【ＢＡＹ　ＳＩＤＥ　ＤＩＡＲＹ】話題のスプールを使ってみた

スタジオオーシャンマークさんが発売する
『NL18EX4000S』&『NL18EX4000SS』
18イグジスト、19セルテート用のカスタムスプールです。
しばらくシーバス向けアイテムから遠ざかっていた感じのスタジオオーシャンマークさんですが
今年の初めにフックリムーバーHR165Sを発売し
立て続けにシーバス関連のアイテムをリリースですね。
LTになり昔のRCSスプールの使い回しが出来なくなって
ちょっと困っていたときに
カスタムスプールを開発する話を聞いていたので
個人的に心待ちにしていたアイテムです。
カスタムスプールというだけあって
純正とはまた少し違った拘りで設計されています。

【マルチカットリング】
パッと見で一番目を引くのが

このリング部分。
ちょっと見辛いですがリングの角度が一部変わっているんですよ。
この形状により純正スプールより飛距離を出しつつも
ライントラブルを格段に減少させているようです。
以前のRCS用カスタムスプールは楕円形のリングを装備していて
これはこれでトラブルは少ない感じではありましたが
更に少なくなったようですね。

【完全防水のカセットドラグ】
今はまだ水洗いしている程度なので
活かしている感じではありませんが
実はドラグ部分が完全防水。

内部がカセット式になり
ゴムパッキンもあるので
水の侵入を完全シャットアウトしてくれる感じです。
ウェーディングだと
知らず知らずのうちにリールが水に浸かっていたり
波を被ったりする事があるので
防水性が高くなるのは嬉しいですね。

【選べる2種のチューニングドラグ】
僕もそうですがノーマルギアとハイギアを使い分けている人もいるかと思います。
エリアや釣り方でリールを使い分けるとなると
それなりにラインも状況によって変わってくるかと。
僕なんかは大型河川でもナイトゲームのように
上で食わせられる場合は0.8号を使用するのに対し
デイのバイブゲームなどは
キワから剥がす為にも1.5号をメインで使用しています。
ここまで違うとやっぱりドラグの効かせ方も変わってきますよね。

このスプールは強めのセッティングかつジリジリと粘るS表記の『タフ』と繊細なセッティングでスムーズな出だしでSS表記の『ソフト』
の2種でラインナップされています。

今回は様子見で『タフ』に1号を巻いて使用してみました。

実際に使ってみると
特殊なリング形状のお陰でストレス無く飛んでくれますね。
後半の失速が少ないのかな？
プラス5.6mは飛んでる感じがします。
リングの素材等もありそうですが
ラインの放出音が妙に軽いのが新鮮です♪
この日以降も使っていますが
バイブ中心の釣りとはいえ
アップからの釣りを続けると
ライントラブルは少なからずあるのですが
このスプールでは今のとこトラブルはゼロ。
コロナが落ち着いたら堰周りのアップの釣りで試してみようかと。
ここは牡蠣瀬のキワで掛けると
結構ヒヤヒヤするんだけど
タフの名だけあって
カバーに突っ込もうとする魚にも
出過ぎたり突っかかったりする事なくジリジリと粘りながら出ていってくれる為
頭を向けやすく対処がしやすい感じです。

さて実釣はというと
短い時間ではありましたが

グッドサイズのクロダイを

ポツポツとキャッチする事が出来

バッチリ「お試し」をする事が出来ました。

純正スプールとは違う『性能を突き詰めた』仕様のカスタムスプール。
気になる方はもうすぐ発売予定ですので是非店頭で現物を見てみてください。

【使用タックル】
ロッド：ECLIPSE・プロト94MLL
リール：19セルテートLT4000
スプール：スタジオオーシャンマーク・NL18EX4000S
ハンドル：スタジオオーシャンマーク
ライン：秘密のプロト-1号
リーダー：ヤマトヨ・フロロリーダー25lb
ルアー：
ECLIPSE・ラウ60(ブラッディーイワシ)
ECLIPSE・パワースライト85(グローボラ)

【小物類】
ECLIPSE・スリングショルダーポーチ
スタジオオーシャンマーク・フックリムーバーHR-165S
スタジオオーシャンマーク・オーシャングリップ2100

【今夜はどこが釣れるかな？】
釣果予想システム『ツレダス』