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▼ 心に灯す

  • ジャンル:日記/一般
そういえば、3/14は1ヶ月前にチョコレートをくれた人にお返しをする日でした・・・
なんだかんだとバタついていた為に、すっかり忘れていました（汗）
 
仕事を終えて家に帰る途中、タバコを買いにコンビニに寄り道。
電話で「何か買っていくものはありますか？」と嫁に聞いたら、「明日の朝のパンだけ買ってきて♪」と言われ、ほんとに良い嫁を持ったな～と実感しました。
近所のスーパーに行けば品薄で、「それ、賞味期限内に消費できますか？」って量の買い込みをするおばちゃんたちの中、オムツ一個だけ買ってくるだけの事はある。
 
でも、家に帰えってテレビをつければ、否応無しに悲惨な光景が目に入る。
やはり女性の感受性には耐え難いものがあり、それは少しずつ彼女の心の中に蓄積をしていたみたい。
 
コンビニで数人の客が、弁当コーナーの空になった棚を見て深いため息を付く中、幾つかのホワイトデーのお菓子を必死に物色しました。
どれが一番喜んでくれるかな？
出来れば凪チンも食べれるやつにしよう。
 
とりあえず、一番美味しそうなのを手にしてレジに行き、ピッと電子音を響かせてビックリ。
あら、結構高いのね（汗）
 
家に帰って早々に、はい、バレンタインのお返し♪と言って渡したら、とても喜んでくれました。
まったく想像していなかったようです・・・
嬉しそうにその場で開けてしまい、凪チンにつかまってました。
 
我が家の食糧備蓄のことも考え、けっして何時もと同じとは言えない食事。
でも、今こうして、暖かい家で家族と一緒に食卓を囲めるのは、本当に幸せな事。
 
仕事上では計画停電が計画通りに行われない事で、莫大な損失が出てしまうのだが、みんなの節電が多くの家庭に明かりを灯し、後に計り知れない精神的な効果を生み出す事となる。
 
でも、正直言って、この暖かさを得るほどに、被災地の人たちの辛さを考えてしまう。
心の奥底にジッと溜まる、なんだか薄暗い影。
どうにもならんのは解っているけどね。
 
あ、そういえば、ボチボチとfimoの中でもログを再開してる人が増えてきましたね。
通常通りログをアップしていた私の中でも、かなりの葛藤はありました。
 
本当にその一言は、被災者の負担を減らす方向へ向かうのか。
ただの自分の経験でしかない事を書くのは、大きな誤りと自己評価を求める気持ちがあるんじゃないかと。
また、そう見られることを恐れる時点で、それはただ単に・・・
 
エンドレスにそういう思考が頭の中を回りつつも、最後には「今の自分にやれることって何だ？」にしたがって出した答えが、「書かない事で後から悔やむのは嫌だ」と言う事でした。
 
過去に「あの一言を言っておけば」で、大きな後悔をした経験が在ります。
また同じく、「あの一言を言わなければ」でも後悔をしたことも在ります。
 
じゃぁ、前に進めるのはどっちなんだ？と。
 
そして一通の「こんな時にブログをアップして、そんなに目立ちたいのですか？」という姿を見せない人からのメール。
その瞬間はかなりガッカリでしたが、今思えばコレは感謝。
そう、自分の立場をはっきりと判らせてくれた一言でした。
 
進むって、そういう事なんじゃないかと思う。
情報を発信する側の人は、何時も何かしらの葛藤を持ちながらも、そこに大きな責任を背負って行く義務がある。
たまにその重荷が辛い時もあるけど、その情報で喜んでくれる人の声に救われる。
 
結局は、自分の姿をさらけ出す勇気なんだろうな。
どんな理由にせよ、見てくれている人に感謝です。
 
まぁしょっちゅう怒られているけどねｗ
 
こんな時だからこそ、そしてこれからはもっと、業界に携わる立場の人のログが、多くの人の心に明かりを灯して行ってほしいと思います。
もちろん、自分の状況に合わせた、無理の無い範囲で。

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