仕事が少し早く終わったので、湾奥河川へクロダイ狙いに行ってきました。

雨の影響でゴミが沢山流れていて、狙い所がかなり限定されるコンディション。

強い濁りが出ているので、あまり速いペースでは難しそうなので、スパロー１４gを軸にゲームを進める。

４０cmちょいのクロダイをキャッチしたところで、自転車で移動していた子供達が魚を見にきた。

「デカイ!デカイ!!」
と凄く喜んでくれているので、色々と話をしながら釣りを続行。

みんな釣りはしたことないけど、魚や動物は好きみたいで色々な話をした。

「さっきのはまだまだ若いクロダイで、もっと大きなクロダイが居るんだよ！」

なんて、今釣って見せてあげたいなぁ……。







ドスンッ!!

AST-101Mがバットからフルベンドして鯉にでもスレ掛かったかのような重量感。

「来たよ！デカイの来たよ!!」

１時間近くアタリもなく空白の時間が流れてたけど彼らはカトキチの側に居て、話したりフナムシやカニを探しながら釣れるのを待っててくれていた。


ヒットする少し前にロッドを触らせてあげて、この強いロッドがブチ曲がるくらいデカイのが居るんだよ！と話したばかりだった。

そのAST-101Mが今、正に彼らの目の前でバットからブチ曲がり、巨大な黒い魚が水面を叩き水飛沫を上げる。

少年達はカトキチのすぐ側にきて一部始終を真剣な表情で見つめている。

万が一、ルアーが外れて飛んで来ても絶対彼らに当たらない様にロッドと魚の向きをコントロールしつつネットイン。

やった!

めちゃめちゃイカツイ!!

これボリュームは余裕で６０cm超えてる!!!

と思ったけど、尾ひれが大きく欠けてて５９cm。

でもそんなサイズ云々よりも、彼らの目の前でこの特大のクロダイを釣り上げてその姿を見せる事ができたのが嬉しい。

「ねっ凄いのが居るでしょ(*´∇｀*)」


「スゲー!デカイ!!こんなの初めてみた( ☆∀☆)」

みんな大騒ぎ(笑)

そりゃそうだよ！
この大きさになると釣り人だけでなく、魚屋や水族館でもそうそう観れないサイズだからね。



釣れない時間もカトキチの近くに居てくれて、少し離れた所でエサ釣りのクロダイ師がクロダイを釣っても全く興味を示さずに、カトキチの話に聞き入ってくれていた少年達。

そんな彼らに特大のクロダイを見せてあげることができた。
凄く嬉しい。

みんなもメチャ喜んでくれた。

(※顔出しNGや写りたくない子も居たので、念のため写真の３人も加工しました)


口の中のゴツイ歯や、鎧の様な頭部やウロコを見て触って、フィッシュグリップごと持ってもらいその大きさを体感してもらいました。

６０cm級のクロダイの重さにみんな一番驚いていたのが印象的。

違う生き物みたい…だって《*≧∀≦》



その後もみんなカトキチの側から離れず、気付けば２時間(笑)

みんなどこか目的の場所に行く途中のはずだったのにね《*≧∀≦》

遊んでくれてサンキュウ♪


彼らがいつか、今日の事を思い出してロッドを持って水辺に立ってくれる日が来ると凄く嬉しいなぁ。


そして、今日の出来事がキラキラと輝く少年達の夏の想い出の１ページになってくれたら、カトキチの存在意義も生まれてくるのかなぁ…なんて思うのです。

みんな大人になっても少しだけでも今日の出来事を覚えていて欲しいなぁ。





ちなみにヒットルアーは『スパロー１４g』


蘇生してリリースする際に、みんなが拍手でクロダイを送り出してくれました(笑)

なんだかカトキチの方が夏の想い出になった感じです。

みんなありがとう(*´-`)




ps.

今度こそ凄腕用の写真も撮ろうと思ったらキーアイテムを持っていませんでした……。
先月、ロケの準備してるときに家に置いてたの忘れててそのまんまでした(-_-;)






Megabass official blog