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足元には夢がある ~デカソイ狙い備忘録~

  • ジャンル:style-攻略法
どうも。

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40cm

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37cm

北三陸ではランカーサイズ。


これ、誰もが釣りしたことあるメジャー漁港
しかも足元で釣ってます。


大沢くんが釣り東北で
以前書いた記事通りの釣りで、
目の前で実際に何本もデカいの釣ってるの
見てる釣りなんですが、
最近自分なりに掴んだ感があるので
ログにしてみます。



1.ポイント

ある程度水深がある大規模漁港
の奥。足元にえぐれがあり、
船などのストラクチャーがある場所

2.満潮潮止まり付近のタイミング

3.ベイトタックルに太糸

4.ノーシンカー、ネイルシンカー、2gまでのテキサス

5.立ち位置、アプローチ、アクション



まず1ですが、規模の大きい漁港のほうが
水深もありサイズ期待出来る気がします。
足元のえぐれもその分大きいので
夢が広がります。
デメリットは、探るのに時間がかかるので
心折れそうになります(笑)
常に人的プレッシャーに晒された中で
大きくなった奴は警戒心も相当です。
が、ベイトも多くて時化の影響も受けにくい
ので大規模漁港のほうがストック量は多いと思います。


2.比較的明確な地合いが存在すると考えてます。
潮位は高いほうがいいです。
下がるにつれて反応無くなるか、
20cmくらいの小型が釣れます。
多分、潮位上がって
ベイト回ってきたタイミングか、
えぐれの奥まで水が動くので
エサが入ってきやすいからか
またはクロソイもベイト追って差してくるのか
なぜか潮位で期待値が大きく変わります。

エラがオレンジの黒くて臭いがキツイ
居着きも出ますが、
真っ白な回遊と思われるクロソイも
出るので(上の2匹は白い奴でした)
満潮あたりを狙って入ってます。

3.タックルはベイトがベスト。
掛けたら即ごり巻きで水面出さないと
えぐれに一直線なのでやられます。
ラインは20lbでもランディング後は
かなり擦れてしまいリーダー交換か
擦れた場所を切るので細いとやられます。
5で書くこととも関係するのですが
巻き上げにパワーあって瞬時に対応
しやすいベイトがいいと思います。
えぐれだけじゃなく、船やロープなど
面倒くさい場所で掛けるので。
逃げ場を知ってる魚はオープンで
掛ける魚より断然引きます。
なのでリーダーは最低20lb。
可能であればPEではなくフロロ20lb
のほうがいいかも。

4ですが、とにかくスレてます。
なるべくリグは軽くします。
集中力とワームの比重にもよりますが
沈むギリギリに。
というのも軽いほうが
えぐれの奥に入りやすいです。
出港、帰港の船の波とか。
少しでもえぐれに近づいたタイミングで
食ってきます。
これが重いリグだと流れ、波に負けず
フォールスピードも速いので
美味しいスポットに入る時間が一瞬で
チャンスが減ります。
5でも書きますがリアクションで食う事は
期待しないほうがいいです。

で、ワームは他に使う人が少ないと
思われる物を。

例えば、パルスワーム、グラスミノー、
キジハタグラブ等
名作は皆使います。
で、ほぼ毎日魚も見てます。
メジャーポイントの宿命ですね。

以前は1gのジグヘッドに1~2インチの
アジメバワームでやってたのですが
小さいの拾ってしまうのと、
アジメバ用のジグヘッドだと
フック強度が不安。
そしてベイトだとやりにくい。

今はノーシンカーで、
ライザースティック5インチ?一番でかい奴。
ネイルリグで、
デスアダー6インチ。
2gテキサスで、
GPヌート。
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ボリュームあり、
魚が見慣れない、
少しの流れでもどこかがアクションする

のを意識してワームは選んでます。

でこれだけ自重あるワームなら
PE2.5号にフロロ20lb巻いてるジリオン
でもストレスなく使えるのが
いいです。

まあ、ベイトフィネス用リールに
フロロ20lbを30mくらい巻くほうが
いいかもですが、
かなり負荷をかける釣りなので…

5ですが、

まず光と自分の影を水面に落とさない。
えぐれがある場所は
えぐれの真上に立って釣りするので
足音というか振動に注意。

なのでロッドは取り回しも考えると
7f台がベスト。

5~6f台は取り回しもいいのですが
水面に近づく必要ありますし、
えぐれに突っ込む魚を止めるのに
ティップを水中に突っ込む場合も
あるので、少し長さが足りません。
8f以上だと水面から離れてアプローチできる、
描けてから岸壁から魚を引き離しやすい
というメリットがありますが
超接近戦では取り回しに難がある、
岸壁と船の間など面倒くさい場所では
長さが邪魔になる。
間取って7f台がベストという結論に達しました。

7f台のロッドで水面に影を落とさない、
そして岸壁ギリギリを攻めれる距離に
離れて立ちます。
なんならしゃがんでアプローチします。

ちなみに車は離れた場所に止め、
エンジンは早めに切り、
ライトは早めに消します。

ヘッドライトを使うときは
後ろを向くのは勿論、出来るだけ
水面から離れます。

岸壁に近づく時は足音を立てないように。


で、アクションですが、
フリーフォールです(笑)

