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救援物資の収集、送付について


救援物資の収集や送付について、いろいろ調べていましたが、インターネットでも明確な方法が見つからずにいました。

ナホトカの重油事故の時もそうでしたが、被災地のボランティア活動に関しては、やはり県や市単位で動くことが情報の伝達としては一番確実で、防衛省や自衛隊のホームページを見ても、各都道府県の窓口に問い合わせて欲しいと書いてあります。

地元である石川県のホームページを見てみると確かに救援物資やボランティアに関するトピックスがあります。しかし具体的な方法という意味では明確な判断がつかなかったので窓口に直接電話してみました。

県の担当者の方からはホームページに書いてあると言われたのですが、そこはやはりお役所仕事・・・かなり分かりにくいです・・・担当者の話しではまだまだ救援物資も足りないとのことでしたので、救援物資を送る場合の手順をお知らせしたいと思います。

現在のところ、個人からの救援物資に対するサポートは行っておらず、企業または団体で収集し、ある程度の数をまとめて欲しいとのことです。小口になると手間も増え、迷惑になる可能性もありますので、数をまとめきちんと分類し、リストを作成することが重要なポイントです。

個人の場合は、企業や団体が集めている情報を入手し、そこに持ち込むことが望ましいと思います。

救援物資を送るには、それ相当の手間がかかります。私も最初はまどろこしさを感じましたが、受け入れ先の手間や効率よく確実に届けるためには必要なことだと思いました。

① 企業、団体で、できる限りの数をまとめ収集する

② 種類ごとにきちんと分類し、箱に品名と数量を分かりやすいところに記入

③ 物品のリストを作成する

④ 都道府県の担当窓口に連絡し、リストをFAXまたはメールで送付(各県庁のホームページを確認)

石川県では「健康福祉部厚生政策課」が窓口です。
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kousei/tohoku-jishin.html

⑤ リストは各被災地に転送。被災地より必要な物品がリストからチョイスされ、受け付けた都道府県窓口に返送

⑥ 県の担当窓口より物資の提供を申し出た企業、団体にリストを転送

⑦ 窓口になった都道府県が被災地への通行許可証を発行(被災地の経路)

⑧ 救援物資の提供を申し出た企業、団体が許可証を持ち自力で被災地の指定場所まで搬送。運送会社に依頼する場合は運送会社の担当者に直接相談する必要がある。宅急便、宅配便などでは送れないそうです。


★救援物資の具体的な品目についてですが、場所により内容も異なり要望も多岐に渡るということでしたが、何でもいいとなると収集も困難になるので具体例を聞いてみました。


マスク

防寒着

肌着

タオル
懐中電灯

乾電池
カイロ

保存の聞く食品(缶詰、カップラーメンなど)

粉ミルク

紙おむつ
トイレットペーパー
ティッシュペーパー

ウエットティッシュ

サランラップ

ゴミ(ビニール)袋
他 生活必需品 日用品




上記の支援方法でのポイントは、一旦集めた救援物資を依頼があるまで保管しなくてはならないという点です。

受け入れした物資の仕分けや梱包も、しっかり行う必要があります。

それと都道府県はあくまで被災地と支援者の情報交換窓口であり、県や市町村で集荷したり配送は行っていないので、誤解のないようにお願いします。


そしてこの支援方法は日本全国の都道府県が行っている訳ではなく、限られた行政機関しか行っていない(濱ちゃんの話しだと香川県には現時点でないとのこと)ので、最寄りの都道府県のホームページを確認してみてください。

もう一つ、被災地へのボランティア活動ですが、現在のところ、まだ募集はされていないようです。被災地への侵入には通行許可証が必要ですし、受け入れが整っていない場所へ出向くことは、被災者が必要としている寝場所や食料、トイレなど限られた物資を奪うことにもなりかねないので注意が必要です。

いても立ってもいられない気持ちはありますが、もう少し状況を見守りながらタイミングを待ちましょう。


現在、4月3日(日)に開催を予定している北陸フィッシングショーについて関係者と協議しています。

災害時のイベント開催については賛否あると思いますが、内容を変更した上で、被災地への支援に役立つアクションになればと思っています。

今はできる限りの情報を集め、明日の夜に臨時の実行委員会を開催し、開催の有無に関しての最終決断をすることになります。

その結果については遅くとも20日までに公式ホームページのほうで発表をさせて頂きたいと思っております。

刻々と変わる被災地の状況、開催するにせよ、中止するにせよ、いろいろな問題が発生すると思いますが、実行委員長である自分が全て責任を持つ覚悟で、判断を下したいと腹をくくっております。


もしもこのまま北陸フィッシングショー2011が開催されることになれば、義援金の募集や救援物資の収集を行うことになると思いますが、そのときには、どうか皆さんのご協力をお願いしたいと存じます。

あまりに大きく、範囲の広い災害に呆然とする毎日ですが、できる限りの情報を集め、精査しながら皆さんにお伝えして行きたいと思います。

急ぐあまり、誤った情報を流す可能性がないとは言えないので、その時は遠慮なくご指摘を頂きたいと思います。


まだ行方の分からない方が多数いる中でイベントの話しをするのは誠に心苦しいのですが、普段の生活を続けられる方もいらっしゃいますし、釣りで家族を養っている人間も少なからずいることをご理解ください。

今は一人一人ができることをやるしかないと思っています。最善の行動、支援ができるよう情報交換をお願いします。









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