五島遠征 重心移動ハンドメイドミノーで自己記録更新!

  • ジャンル:日記/一般
前回ご紹介したメッキフィルム&重心移動を盛り込んだハンドメイドルアー達を引き連れて、自身初の五島遠征へ。
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博多ふ頭から乗船したフェリー「太古」はスタイリッシュで内装キレイ。設備も素晴らしくすっかり気に入ってしまった。

ずっと乗っていたい気分だったが夜明け前に船を降り、島のレンタカーでポイント探し。何しろ初めての地なのでGoogleマップだけを頼りにあちこちをランガンすることに。メインはヒラスズキ、条件次第では青物を想定して走り回る。こういう開拓系の釣りは久しぶりだ。それだけでもテンションが上がる。
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いい感じにサラシもあるし、魚も居そうなのになぜか反応が無い。いろいろとルアーを投げ倒したが結局昼まで何の手掛かりもないまま。結構スレているのかもしれない。休憩を兼ねて一旦宿に顔を出しに行く。



午後からはまた新たなポイントへ。ちょうど最干潮の時間帯にシャローエリアに入ってみる。
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青空が映り込むフルメッキ140mmミノー。
微妙に重さとシェイプの異なる4本を試しながらローテーションしていく。ちょっとの違いでも動きに差が出るので面白い。

しかしこんなに天気が良かったら釣れる気がしない。だんだんとボウズの予感に支配され焦り始める。
手前のワンドを一通り投げて反応がないので、歩ける範囲で一番先端の方へ。この日は大潮で干満差が2mあり、この辺りは満潮だと完全に水没するエリアだから、最干潮の今なら今日はまだ誰も入っていないと想定。

数投目でなんとハンドメイド根掛かり(号泣。。。)

すぐにロッドをあおって外しにかかる


…と、


「えぇっ⁈」

いやいや、根と思っていたものが、
じわーっと動き出した!
そして、強烈な走り‼︎
ナンジャコリャー⁈

ドラグがどんどん出ていく。
慌てて締め直し応戦。
かなり重い。
ヒラスズキではない。クエか?ハタか?
走りは鋭くはないから青物ではなさそう。

しばらくして水面から尾びれが。
デカい!
そしてまた潜るー。

浮いてきたのはいい型のマダイ!
フック位置を確認。掛かり方は良さそう。
これなら外れそうにない。

少し冷静さを取り戻し、ゆっくりと浅瀬に誘導。




そしてどうにかキャッチ成功!
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やったー‼︎
マダイ自己記録更新の71cm
重さは4.2kg 重い〜。
しかもハンドメイドで!

なんてこと!
やってしまった。こんなことあり?
しばらく信じられないような気分で
呆然と魚に見とれてしまった。
撮影してくれた同行者からも歓喜と賞賛の声。
いや〜、来てよかった。

ファイト中気になってたのは、ボディ強度が持つかどうか。
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リアのアイ付近には大きな歯形が。
きっと追い食いしたんだろうな。ボディは見たところ問題なし。

#3フックはやや伸びたもののこちらも無事。
うまく力が分散した感じ。
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それにしてもこんなドラマが待っているとは思ってなかった。ハンドメイドメイドやってて報われる瞬間。
やばい。いよいよやめられない。

その夜は仲間と宿で祝杯。
翌朝はヤズやチヌがヒットしたもののバラシてしまいキャッチなし。しかし充分満たされ帰路につく。
五島ありがとう。また来ます。



そして自宅で一晩寝かせたマダイを家族でありがたくいただく。
サイズが大きいので身が硬くなってないか心配だったが、全く問題なしの美味!
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どれも本当に美味しかった。
いや〜、満たされまくりです。


あと楽しみにしていたのがこれ。
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「鯛の鯛」と言われる胸びれ近くの骨。
肩甲骨と烏口骨という部位らしいが、まるで鯛のようなカタチで面白い。めでたい鯛の中にさらに鯛がいるということで古くから縁起物なんだとか。塩焼きの残りから掘り出して息子に見せたらとても面白がってくれた。


ルアーという道具をこしらえ、
魚を探して釣り上げて、
捌いてありがたくいただく。
私なりの自給自足スタイル完結。

さらに濃く深い釣りを目指していきます!








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