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感謝。埼玉シーバス

  • ジャンル:釣行記
駅前のイチョウの葉は黄色く染まり、先日は車のフロントガラスが白く凍ってました。
ショッピングモールにはクリスマスツリーが飾られ、夜になるとイルミネーションが輝き始める。
いよいよ冬の足音が聞こてきました。

2013年11月16日

神童と呼ばれていた頃、江戸の町を水害から守る為に利根川と荒川の流れを変えた歴史を習った覚えがある。

その名残は今でも川の名前になって残っている。

利根川や荒川から取水された水は水路を流れ水田を潤す。水路の水はやがて、残された旧河川に流れ込む。

旧河川では堰で水位を上げて、今度は旧河川流域の水田に水を供給する。そして最後に行き着くのが中川の下流域。


自分のメインフィールドはこの旧河川。この水域では秋になると時々、銀色のマッチョなスズキが釣れる。
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見事な魚体は成長した環境が他の魚と違うからだろうか?

人が作り出した環境の副産物なのか、この時期にだけ遡上してくる個体なのか?

秋の楽しみの一つである、マッチョなスズキを今夜も探しに行ってきました。






今夜は満月。月明かりで影が出来るくらい明るい。
水温は10℃。深夜になり気温が下がり川面にモヤが立ち込めている。

堰は開き水路からの水の流入もない。水位と水温の低下に伴い小魚達は深みに集まり、更に水位が落ちると下流へ落ちて行く。

それはスズキも同様で落ちていくベイトと共に少しずつ自分のホームから姿を消して行く。

先週までは魚が残っていた。今週はどうなのか?

川に到着して早々、アタリがあった。
派手な水柱もバキューム音も無いが、ルアーに何者かが触れる感触と月明かりに照らされた水面に広がる波紋が魚の存在を教えてくれる。

沈めて食わせたい所だが膝上位の水深と障害物だらけの底にロスト覚悟でルアーを沈める勇気もモチベーションもない。先週、ひとつ4000円近くするルアーをロストしたショックからまだ立ち直れてない。

ルアーのフックに魚が触れた感触を最後にアタリが無くなった。


下流に移動して障害物キワを攻める。暗い影にルアーを流し込むと、ゴミを引っ掛けたようなアタリでロッドが絞られた。

障害物から引き剥がす為にゴリ巻きしたらバレてしまった。

今度のアタリも大人しい。深いバイトを出そうと極力テンションをかけずに流し込んだルアーを静かに吸い込んだ感じ。

アタっても針掛りしない。掛かっても即バレ。魚が小さいのか、まさかのニゴイ?

魚の正体が知りたい。最終兵器を使って確かめる。



流れに漂わせるとあっさりヒットした。
サイズは暗くて判らないがネットを出すのも面倒くさいので抜きあげにかかると、あれ?意外に大きい。

ロッドがバッドまで曲がる。空中で針が外れ岸に落ちたスズキが暴れながら川に帰って行った。

60cm位のスズキだった。

魚は居るが活性が低くて難しい状況なのは理解した。

かじかむ指先にこのまま帰る事も考えたが、これが今季最後の釣行になる事も考えられる。魚の写真の一枚位はないとログの内容としても寂しいと思い、もう一カ所回る事にした。




ここは少し水深がある。表層で反応が無いのでボトムに狙いに変えると、すぐにアタリがあったが即アワセするとすっぽ抜けてしまった。

次投は聞きながらアワセてようやく針掛りした。

引きは大したことないが、さっきの失敗もある。ネットは後の掃除が面倒なので10m程上流まで魚を引っ張りながら歩いて水辺まで降りてランディング。
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上顎のセンターにガッチリ掛かっている。
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探していたマッチョな魚ではなかったけど、この時期まで残って楽しませてくれた魚に感謝して納竿しました。
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なかなかシーズンオフにしてくれない魚に感謝しつつも、寒さで心が先にシーズンオフしそうな、ようようでした。

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