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UFMウエダ スーパーパルサーEX 502UL/B

筑後川の仙人こと関根さんから
リメイク依頼を受けていた名竿スーパーパルサーが完成
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6ガイド構成は、そのままにガイドを
マイクロガイド化…
いわゆるEX化をしてみました。


さて、解説の前に
このロッドとはなんぞやってことですが。

超薄いグラスチューブラーで作られた

UFMウエダのスーパーパルサー

80年代に製造されロングセラーとして

90年代まで10年以上もの長きにわたり愛され続けた名品。

それがスーパーパルサーです。(受け売り)

まず、特性として超ペナペナなオールグラスチューブラー

レングスは5fのロッドなんですが


超ペナペナなのに絶対に狙い通りのところに

ルアーが飛んでいくんですよ。



そして魚を掛けてからが非常に面白い。

表層付近の魚なら水中に潜ろうと

足掻いてもグラスの特性で魚あまり暴れられないためか

曲がるけど楽に寄せれるロッド。



ただしボトム付近で根に潜ろうとする魚には

魚に不可がかかる前に竿の曲がり分

魚が一気に移動できるために不向き。


使っていて楽しいロッドでありました。

何よりグラスの透明感はエロスすら感じる

なんとも言えない艶かしい質感。



そんなロッドをマイクロガイド化してほしい

ということで行ったのが今回のex化


実際行ったら、思いのほかシャープネス。

そしてビックリするほど超感度になっていた。


元はハードリングのCCメッキガイドYフレーム

それをバットはAT20
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LSG10

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LSG6
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LSG4.5
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LSG4
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トップT-LGST4-1.6
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構成はフロロ、ナイロンを基準にしたAT20番~

ティップセクションは4番にしている。


エポキシはできるだけ薄くコーティングするように心がけ

スレッドの色もできるだけ元の状態を再現。

厳密に言えば何色が使われてるのか知ってますが

入手がムズかったので近い物を選択しました。


リメイク後としてはメバルのアタリが

ガンガン取れる掛けるロッドとなっていた。

(我々のフィールドだとどうしてもテストフィールドは海になる)

ただグラスロッドで、攻撃的なものは必要か?

と疑問に思っていたので

snif君と共に「ステンガイドでもう少し重くしようか?」

「リングサイズを上げるか・・・」

「エポキシの量を調整?いやそれだと曲がりが」


等と二人で、あれやこれや語らいながら

思い切って仙人に相談。




「面白そうなのでそれで!」ということで

そのままで決行と相成った。


完成と同時パルサーの使い心地を確かめる為に

近所のメバルと戯れることに。

そして速攻釣っちゃうww

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狙い通りのロッドに仕上がったご様子で

ご満悦な関根仙人様(・∀・*) 


海でも淡水でも、この竿で楽しめる魚が

居る場所なら活躍してくれると信じてます(笑



仮組みのときはコーティングの重さが乗って無かったが

完成後は地味にコーティングの重みが

プラス方向に働いていた感じで

シャキっとなった分、曲げて獲る場合の

ラグも少なくなってると感じる。

本当に中々面白い竿になりました。



さて、今回このロッドが教えてくれたことですが

それは、あまりグラスチューブラーに

なじみが無い世代である僕らにとって

とてつもなく大きな経験になった。


カーボンでは出しえないその特性というものは

実際使ってみないとわからない。


そうして未知のものに触れれるか触れれないかでは

意識の差というのは決定的に違うものになると思う。


こんなロッドを作りたい。

こういうロッドに仕上げるにはどうすればいい?


と、思い通りのロッドを作るためには

まずは色々なロッドを見て触れてバラして知るのが大事。


ただし、どうしてもビルダーがわからない部分というのもあります。

それは、どう頑張っても知らない釣り方と

知らないロッドがあるからです。



そこを埋めてくれるのが、こういう知らない竿と触れたり

何より釣り方と竿の特性を、きちんと理解している

テスターという存在が必要不可欠となる。


もちろんテスター自信が、その道に精通していないと

ダメなわけですが幸い自分は周りの方々に

超がつくほど恵まれておりまして

引き出しを増やしてくれる皆様に深く感謝する日々でございます。

今後も寄りよい作品が作れるように精進します。
 

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