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復興の湯

陸前高田市で、市民有志が作った無料共同浴場「復興の湯」が、10日をもって閉鎖されるそうです。

7月に現地入りした時に、何度も前を通り、なぜか強く印象に残っていた場所です。
一度も入浴する機会はありませんでしたが・・・


少し寂しくもありますが、避難所も閉鎖されて行き、「復興」が進んでいる証とも言えるのだと思います。

しかし復興が完了した訳ではないのだと思います(完全に復興したというのがどのような状態なのかは分からないですが)

で、最近の風向きに目を配ってみると、
当たり前のことなのかもですが、どんどん震災の事をテレビなどで見る事はなくなってきてますし、コンビニの募金箱にたまる募金のペースは明らかに落ちて来ています。

この事に加え、

先日の台風の被害に対して、ボランティアなど支援の手が足りないという話を聞き、
「継続した支援を」、「自分に出来る事を」と言っていた時の気持ちを忘れないようにしたいなあと感じ、ログを上げます。 


陸前高田で活動をしているとき感じた事です。

津波は人や物や思いを流して行きました。
市役所も被災し、行政機能や住民の情報も流れてしまいました。
何処に誰がいた?から水道管の配置図は?
・・・その様な記録すら流れてしまった為、
陸前高田の地は、映像で見る以上の難しさがありました。

その他にも、津波は人の役割すら流してしまっています。

仮設に移り、自分の足で立とうと思っても、
社会や家庭などでの役割が流されてしまっている状態
自分の技術や気持ちを生かそうと思っても、その場がない状況

そんな状況に自分が直接できる事は何もありませんでしたが、
決して他人事ではないので、なんらかの形で、これからも考えていければなあと考えています。

陸前高田の地で、仮設住宅で会ったおばあちゃんに
「いつかまた遊びに来てね、本当はとっても綺麗な所なんだから」と言われたのを思い出しました。
何時か、もう一度足を運びたいなあ。

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