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プロに成りたいのですが?(その1)

  • ジャンル:釣り具インプレ
久し振りにメールネタ。
メールで戴いた相談やクレームを暴露するコーナーですw
昔はよくやってたね♪
 
ここから始まる文章、実は数ヶ月前に書いた内容でした。
が、ちょっとアレなので封印してました・・・
でも、メールをくれた人がまだ悩んでいるようなので、細かいとこを修正加筆してリリースします。
 
ネタがネタだけに、ちょっと長いですが、ひょっとしたら相談してくれた人の一生を左右する可能性があるので、数回に分けて掲載します。
コメント返信が遅れる可能性がありますので、ご了承下さい。
 
~以下本文~
 
ある日、こんな質問が来た
 
【質問】
「どうやったらプロになれるんですか?」
 
むむむ!
私に聞くのがそもそも間違えダ!と、悩んで出た答えがこれ↓ 
 
「私はあなたが思って居るようなプロじゃないので解りません。が、そういう人になる為の最低限の条件は在ると思いますよ・・・」
 
まぁ、何の答えにもなってない(笑)
 
で、せっかく勇気を出してメールをくれたその人に悪いと思い、補足的な意味でコレ書いてます。
ちょっと微妙な事も書いてあり、世に居る「釣りのプロ」と言われる人が、全て下記のような事を思っているわけでは在りません。
人それぞれなので、参考程度にお願いします。
 
そもそも釣りのプロってなぁに?って話しも在ります。
それでメシ食えたら、そりゃぁ世間一般的にプロって呼んでも良いのですが、大多数を占めているテスターやモニターはどうなのかと(←お前が言うな!ってのは無しでw)
 
正直言うと、釣り業界のプロに成りたいと言うなら、手っ取り早いのは「釣具屋で働くこと」が一番かと思ってます。
社員なら釣具販売のプロ。
アルバイトならセミプロですか(笑)
 
あ、メーカーに就職したら、釣具企画製造販売のプロですね。
それも「好き」というベースがあれば、十分魅力在る仕事です。
 
でも、きっとそう言う事を聞きたいのではないと思うので、「アングラーとしてのプロ」として、少し話を進めます。
 
まず大前提に、釣りを楽しむ上で「プロだから偉い」とか「テスターだから偉い」ってのは在りません。
「カッコイイ」と「偉い」ってのを一緒にすると痛い目に合います(私はあんまりカッコイイと思ってませんが、何かを目指すって事は悪い事じゃない)。
 
「偉いと思われたいからプロになる」のであれば、釣り業界でのプロはお奨めしません。
どっちかというと、もっとステータスの強い「ユーザーが多い業種」のプロをお奨めします。
 
が、あのモータースポーツのトップカテゴリーであるF1ですら、「ドライバーが自分の事を偉い」という事はまず在りません。
外部やメディア等からも、速いとか巧いとかカッチョ良い!ってのは評価の言葉で使われますが、「あのドライバーは偉い!」って理由でシートが回ってくる事は在りません。
 
釣りという遊びは、全ての人に平等だと思います。
「取材だからその場所譲れ」とか、ありえないです。
先行者が居たらそちらが優先で、せいぜい挨拶して端っこに入れさせてもらうしかありません。
むしろ「もしも邪魔なら言って下さい」ってのが釣りの常識。
ただし、邪魔もしてないのに、逆に「ココで取材はダメだ」と言う事を言われる筋合いもないのです。
フィールドはみんなの物なので。
あ、友達が教えてくれた超極秘ポイントとかを使うなら、お断りを入れるのが当たり前。
 
プロだとか何とか言う前に、人としてどうなんですか?が大前提。
 
昔ヒラに行ったときの話し。
私が岬先端で波待ちしてる時に、「一言もなしにさっと目の前の岩に入ってきて、サックリ根掛りして、速攻でライン切って行った人」が居ました。
その人は、雑誌等で活躍していたプロアングラーです。
その日は取材じゃなかったようですが、一般アングラーの私が「面白い」と思うはずがありません。
 
当時の私は、数日前に波食らって痛い目に合い、かなりビビッて居た時です。
ヒラは初心者の頃は、リスキーな場所に立っても気がつかないもの。
また、そういう釣りかと思っていました。
「平気」というレベルが、まだ確立されてないんですよね。
 
そんな時期だったので、必要以上に「もう一歩先の岩に行くのをためらっている時間」は長かったです。
ひょっとしたら、その方から見れば「そんなの平気だからとっとと前に出ろよ」と思ったのかもしれませんし、「投げないなら先に投げちゃうよ」だったのかも知れません。
もしくは「こういう風にやれば良いんだよ」と見本を見せてくれたのかも。
 
でも、私は非常にガッカリし、1投もせずにそこを立ち去りました。

以来、そこのメーカーの製品は買ってません。 
 
ユーザーとしては当たり前のアクションです。
残念な事に、この手の話はよく聞きますね。
 
プロだのなんだの言う前の、人としての前提の話し。
 
 
次回はプロ?の定義の話し。
 
続く

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