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メタルアーバーの検証と続報

さて、メタルアーバーの続報です。

検証してみました所、1つの結論に達しました。



単刀直入に書くと「アジングロッドのような細いブランクに金属アーバーは必要ない」

です。

最大の理由は金属アーバーだからといって反響が激的に増すってわけではない。

正直いって金属アーバー以外の素材の方が反響感度は増すものが多い

反響感度に関して一番スポイルするのは純チタン

チタンはまったくダメ。
ティップから伝わる情報量が明らかにスポイルしている。
防音材いれているような感じ。


アルミA2000系、A5000系 A7075・・・・・
(ジュラルミン、超ジュラルミン、超々ジュラルミン
や少し粘りがあるアルミ等)いずれも最初は良いと思ったが
実際の使用において大した反響は無い。
魚のアタリは明らかにスポイルされる。
ボトムの感触もイマイチ

重量も増しと価格面、加工性が悪いのに結果もさしてよろしくない。

これがメーカーが金属アーバーを使わない最大の理由だと気づきました。

使えないんじゃなく、使うメリットが少な過ぎて使わない。
ということです。


これは薄いのや厚いのを組み合わせたり
チタン、超々ジュラルミンとも組み合わせしてみましたが
結果は変わらず。


というわけで、通常作るなら手軽に加工が可能で安価な
ハイブリッドアーバーがオススメってことに。

実は他にも良い素材があり現在はその素材をいくつか検討中であります。

今の所、一番反響が増すのはソル友のなおきさんから作っていただいているアーバー
このアーバーも星の数ほど原料種類があるわけですが
最初に作った奴が実は一番良い結果が出たりしました。

ただ、このアーバーもハイブリッドアーバーと激的な差が生まれるかは
今後の実釣テスト次第。
なにせハイブリアーバー自体が密度の差がおおきくて
個体差激しいですから(ーー;)

現状ではジグヘッドを地面に転がしたとき一番手元に情報を拾うのは
丸秘アーバーNo1(試作品)とハイブリアーバー。

面白い結果が出たんですが、残念な面があるとすれば
せっかく金属アーバー作ったのにー(´・ω・`)
とショボーンとしてしまいます(笑


ただ、この金属アーバーは15mmとかの太いブランクやパイプに
1mm、2mm厚で噛ますなら別の結果が得られるんでは。と思うわけです。




というわけでロッドの反響を良くする素材の特徴は

軽さと硬さを両立した素材。
硬くても軽さがなければ×
密度が高く、比重が重たいものは硬くても×××
スカスカでも微妙ですが金属よりはマシ。

ここらへんカーボンアーバー、ハイブリッドアーバー、接着剤浸透させたコルクアーバーが理に適っていると思う。
高弾性でかつ超低レジンなカーボンのアーバーとか欲しい今日この頃(笑


つまり金属のように比重があって硬い奴はロードノイズのような強く高周波な振動を良く伝えるが
ブランクから生まれる振動は大した強さが無いので反響が相殺されているのだろうとゴリさんと検証した結果考えた。

マタギがハイブリッドアーバーを出した理由は恐らくそこら辺っぽいですね。
リールシートがナイロン樹脂である以上、色々限界がありそうです。
カーボンリールシートとか出してくれりゃ助かるんですけどね。


そんなわけで、今回作った金属アーバーはめでたくお蔵入り。
せっかく作っていただだけに申し訳ない気持ちがありますが
結果がわかり色々ふっきれたで収穫でした。

まだ他の素材面で一番理想とする物があるかもしれないですから
今後も色々模索していきます。

金属アーバーもまたどこかで検証するかも。


追記
サバロ店長いわく
メタルアーバーも合う合わないのブランクが出るとの事
ブランクの弾性率や厚さで変わるようです。
ただ激的な差が出るかは分からないようです。(´・ω・`;)

まだ検証不足なのは3mm以下のメタルアーバーですが
それは他の人にお任せ!!(笑

自分は丸秘アーバーの検証をやっていきます。

 

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