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蟹パターンを考える



 

一昨日ご紹介したAIR OGREのミニサイズ、58mm。

左から85mm、70mm、58mm。

比較するとこんな感じです。

春先のベイトが小さい季節、または夏の高水温でのデイゲームのシェイドパターンをフォールで、もしくはマンメイドストラクチャー絡みのアプローチなどで活躍するミニサイズ。

シーバスやアカメはもちろん、イトウやブラウンなどのトラウトにも使えそうなサイズですが、ソルトではチヌ、マダイに絶大なる効果が期待できます。

これは先週オーストラリアから送ってもらったNORTHCRAFTのニューフェイス、龍君の画像です。





 
九州でもマダイに効くということで選んで使って頂いているアングラーさんもおられますが、自分も昨年のオーストリア遠征でしっかりとマダイのドラッギングパターンを発見し、春秋のシャローエリアに上がってくるタイを効率的に釣るメソッドを確立しつつあります。

もちろん、シーバスやアカメにも言えることですが、特にリフト&フォール、ドリフトの釣りにおいては、イメージは完全に「蟹」です。

浦戸湾でもアカメの蟹パターンとして定番となったルアー&メソッドですが、シーバスやアカメに関しては、このシルエットやボリュームが非常に重要な鍵になると思っています。

活性の高い時は大きめ、活性が低いとサイズダウンという方程式が思わず我々を支配することが多いのですが、やはりそれに限ったわけではなく、季節的な変化、時間帯によってもサイズによる反応が違ってくることもあるので、この辺はカラーと共にサイズのローテーションを試してみることが大切だと思います。


ところが意外なのがチヌやマダイに関しては、ルアーのサイズがシーバスやアカメとは違った偏食性を持っているということです。

特にマダイに関してはサイズの小さな魚でも大きなサイズのオグルにバンバン食ってくることが多いのです。

例えば言うと、30cm未満のタイでもオグルの85mmを使用した場合でも口の中に針掛かりし、しっかりフッキングしていることがほとんど。

しかもほとんどスレ掛かりしていないのです。




 

こちらはYoshi君に送ってもらった今年の画像ですが、この魚のサイズでこのルアーの大きさを考えると、明らかにルアーが口の中に入るサイズではないですよね?

自分が釣ったとき、後でマダイの胃袋を調べてみて分かったのですが、大量の蟹の足だけが入ってました。

おそらくワタリガニの一種だと思います。

勘の鋭い人ならもうお分かりでしょう。

チヌやマダイは泳いでいる蟹の足だけを食っているのです。

ボディーはどんなに大きくとも、蟹の足を食うので関係ない。

おそらくですが、フックが蟹の足に見えるんでしょうね(笑)

たぶん鯛カブラが釣れるのと同じ理屈なんだと思います。

カブラのボディーの形も丸っこいですよね?

蟹を好んで食っている魚は、食いやすい足からかじることが多いのだと思います。

オグルのシルエット、そして足に見立てたフック…(笑)

これぞ、ワタリガニパターン??(笑)

オグルが釣れる理由の一つがお分かり頂けたと思います。


しかしシーバスやアカメの場合は口が大きいので、足だけをかじるのではなく、完全に吸い込んでいると思われます。

なので逆にサイズに対してセレクティブになったりすることが多いのではないかと自分は考えています。

フィッシュイーターがベイトを選ぶように、吸い込みで蟹を食う魚は種類やサイズで選んでいる可能性が高いと睨んでいます。

今年はその辺の実験を詰めてみて、より正確な答えを出していきたいと思っております。



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