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▼ 【プロの視点】梅雨×東京湾
- ジャンル:日記/一般
先日配信したメールマガジンでも、反響の高かった荻野貴生プロの「湾奥シーバス通信」。シーバスのメインベイトが「バチ」から「ベイト」へと移行する過渡期。この“曲者”のシーズンをプロアングラーがどう攻めるか? 気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで。今回は先日配信した荻野プロのレポートをこちらもブログでも公開します。「濁り」「デイゲーム」など、いくつかのキーワードが出てきますが、即役立つ内容ばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
みなさんこんにちは。荻野貴生です。
いつもよりだいぶ早いタイミングですが、関東地方も梅雨入りしちゃいましたね。そんな中、僕の店の近くを流れる隅田川ではいまだにバチ抜けパターンで釣れています。例年ならサッパやイナッコをフィーディングしていて、強めの動きのミノーが調子よくなる時期なのですが・・・。ベイトフィッシュとシーバスがなかなかリンクしないのでしょう。
梅雨というと雨が沢山降って川は濁り、その周辺の運河内も濁りが入って・・・なんて思われがちですが、実は東京湾奥はその逆。長雨でプランクトンのレンジが下がり、表層の水はクリアになります。おのずとベイトフィッシュのレンジは下がり浅いエリアに取り残されたシーバスはナーバスになる傾向。梅雨の晴れ間で照らされた表層の水に赤潮が発生した時が、ベイトフィッシュのレンジが上がりシーバスの活性が上がるタイミングになります。
つまり、これからのシーズンは水質がゲーム内容を大きく左右するということなのです。でもナイトゲームでフィールドに出てもなかなか水色や水質を判断しにくいですよね。そこでオススメなのがデイゲーム。潮の干満差も日中のほうが大きく変化するこの時期、流れもはっきりと出るので狙いどころも絞りやすくなります。河川や運河内であれば流れが強く効くアウトサイドベントや運河の交差点、そして太陽を背にする護岸沿いやブレイクラインにはシェイドができるのでそれら要素が重複するスポットがズバリ狙い目!! 水質がクリアでシーバスがなかなか反応してくれないタフなコンディションの時には、そんなスポットにフィンテールバイブ55を通してください!! 僕が主催している「オカッパリシーバススクール」でもここのところ大活躍してくれています。皆さんも是非お試しを。
荻野さんが愛用するフィンテールバイブについてはコチラをご覧下さい。この時期ならではの攻略法、かなり効果アリです。ぜひ実戦投入してみてください。
- 2013年6月17日
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