リアクション狙いは魚を遠ざける気がします。
上記リグだとフォールスピードは
焦れったいくらい遅いです。

ティップだけ出して、クラッチを切り
着水音がしないようにサミングしながら
着水させフリーに落としていきます。
途中、海藻や貝等ギリギリに落とせば
必ず引っかかりますが、
親指でサミングしティップで聞きます。
ラインが止まるだけのバイトも多いです。
満潮周辺は水面直下まで魚が
浮いてる事も多々あります。
聞いてみてバイトだったらそのまま合わせて
ごり巻きです。

違ったらラインを押さえたまま
軽くシェイクして外します。
海藻や貝から外れるとラインがスムーズに
出ていきます。
上記リグだとこの時、流れや波で
えぐれの中へほんの数cm
だと思いますが入ります。
そこでデカいのが口使うイメージです。

多分、着水した時点でワームには
気づいてます。その為にボリュームある
ワーム使います。

海藻等に引っ掛かってモゾモゾ動くのも
見てますが、そこまで行って確かめはしません。が気にはなってます。

外れて落ちてきて射程圏内に入った瞬間、
バイトしてきます。同時にえぐれに戻ります。

バイトなく着底したら即回収し、
30cm~50cmずらして落としこんでいきます。

というのも落ちていく物には
反応しますが、自然界に
垂直にボトムから水面に上がっていくベイトは
いないのか、ライン先行で上がるため  
ラインを見てるのか
巻き上げ時のバイトは今までありません。

ボトムに着くとドンコやカジカが反応してきます。

アクションつけると違和感あるのか嫌われる
気がします。

ひたすらナチュラルに、ワームの形状からくるアクションを信じて静かにフォールさせていきます。

ベイトを使う意味の一つがこれです。 
スピニングだとベールを返す必要あるので
バイトがあってからワンテンポ遅れます。
するとえぐれに逃げ込まれてしまい、
獲れる確率が一気に下がります。
ベイトならクラッチ切るだけでラインを
送り出せて、バイトあったら
親指でライン押さえてフッキング。
しっかり貫通させるため
そのまま溜めて、
その間に体制整え、前に出てごり巻き。
前に出るのは少しでも岸壁から魚を離すためです。
船と岸壁の間でなければ 
ロッドは沖に突き出してティップは
えぐれに干渉しないように下げます。

船と岸壁の間で掛けたらしゃがみ
少しでも魚との距離を詰めてごり巻き。

とにかくごり巻きで可能な限り
短時間で水面に出す事に注力します。

もたもたして長引いたりすれば
岸壁に擦れてブレイクするか
ロープに巻かれるか。

掛かればデカいのと一瞬も気が抜けないので
かなりスリリングです。


で、30~50cmずらすと書きましたが
射程距離はかなり狭い印象です。
上の2匹はどちらもその30cm横にも
落としてますが無反応でした。
見てて次で食った可能性もありますが、
多分本当に目の前に落ちてきた物だけに
口使う気がしてます。

なので、着水から回収まで1分は軽くかかりますが

細かく、集中力を切らさずにひたすら
ランガンする必要を感じます。


バイトですが

カン!

っとはっきり出る場合もあれば
ラインが止まるだけってのもあり、
いきなりひったくりえぐれに突っ込むのあり、
と色々ですが
怪しいと思ったらきいてみるのが大事な気がします。

合わせてしまって違った場合、
魚に警戒心を与えてしまう気がしてます。
ちなみに、一回かけ損なったら
その日は諦めて次いったほうがいいです。
フック触ってなくても
食ってはこないです。
ワーム変えようが何しようが。
変にプレッシャー与えるより、
場所覚えておいて次回狙ったほうがいいです。
バイトあったって事は、
魚が着く条件がある場所って事ですし。



なお、任意のレンジまで入れて
カーブフォールで横に攻めるのも
効果的だと思いますが
ごちゃごちゃした面倒くさい場所だと
カーブフォールさせる距離を取れない場合
も多いので真上からのフリーフォール。
カバーするため30~50cmの細かく刻む事で
カバーしてます。

ストラクチャー少なく、魚のレンジが
分かってれば横の動きのほうが
効率良く探れると思います。




以上、一回一回のアプローチに時間がかかるし
クラッチ切ってサミングしながら落としこんでいくだけという地味さ。
足音にまで気を使うし、
バイトも多いわけじゃない。
掛けたら掛けたでラインブレイクに怯え、
かなり強引にやり取りするのと、
狭く、ごちゃついた場所を攻めるので
剛性高いタックルでも破損の恐怖も。
岸壁と船の間狙ってる時に波で寄ってくる
船とか恐怖でしかありません(笑)


でも、足場が良く、近場で、難しい事なく、
ランカーが出る釣り。

同行者いると飽きられてしまう
危険性高いので、
ソロで釣果を上げてて、
心にゆとり有るときに
潮位高ければチャレンジしてみてください。

メジャーポイントの
しかも足元でいいサイズが食ってくるもしれません。

足元には夢がありますよ




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