今の自分の釣りにおいて結果を残す為に最も重要だと思っているのはモチベーションの維持だと思っている。
全ての以前の問題。
釣りたいとゆう願望は普通の生活をしている人に比べれば強い事は当然だと思うけれど、タックルやルアーなどの装備よりも一番難しいのがそれ。
当たり前に仕事の合間を縫いながら睡眠を削っての釣行は肉体的には楽では無いけれどそれは気持ちがカバーしてくれる。
求める気持ちが全て。

0と1では全然違う。
結果が全てではないが、情熱を持って取り組んでいるだけに形を手に入れることが出来るのは嬉しい事だ。
今回は精神的に限界になった自分だったが仲間に助けられ少しだけだけど結果を手にする事が出来た。
単独では辿り着けなかった事だけに有りがたい事だと思う。


5月10日　磯

今回の遠征は久し振りに松山さんが参加。
冬場は毎日の様に顔を合わせているが、釣り場に困るこの時期は釣り場が一定せずなかなか一緒の機会を持てずにいた。
更にこの半年絶好調のマコちゃんとある意味弟子のひとりのけんじ君4人に加え、西東京のサファーさんが合流。
5人のパーティーと大所帯の遠征と成った。


磯のシーバスの良い処は何と言ってもストック量。
本当の意味で良い状況にはまだ出会えていないがそれでも遠征メンバーみんなが釣果を得る事が出来る事。
ポイントをひとり占めすることよりも情報をシェアーして共に結果を出せれば別の角度からも釣りを楽しむ事が出来る。

今回は本気で釣る気でのエントリーだった。
深夜2時台にポイントにエントリーして朝が明ける前にはそれなりに結果に辿り付く積りだった。
4月前半や連休中は夜の内に釣れているらしいポイントは深夜からアングラーが入りエントリー出来なかった。
連休明けのこのタイミングで平日、おまけにそれほどの大釣りはこのポイントに関してはこの処聞いて居ない。
良いタイミングだと思って居たが・・・

磯際を海水の中ポイントに向かって行くと、先行者が戻って来た。
”先端は風が強すぎる・・・”
そう言い残して撤収して行った。
この時間で既にエントリーしているのだからこのエリアはおかしい。
エキスパートなメンツがムキに成って結果を求めている事を感じずには居られない。
”強風でも予定のルーティーンをこなして結果を手に入れる”と思っていた。
この時点では・・・

ポイントに辿り着くと波高はそれほどでもないものの、風速15m以上の強風。
先行者が撤収して行くのも無理は無い。
メタルジグを投げても風方向には30m程度投げるのがやっとだった。
とても釣れそうに無い状況。
とゆうよりとても釣り成らない。
当然ノーバイト。
房総遠征、なかなか良いタイミングで入れない物です。

その後、ポイントを大幅に変更するも誰も反応を得る事無く昼食の時間に。
単独遠征ならこれで終了して撤収したと思う。
現に次のポイントに再びエントリーするだけのモチベーションはもう自分には残って居なかった。
濡れたウエットを再び着込むのは気持ちの良い物では無い。
でも、このエリアでダントツに結果を残しているマコちゃんは入って居る可能性を感じていたのか本命場所へのエントリーを勧てくれた。
みんな釣りたいのは同じ。
諦めずに最後まで頑張らねば・・・
寝不足からの頭痛もひどかったが、残りのエネルギーを絞り出し、気持ちを切り替えた。


前回、前々回の遠征では反応を殆んど得れないで居たポイントだが、海はサラシで満ちていた。
波は残り、風は少し弱まった。
そしてチャンス到来。


50cmとサイズは小さいけれど有りがたい1本目。
根際のルアー立ちあがり直ぐにバイトして来た。
ハーモニカ食いのやる気のある奴。


別の沖磯に乗って2本目はサイズダウンの43cm
根を越える波の落とし込みでバイト。




ついに鱸サイズをゲットかと思えば、上げてびっくりのイエローテールが見事なブルーランナー。
根に巻かれながらも波の振幅を利用してポンプアップ。
フックを折られながらもキャッチ成功。
60cmと意外な小ささにびっくりした。



サァファーさんは用事で昼に先上がりで残念でしたが、メンバー全員がキャッチ成功。
マコちゃんは80前後のマル２本、けんじ君はマルとヒラの2キャッチ、そして松山さんは初ヒラをゲットとなった。

帰り道はアドレナリンで頭痛も治まり、眠くならず元気一杯に車を走らせる事が出来ました。
昼の落ち込みようが嘘の様で、みんなに感謝感謝の釣行でした。