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  • ジャンル:日記/一般

昨日のログに続き、今日もロッドの話。

でもいいかげん、海に関するログも書けと言われそうなので今日は『ヒラロッド』について。

しかしこれは、あくまでも個人的所見と見解につき、その辺りを十分にご理解の上で読んでいただけたらと思います。



実はTOMMY、この春にヒラのロッドも新調しようかな~なんて考え中でして・・・。



こちらも、先日の大阪フィッシングショーにて、とあるロッドを手にしたのがきっかけ。


そのロッドとは、
『APIA Foojin’AD BACC:Ⅲ(バックスリー)111MX』。

http://www.spartas.jp/product/rod/foojin_ad/index.html

最先端の素材、全長高弾性W.C.W(ダブルクロスラップ)をベースに、四軸カーボンを採用したという、新しい製法の次世代ロッド。


この日、二代目バッカニアユーザーであるTOMMYは、言われるがまま、この次世代ロッド三代目バッカニアをおもむろに手に取った・・・。




話は遡る事、数年前。


まだヒラスズキを手にした事のなかったTOMMYは、南伊豆のとある磯に立っていた。

この時、メインで使用していたロッドは、
『DAIWA morethan BRANZINO 109ML』。

恐ろしく軽い上に、魚を掛けた後の余裕あるパワーは、それまで河川、サーフなどでは余りある、まったく不満のない素晴らしいロッドであった。


しかし・・・



磯では違った。


強風な向かい風によるブランクスのヨレ。
そしてキャスト後に残るバット部分のブレ。

これらを腕でカバー出来る程のアキュラシー精度は未だ未熟なTOMMYの腕にはあろう筈もなく、ヒラが潜むであろうピンスポットへ、ルアーを送るには随分と苦労させられた。


それでもその後、初のヒラスズキを引き出したのがこのロッドという事もあり、しばらく使用し続けていたのだが、いかんせん“軽い”という事はとても“脆く”もあった。


まさに諸刃の剣。

所有期間二年弱の間に、延べ二回、ブランクからボッキリと逝った。

もちろん使用の仕方に問題があったのかもしれないが、過酷な磯のゲームにおいて、耐久性に不安があったのは今思い返しても否めない所。


それから程なくして、横浜フィッシングショーにて手に取った
『APIA Foojin’go V3 ANGEL SHOOTER 95ML』。

コイツは今でもTOMMYが河川や干潟等でシーバスを狙う際の、最高の相棒であるが、この時の衝撃は今でも忘れない。

ブランジーノ程の軽さはないものの、コシが強く、振りぬいた後のブレがまったくない至極のブランクス。

発売を待って、飛び付く様にバイトしたのは言うまでもない。



この時受けた衝撃に端を発して、現在使用している対ヒラ専用ロッド、
『APIA Foojin’go BUCCANEER 120M』に辿り着いたのである。



しかし正直、最初にバッカニアを振った感想は『?』であった。

やはり、先のエンゼルシューターに比べ、ブランクスが長くなった分、振り抜いた後の“ブレ”が残る事に違和感を感じた。


その違和感は今日まで遂に消える事はなかったが、それも幾分かの妥協と、己の腕を磨く事、そして何より慣れる事で補える事が出来た。




では何故、新しいモノを求めるのか。

純粋にそれを考えた時、やはりそれは『より良いモノを手にしたい』という欲求だけに他ならない。



そして満を持して、冒頭の“ニューバッカニア誕生”に行き着くのである。



恐る恐る手にしたバックスリー・・・。

「広い所で振ってみて下さい」
スタッフの方にそう促され、人がいない通路奥で思いっきり振らせていただいた。



率直な感想は、ややブランクスが短くなった分、気になる“ブレ”は軽減された様に思う。


しかしブランクスが短くなったのは、南紀をホームとするTOMMYには痛手。
12フィートある二代目バッカニアでも短いと感じる高場所や、沖目のシモリなど当たり前の様にあるからだ。


フィールドに立ってしっかりと振ってみない事には何とも言えないので、これ以上は伏せるが、一つだけ言えるのは、あの時の・・・エンゼルシューターを手にした時程の衝撃はなかった。


初めてヒラロッドを購入する方へは、素晴らしいロッドである事は間違いない。

しかし、二代目バッカニアから敢えて替えるまでには至らないかな、というのがTOMMYの本音である。




さてどうしたものか・・・。

一度火が付いてしまった欲求を、TOMMYが消す術を知らないのは、昨日のログからもご周知の通り。



バレーヒルの『Kamiwaza』も気になる所であったが、色々と悩んでいる内に、ふと先月放送していた 釣りビジョン「RUN&GUN SALT」 を思い出した。


そう、この春もう一つ登場予定なのが『AIMS』の、
『Black Arrow 126MH Rock Face Ultimate』。

http://www.b-fin.com/rods/black_arrow_110mh_126mh.html#126mh


40t以上の高弾性グラファイトの素材とブランク製法、テーパーデザインの大幅な改良を施し、こちらも強風下等の過酷な状況に特化した仕様になっている様子。


そこでTOMMYは、一番気になるロッドの“ブレ”について、開発者であり、AIMS代表の『橋本景』さん本人に直接聞いてみる事にした。


以下転載。

ロッドについてのお問合せについてですが、バット部分にブレが残ってしまうのは、正直ロッド全体のテーパーとパワーのバランスによるものかと思われます。
 
ロングロッドになるほど、またティップとバットのパワー差が大きいロッドほどこのブレが出やすくなります。
当然解消させなければなりませんので、テーパー、アクション、パワーと様々な点から細微なセッティングにより解消することが出来ます。
 
初代ブラックアロー126MHは、ロングロッドにありがちなロッド全体のモタツキやダルさを解消したロッドとして発売し好評をいただきました。
そして、今年モデルチェンジとして発売致しますNEWブラックアロー126MHは、フッキングからしなやかに曲がり、バレにくさ、強いプレッシャーによる寄せの早さを継承しつつ、より強風下においての飛距離と正確にピンスポットを打てるキャスタビリティのアップ、ロッド自重の軽量化、バットトルクのアップを実現しており、ロングロッドの常識を覆すロッドとなっていると自負しております。
 
是非、ご検討下さい。
宜しくお願い致します。
 
AIMS橋本景



あのヒラスズキゲームのパイオニア、橋本景さんがここまで自信を持って世に送り出す、ヒラスズキロッド・・・。

弥が上にも期待は高まるというもの。


後は実際に手に取った時、

一体どれ程の衝撃がTOMMYを貫くのか・・・




このままバッカニアで挑み続けるか。

ブラックアローで新しい境地を開けるか。



春のヒラシーズンはもう目の前である。



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