糸を垂れる

  • ジャンル:釣行記

  
山陰の夏・・・(キンチョウの夏、日本の夏 みたいな言い方ですが)
 


癒しの時間があります
 


宍道湖北側の温泉街前
 


足場が良い広大なランガンエリア
 


夜、水温が下がった際にシャローに寄ってくるシーバスをワームやシンペンで狙う
 


釣れれば比較的easy
 


当たりがない時はすぐ撤収
(*ここで既に違和感を持つかもしれません。夏の宍道湖といえは、デイでボートやウエーディングで無限に釣れるので。あくまでも自分が、電話で呼ばれてもすぐ職場に戻れるポイントという限定的な話です)
 


アングラーは時々いますが、とにかくポイントが広いため、どこからでも釣れる可能性があり、場所取り不要でアングラー同士のトラブルはゼロ
 


ここのポイントはピリピリしながらシーバスの釣果を求めるのではなく・・・・
 


糸を垂れるという時間を味わうことが目的です(あくまでも個人的な感覚です)
 


人に話しかけられるのが嫌や人は「勘弁してくれ!」と一蹴するでしょうが
 

 
夏の温泉街
 


旅館と宍道湖の間にはきれいに舗装された道と無料の駐車スペースが確保されており、犬の散歩やランニングコースとして使用しているジモッピー(地元の方)も大勢います。
 


そして夜ですから・・・・・
 


そうです、いろいろな人が現れます
 


1)手長エビをとりに来る家族  

明らかに幼稚園児と思われる子どもを連れて複数のライトで岸際をガンガンに照らして歩き回る家族
 


シーバスを狙っている釣り人などお構いなし
 


「あっ、いた。ママっ、ねーママ! デカイのいたよ!」
 


自分のすぐ近くをライトで照らされても文句を言えませんよね。子どもが岸際の石に足をとられないか、むしろこちらが心配してしまう。
 

 
2)花火を打ち上げる若者のグループ 

ルアーを投げていると、突然の爆音で身構える!
 


すぐ近くの岸際からいきなりドデカイ打ち上げ花火!
 


奇声を上げながら盛り上げる若者
 
 
3)浴衣を着た遠方からの温泉客 

コロナ渦でも山陰は比較的安全に旅行できるという動向があるようです。
 


「ヘー、シーバスってスズキのことですか?ここで? へー・・・」
 

 
4)釣り人にも気づかず、でかい声で歌いながら自転車で通り過ぎる若者 

携帯の音量マックスで好きな曲を流しながら、でかい声で気持ちよさそうに歌う女性
 
 

5)釣り人に興味津々の地元の女子二人組 

「ねえ、あそこ、あそこ! あの暗いとこ!釣りしてる」
 


「うわっ、いるいる。 何釣ってるんだろう、聞いてみようよ」
 


「えー、やめようよ」
 


「いいじゃん、聞こうよ」
 


「せーのっ! すみませ~ん、何釣れるんですか~!」
 
 
 
対岸(南側)の夜景、湖上からの心地よい風、後ろの温泉旅館から聞こえてくる楽しそうな家族の声も含めて。
 


上手く表現できませんが、通行人の干渉にも何故かイライラせず糸を垂れることが幸せと感じる時間です。
 


挨拶なしに隣にアングラーが入ってきてイライラっ! などのトラブルとは無縁のこんな時間もいいですよ
 

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