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▼ リールメンテ
- ジャンル:釣り具インプレ
3年ノーメンテで使ってきたシマノレアニウムCI4 4000。
そして、2年のツインパワー4000XG。
先日オーバーホールしてみたら、ハンドル側ベアリングが明らかに異色を放っていました・・・
まぁこれは、泳ぐから仕方ない。
所有する全てのリールで同じ事が起きてますw
で、パーツの洗浄だけでどこまで復帰するかやったのが、たしか先月辺り。
超音波洗浄機をコッソリ使い、かなり良くなりました。
スムーズスムーズ♪
で、先日、ロッドテスト中に仲間に「ちょっと振ってみて♪」と言って渡したら、「工藤さん、コレ、ロッドがどうこうの前にリールが壊れてます(汗)」と言われました(涙)
話は戻して1ヶ月ほど前。
取材で山形まで行って、「どうよ、このロッド」と言って自慢げにステラ着けて記者に振らせたら・・・
「あんた、コレ、泳いだでしょ。終わってますよw」
えぇ~?
それ、私が持ってるリールでは、一番程度が良いやつなんですが!
あ、話をもっと昔に戻して数年前。
Gクラのロッドを買って嬉しくて、仲間に「見てみて、このロッド。良いでしょ~!」と現場で触らせたら・・・
「このリール、腐ってますね。こんなので釣れるんだったら、そうとうロッドが良いんですねw」
俺のリールって、そんなに駄目なんか?
昔から言ってるが、リールが1年もたない(泣)
ぶっちゃけ、PEラインのほうが長持ちするww
で、前回の分解洗浄だけでは駄目かと言う事で、悔しいけどベアリングを買った。
高いけど純正部品を御取り寄せ。
これはレースやってる時に知ったけど、純正部品ってのは物凄く耐久テストを行った上でチョイスされているから、寸法誤差や制度の面で安心できるのです♪
さっそく分解洗浄部品交換に着手。
まずはサクサクと全バラ。
クラッチ触らなければ、どうって事ないです。
今回はレアニウムとツインパのハンドル側のベアリングを交換なのですが、寸法は両機種共に同じ寸法。
で、値段も一緒。
でもなぜか?品番が違うのです。
レアニウム→ARB
ツインパワー→SARB
だそうで、ふ~ん、じゃぁSが付いてるほうが偉そうなんで、ツインパワー用を2つで(笑)
どうですか?
この素敵な色w

外して新品と並べる。
明らかになんか汁が出てきてますw
ささっと交換して組み付け。
この時に思った。
やっぱり隙間は消せないのかな・・・と。
まぁいいや。
今度考えよう。
だいぶ良くなったはず!
そういえば先日、ある釣具屋へ行ったときに、リール用ケミカルの実演販売をやっていた。
私も昔、似たような事をやっていたので、懐かしく眺めていた。
自動車やバイクも沢山のケミカルが使われているが、その中で本当に効果がある物なんてのは極僅か。
というか、ケミカルは適材適所で、正しい使い方をしなくては絶対に効果が出ない。
特に吸着が難しいフッ素は、耐水流動性が非常に高く、素材の摩擦係数と粘度によって扱いが難しい。
どうやってくっ付け、どうやって落とさないか。
でも、粘度が高すぎると回転は落ちる。
そして熱や水の問題。
そのバランスがケミカルは本当に難しく、欲しい回転の意味合いによって必要になる粘度を変える必用が在る。
どんな売り方してんのかな~?と思い眺めていたら、店員さんが声をかけてきて、もしリールをお持ちでしたら無料お試しで出来ますよ♪と。
なんでも素敵なケミカルらしく、イオンなんちゃらフッ素がどうたら。
既存のグリスを全部洗い流し、そのグリスにすると全ての回転がスムーズになり、感度も上がって魚が釣れると・・・
まぁ、めんどくさいので丁重に断ったw
そしたらそのメーカーさん、「どんな部品にでも弊社のグリスは万能で・・・」なんておっしゃられやがりましてw
へぇ~
その前に、どんな釣りしてるんですか?が先だろ!とは思ったが、黙って聞いてると、まるで魔法のケミカルみたいな話になってきた。
こりゃぁまずいと思い、「いや~、ヒラスズキなので、回転ストレス軽減ではなく、水に流れない方向のグリスが欲しいのですが・・・」と言ったら、「ヒラスズキは繊細な潮の流れを感じる為にも、リールの回転性能が凄く大事ですよね!」と・・・
あ、いや・・・
なんで私はこういう変なのに良く捕まるのか(笑)
耐久性を重視したメーカー純正グリス全部落として、シャバシャバのグリス入れたら、そりゃぁ軽くなるに決まってんじゃん。
それ、ドンだけもつのよ。
しかもフッ素って・・・
熱以外の吸着はどうやんのよ?
頼むから、クルクル回すな。
つうか、スピニングのシングルハンドルは、回転が軽すぎると使いにくいと思うが、これいかに。
という事を、ソフトに言ったつもりなのだが。。。
う~ん困った。
「今お金ないので、検討しておきます」と言って、チラシもらって帰りました。
ケミカルはね、本当に奥が深くて楽しい分野。
たまに全否定する人も居るけど、じゃぁ車にオイル使わなかったらどうなる?って話し。
車のエンジンの進歩は、ケミカルと表面処理の歴史でも在る。
それでも「添加剤とか、インチキでしょ?」という意見は少なくなく、やはりそれは「適当なこといって、さも素晴らしい製品ですよ!」というインチキ業者が後を立たないからかもしれない。
多くのケミカル製品は、販売元が原液から作って売っているのではない。
供給メーカーが在って、売っているメーカーは別物。
原液を作っている供給メーカーは当然、そのケミカルの特性を掴んでいるのだが、それを~~用として売るほうに問題が在る事が多い。
全部が全部じゃないけどね。
でも本当は良い物も、そういう詐欺みたいな製品に埋もれていってしまうのが現実。
もし自分でリールのオーバーホールをしたくなったなら、まずはメーカー純正のケミカルをそろえる事をおススメします。
その先、「ココの回転を軽くして、ココの回転は粘らせたい」とか、「せっかく芯出ししたんだから」と言う気持ちを持ったときには、用途別で色々なケミカルに手を出すと、とっても面白すぎて嵌っていくと思います。
とりあえず、おススメはWAKOS(和光ケミカル)辺りでしょうか(笑)

- 2012年12月18日
- コメント(11)
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登録ライター
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シール性とか考えるなら究極はジュラコンのカラーかもしれん(笑)
ベアリングは水圧かかったら一発っす(笑)
グリス・・・使って惚れたのはIOSのグリスかな・・・
かなり乳化しにくいっす。 ただしベアリングに入れられるほど粘度低くないんすよね(笑)
10セルテ以降のマグシールドダイワリールだとゴムシールついててハンドル側からの浸水に耐性あるっす。
まぁ 外してるけど(笑)
ハンドル側のベアリングの上にベッタリグリス乗せて流体シールを形成したこともあり、それが一番良かったっすかね~。乳化進むほど柔くなってシール性増します。
難点は乳化後の除去が手に負えない(笑)
あ、塩がみベアリングはシールド外してパーツクリーナー吹いたら塩飛びますよ。 内部キズが軽傷ならこれで復活。
傷だらけになるほどすでに回しまくってるでしょうから手遅れかもですが(笑)
西村
島根県