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▼ ケンクラフト ゼスター、、、タイ製と中国製の違いを検証してみました(^_^)ゞ
- ジャンル:日記/一般
- (リールメンテナンス)
ケンクラフト
ゼスターVX1000&2000
20年以上も前のリールを如何しようって言うの〜なんて野暮は言わないで下さいな。
イカ師匠曰く
ゼスターはな、タイ製と中華製では造りが違うんやで!
両方渡すから比べてみいや、、、
とま〜2台まとめてお預かりした次第。
1000と2000はスプールが違うだけですのでボディーは同じなんであります。
今さらそんなリールをとは言わないで、これも勉強ね(^_^)ノ
良い機会ですのでしっかりと検証してみようと思いま〜す。
タイ製の方が前期型、中国製は後期型と理解しとけば良いのかな?途中で生産国が変更に成っておりまして、同じ機種でありますけど並べてみると微妙に違うんですわ。
先ずはバラして、、、
ってね(^_^;)
つい最近程度の良い3000番をフルメンテしたばかりですので分解の詳細はそちらで〜
分解は割愛で(^_^;)
どっちがどっち?程の違いではありますけど明らかに違いますな〜
見比べて直ぐに気付いたのはラインローラーの形状が違うの。
糸が掛かる部分の形状が逆っぽいのですけどこの向きで良いようなんですな〜
ちゃんと中のベアリングの位置も違うんですよ、、、
え〜っとね、、、左がチャイナ、右がタイ。
2台同時に分解して中を見ると結構違うのが良く解ります。
中国製
直ぐに解るのはリバースのレバー、材質と形状が違います。それとフレームとキャップの合わせ位置を決めるピン、付いてる側が逆。カムギヤの取り付け部の造りにフレーム内側の処理の違いなどから明らかに別の元型から鋳型を起こしていますな。
タイ製も中国製も甲乙、、、じゃないな、
丙丁付け難し(^_^;)
ドングリの背比べで有りまして〜
ギヤも、、、
ベアリングがオープンタイプって位でタイ製だから良いとか中国製だからどうとかと言う程の優劣は無いように思われます(^_^;)
ただ〜此所だけは決定的に違うぜ〜!
上のがタイ製、下のが中国製。
中国製は普通にカムギヤ方式(^_^)ノ
特に今更解説する事も無くと、、、
注目すべきはタイ製の部品よ!
何じゃこりゃ〜ですわ。
2段に成った溝とカム。
師匠から是非見ろと言われていたオシュレート方式であります。
ピンはステンレスだな、、
しかしま〜なんともへんてこりんな( -_-)
師匠が言いますには、リョービのニューRFOと同じ機構なんだそうでして。
RFOシステムはメタロイヤルをバラした時に徹底調査をしました際その複雑さに驚嘆したものでありますが〜
RFOシステムのログはこちら(^_^)ノ
これは、、、なんともチンケな造りでありますわ〜(^_^;)
如何動くんだ??
丸ピンにおむすび状の2段構造。填まる溝側も形状の違う2段構造と、、、
あ〜奥は普通にS字カムですな〜でもピンの径よりも広い溝幅。外側の溝がまた奇っ怪な(^_^;)
この溝をおむすびが転がりながら動き回るとな、、、
はは〜基本的にはS字カムの動きなんだけど外側の溝とおむすびの当たり具合で微妙に上下動を微調整して完全等速にしようって魂胆ですわ。
う〜ん、、、簡単な構造かもしれないけどなんとも奇っ怪な溝の形状とおむすびが絶妙な動きをするんでしょうかな、でもこんな面倒くさい造りにするなら普通にS字カムで良いのじゃ?
S字カムでも充分綺麗に糸巻きますからね。
本家RFOのあのオタッキーで精緻な造りは感動すら覚える機構でしたけど、これをRFOと言うには、、、ね〜(^_^;)
何時か機会が有れば本物リョービのニュースRFOシステムってのも見てみたいですな。
とても繊細な設計のはずですけどなんともチープな鋳型で製作しちゃう無理をするくらいならと生産拠点を中国に移した際普通にS字カム方式で簡素に確実な製造工程を選んだって事なんでしょうかね?
にしても固定のビスまで省略しちゃうのは如何なもなのか。
ニュースRFOシステム。珍しいオシュレート方式で有る事には変わりませんから良い勉強をさせてもらいましたわ(^_^)ゞ
あっと〜そう言えば、、、
台湾製リールでオクマってメーカーが有るのですけど、ここのリールも変わったオシュレーションシステムを採用しているそうでして。
楕円ギヤ?!
どう言う事なのかさっぱり解りません(^_^;)
こちらも何時か機会が有れば、、、
ケンクラフトの話に戻ります。
同じゼスターVXでありますけどまったく別物のリールでありました。
師匠からはタイ製の方が出来が良い物が多いように聞きましたけど正直な所ドッコイドッコイかなと、、、(^_^;)
部品の互換性に関しても微妙な部分がありますので組み合わせる際は注意が必要な感じがしますね。ラインローラーなんかは明らかに丸ごとセットで使わないとないと問題が起こりますよ。
今回の2台。1000番は頂けるそうでしたのでお返しする2000番に程度の良い方の部品を使ってニコイチしようと思っていたのですけど、タイ製のと中国製のを後家会わせるのは難しいかもと思い今回は黙って元に戻す事にします。
組み終わってハンドル回して驚愕Σ(- -ノ)ノ
ハンドルめちゃ重いやん、、、
コタツ猫にしたら軽くなったのでこれはIOSのグリスのせいですな、、、
いや〜参ったな〜シマノのグリスで組んどきゃよかった(^_^;)
ま〜暑くなれば普通に成るでしょうから夏専用って事で勘弁して下さいまし(^_^;)
さて、古いリールですけど滅多にお目にかかれない不思議なオシュレーションシステムも含めとても面白かったです。
機会を下さった師匠に感謝(^_^)ゞ
- 2021年3月9日
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