔らかくしなやかになった分喰い込みは良くなったと感じますしキビレ以外の魚をライトプラグで釣ってもノリも良くなっていますが感度は残念ながら落ちています
プラグでの釣りではバイトがはっきり出る傾向もありそんなに問題を感じず逆にノリが良くなった事を喜ぶべきなんでしょうがチニングでは ストップ フォール も渋い状況程使用する機会が増えるのですがそういう時に感度が悪くなってるのは辛いですね
これはラインテンション操作で何とか出来る部分なんですが逆にそういう事に気を使わないといけないロッドになっています
感度に関しては底をズル引きする時に底を感じる能力が劣る事にもなります
この辺もKGLより劣るので指や手のひらにより神経を集中させなくてはいけなくなります

ズル引き中でもティップが柔らかい為に同じ引き抵抗でもKGLよりティップが曲がった状態になりバイトの感じ方が弱くなります

根掛かりに関しても同様ですがこれに関しては注意して引いてるとKGLより回避出来る事が多くなります
根掛かりし難くなる訳では無く気をつけて引いていて根掛かりをいち早く感じる事が出来ればティップが柔らかいのでがっちりくい込む前に気付けば軽くロッドをあおって外す事が出来ます
本格的に根掛かりするまでに柔らかいティップが曲がって抵抗をいち早く感じれるのでKGLに比べてがっつり根掛かりするまでに少し間があるのでそれを生かして根掛かり回避するという感じです
アジングでティップの柔らかさを利用して微妙な重みを感じてやる釣りが出来る人ならこの辺は同じ理屈なので対応出来易いと思います
この少しの間が問題になる場合もあるのが何らかの理由でバイトを感じられなかった場合はバイトと根掛かりの判別が一瞬つかない状況になるのでこれを見極めるのに技量と経験が必要になります

先に触れた喰い込みに関しては上記の特性によりKGLよりワームを吐き出し難くなる傾向になりそれなりのサイズになるとKGLではのせれるバイトを合わせなければすぐワームを放す事がほとんどですがNSLの場合はその後も放さずくわえて体を振りまくる動作をする事がKGLより明らかに多くなります
てのひらサイズ以下のプルプルバイトの大きい版という感じの動作が伝わりますのでこの事からワームを放しにくくなると想定出来ます

バッドに関してはKGLより感覚的に弱く感じます・・・
バッドだけでなくロッド全体がKGLより柔らかい傾向なんですがバッドだけはKGL以上に強くしてもらう方がよかったですし他の部分と違いこのバッドが弱く感じる部分はキビレ底ズルの釣りに関しては個人的に全くメリットを感じませんので悪くなってると評価してます

ロッド全体が柔らかくしなやかになってるので引きをロッドで吸収する傾向にあるのでばれ難くはなるんですがこのロッドに限らずロッドが柔らかい程ドラグからラインは出難くなります
柔らかいロッドでラインがすんなり出ないと急激な突っ込みをするチヌ系ではロッドが柔らか過ぎると折れる危険性も高まるので口の堅いチヌ系でもフッキング出来るギリギリ迄ドラグを緩めとく方がその危険性を回避し易くなるのでドラグ設定には注意が必要です

簡単にまとめると・・・

キャストフィールはブレが無くなった分すっきりした感じになった
ティップやロッド全体が柔らかくなり喰い込みが良くワームを放し難くなりそれに関しては渋い時に良い感じで根掛かりも注意力と技術はいるがそれがあればKGLより回避し易くなったが感度の劣化に伴い底を感じにくくなりバイトの判別もより注意力が必要になった
ロッド全体が柔らかくなりバッドがより柔らかくなった様に感じる為同じサイズでもKGLより引きは楽しめるがKGLに比べてフッキングにコツが必要となる状況もある
40UPとかが掛かるとKGLより不安感が出るようになりフルパワーフッキングをする場合も注意が必要な感じがするようになったが粘りがあるので横方向で操作してのやり取りで問題無くやり取りは出来る
水の抵抗をクッションとして使うやり取りで不安は解消w
ドラグ設定もフッキング時にはあまり出なくても強烈な引き込みでは出る位に調整しておく方が良いと個人的に感じる

以上が以前使っていた同じLアクションのKGLとの比較ですがキビレ底ズルの釣りに関してはKGLに比べて技術と注意力の必要なロッドとなってますがその辺を克服出来れば 喰い込み 根掛かり回避 引きを楽しむ キャストした時の振り抜けの良さ に関してはKGLを上回ると感じていますのでNSLを手放すつもりはないですw
自分がロッドを使いこなせれば面白いロッドだと思います

ただこれからキビレ初める人やルアーに不慣れな人には奨めないタイプのロッドにはなりますので再インプレ書きました
1匹を楽しみたいと思うとNSLの方が楽しみは感じます

NSLはKGLを使う状況に比べて 水深に対してルアーが重い 流れが無いもしくは緩い 水深が浅い キビレの喰い込みが悪い より引きを楽しみたい 等の状況の時はNSLの方が楽しく釣りが出来ると思います
水深に対してルアーが重い というところで???となる方もいるかも知れませんがルアーが重い方が底を感じ易いという理由だけなので5g位迄の重さがNSLで使用するにはいいと思います
私自身ほとんど5g位迄で釣っていてそれ以上の重さをキビレ底ズルで使う事は少ないですしその重さで底を充分感じれる場所に活性の高いキビレが多くいたりすると経験上感じます
そういう所に居ない時に7gとかそれ以上を使って釣る事もあるんですがNSLで重い物使うとティップが入り過ぎるので投げれる事が出来ても使用に適さないと思います

ノリの良いロッドなんで軽いメタルジグやスモールプラグでの釣りでも面白いロッドでキビレ底ズル以外の釣りにも良いのですがトップの早引きとかには柔らか過ぎるので不向きだと思いますし抵抗の大きいルアーにもティップが入り過ぎるので不向きです

キビレ底ズル引きに関しては誰でも簡単に使えるロッドというより使いこなすには技術やテクニックが必要となる傾向のロッドですが使いこなせれば書いて有る事の意味が分かってもらえると思います
ただやっぱりバッドだけはもっと強化して欲しかったです・・・
その部分が気に入ってればもっと大好きなロッドになってたと思います
ナノパワー で作ったロッドだからこういう風になるのかどうかという部分が気になるんですがそうであれば ナノパワー の特性は基本的に私の好みなのかも知れません・・・w
素直に曲がってくれてブレも少なく粘りもある感じなんですよね・・・w
素材の特性がそうであるなら気になる素材です^^

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