ルアーにはいくつかのタイプがあります。
 
 
 
 
 
ミノーといえば、リップレスミノー、リップ付きミノーがあって、その中にシンキングがあり、フローティングがあります。バイブレーションなら、ソリッドタイプ、空洞タイプ、テッパンタイプなどがあって、それぞれ微妙に形が違ったりします。
 
 
 
 
 
そんなルアーについて「どれもあまり代わり映えがしない」と感じているアングラーは意外と多いのではないでしょうか。もちろん、ルアーフィッシングが歴史を重ねる中で「釣れる形」がある程度定型化してきた結果ともいえますが、いまのルアーはなかなか既存の枠を超えるものがないように感じます。
 
 
 
 
 
こんな商品はどうでしょうか。
 
 
 
 
 

ez-Q。ボートからディープレンジを狙うエギだ。エギに関して言えば、ここ10年近く、ノーズが非常に細くボディの中央にボリュームを持たせた「大分型」と呼ばれるひとつの定型から、この業界が抜け出すことはほとんどありませんでした。ただ、このez-Qは、明らかに大分型とはフォルムの異なる「非大分型」。凹凸のあるボディ、アイの位置、明らかにいままでにない形状をしています。
 
 
 
 
 

同じくデュエルのエギ、ez-Qキャストは、ボディ後方に脚が付いています。100年ほど前の古いエギに関する資料を見ると、こんなものがあったという記述もありますが、こんなエギが市場に出回ることは、これまでありませんでした。
 
 
 
 
 

デュエル流のテッパンバイブ、アーマードバイブも、同様に圧倒的な個性があります。ソフトでありハードである独特の透明なボディ。適度に柔らかい波動を出し、透過、反射というWフラッシング効果を生む。そして“芯”の部分の精密な塗装。やはり、従来の商品とは確実に一線を画していると言えます。
 
 
 
 
 
 
思うに、使い手も、作り手も、新しい試みがあってこそ、何ごとも楽しいものではないでしょうか。「これどう使うの？」「何これ？」といった感じに。デュエルのルアー作りには、常にサプライズがあります。そして、これからも皆さんを驚かすルアーを作り続けていきます。今後もデュエルルアーたちに、ますますご期待ください。