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▼ 古くて新しい〜チープなオールドスピニングに学ぶ事
- ジャンル:日記/一般
- (リールメンテナンス)
シンプル、、、もここまで来ると〜
手抜きか?
って位の簡素なオールドスピニングリールであります(^_^)ゞ
オリムピック
ニュースパーク80
詳細はいっさい不明、、、
基本、分解図も無しでバラすのは本当は怖いのですけど〜
あまりにも簡素なのでものの5分でバラバラになっちゃった(^_^;)
随分と古い物のようでして、かなりの安価モデルなのでしょう。殆ど子供の玩具みたいなノリなんですけど〜中の構造がですな、、、
実に面白いんですわ〜!
では、詳しく観ていきましょうか。
カバーをはぐってビックリしたのが今まで見た事も無いこの構造。
ドライブギヤとピニオンギヤが直角に交わっていますやん!
槢動子の下まで突き通るスプールシャフトなんて初めて見ましたよ、、、
ローターと一体化するピニオンギヤですって。
私の知っているスピニングリールの構造とは全く次元の違う常識外れな、、、
はて?そもそも何が常識なの?
普段見慣れている物が常識だと誰が決めたんだ?
って目から鱗。
もっと頭を柔らかくしなきゃな〜って改めて感じちゃいました(^_^;)
さてさて、
フェースギヤと言うのだそうです。
今時の大方のスピニングはハイポイドフェースギヤと言う形式。
ハイポイドってのはドライブとピニオンの回転軸が同線上には無くオフセットしている事を言います。
ピニオンギヤの中を貫通してスプールシャフトが通りますからオフセットしていなければドライブギヤの支持が片側だけでしかできなく成るんですよね。
だからこう成っちゃうと、、、(^_^;)
初めて見るギヤの形です、、、
かなり傷んでますな〜( -_-)
この造りならいっそベベルギヤにすれば良かろうにね。車のデフみたいにスパイラルのベベルギヤの方が傷まない気がしますが、、、?
シムも無ければナットも無し。直にハンドルねじ込んでるだけと言う。
なんちゅ〜割り切り方、、、(^_^;)
オシュレート機構も超簡単!
普段見慣れている奴はアイドルギヤを介してからカムギヤを回し、それにS字カムが被さってますよね。
此奴はドライブギヤのダイレクトです、、、
直接槢動子と噛み合ってまして〜
S字カム?何それ?ですよ( ・_・;)
ストレートの単なるレールとな、、、
スプールに均一に糸を巻く、なんてのはもはや常識では無いんだ!
この構造だとスプール上端と下端に差し掛かるとシャフトの動きはどんどん小さくなって行き、逆に真ん中当たりは大きく動く訳でして〜
糸はスプールの両端では密に中程は疎に巻かれちゃいますよね、、、
笑っちゃいます(^_^;)
スプール側で誤魔化すつもりなんでしょうかね。
初めて見た時、変わった形だな〜って思ってたんですよ。これで合点がいきましたわ〜
奇麗に糸を巻くなんて常識はこのリールには通用しないんだと、、、
糸よれ?何それ?PEラインって何?( ・_・;)
糸を繰れれば由と思われます(^_^;)
なんたってね!
プラスチックですよ、ベアリングレース、、、
でもこのデカさはグッド(^_^)ゞ
ハンドルを回すと、
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ、、、、
うるさ〜い(-_-#) ピクッ
なんとも凄まじい音がしますんですが〜
ストッパーがバネで弾かれる音が凄まじくうるさいのね。
ま〜この大きさだからな、、、(^_^;)
ダイワさんがインフィニットストッパーってのを発表してからはハンドルを回してもな〜んの音もしなくなりましたけど昔はハンドルを回せば音がするのは常識でありまして〜
でも、私の知ってる音は
チリチリチリ、、、又はジジジジジジ、、、
ストッパーはローター部に組み込んでいる物と思っておりましたが、、、
全てドライブギヤひとつでまかなっちゃうと言うスーパー合理主義?!
スピニングリールってこう言う物だって勝手に解釈していましたよ。
これも立派なスピニングリール。
古いのだけど凄く新しいと言うか新鮮と言うか〜
違うベクトルでリールを造るのも有りなんだな〜ってちょっと感動しました(^_^)ノ
チープなリールには違いないのですけどもアイデアとしては凄く面白いものが有ります。
ギヤはハイポイドフェースでなくても良いのではないか?
ハイポイドギヤだってデメリットが有りますし。
構造上ピニオンギヤは滑りながらドライブギヤと接しますので伝達のロスが有るんですよね。設計も凄く難しいし、、、
同軸上にギヤを配置すれば簡素だしいろんなメリットが有ると思いますよ。ギヤの片支持も設計次第だと思うし。
ベイトリールは右用左用って有るんだからスピニングだからと言ってハンドルを付け替えられなくても構わないでしょう?
他にも、
必ずしもローター部に反転防止機構を組み込む必要は無いだろうとか、、、
シマノさんのBBシリーズだってハンドル側にワンウェイ組み込んでますしね(^_^)ノ
ドライブギヤひとつであらゆる仕事をさせちゃおうって発想もとっても面白いでしょ。
私、スピニングリールの歴史って詳しくないんですけど〜初めは多分いろんな機構や仕組みがあったのでしょう。で、より合理的で確実な物だけが残り他は淘汰されていって今の形に成っていったと、、、
このリールも淘汰された物のひとつなのでしょうね。
でもですよ、
本当に現在の流れが正しいのでしょうか?
って事ですよ。
全然違う発想が他にあっても良いのじゃないですかね?
もしかしたら将来、全く違った発想のリールが主流になってるかもしれないじゃないですか〜
想像したらワクワクしません?
スピニング用のロッドに付けらる下向きに付くベイトリールとか、スプール自体が回転して糸を繰るスピニングリールとか、、、
温故知新とはよく言ったものです。
頭は常に柔らかくしておかなくちゃな〜って思いしらされたリールでありました。
組み上げて実際に魚釣ってみようかね(^_^)ゞ
- 2021年4月18日
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