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▼ 武装“櫻”戦線

  • ジャンル:日記/一般
解禁日から二十日余りが過ぎた、櫻鱒の聖地九頭竜川。

まだまだ本調子とまではいかないものの、連日ポツリポツリと釣果が揚がっている。

豪雪や寒さに負けず、朝から竿を振っている猛者達。


TOMMYも日々、この猛者達に混ざりたい衝動には駆られているのだが、そう簡単にはいかないのが現状・・・。
毎日、指をくわえながら釣果サイトを貪っている。


ただ、何もしていない訳ではない。

解禁日に得たものを日々具現化。
今のままでは“獲れない”という思いをタックルに注いだ・・・




去る２月４日、大阪フィッシングショー。

この日TOMMYは、櫻鱒フィッシングのパイオニア的存在であり、SOULS（ソウルズ）代表でもある、『佐藤偉知郎』さんとお話する機会に恵まれた。

SOULSは主に渓流、本流の対鱒類のタックルを扱うTOMMY愛用のメーカー。
近年では、TOMMYが国内最終ターゲットに据えている、クロマグロ用のタックルも取り揃えている。
（終始スタンディングに拘り、暴君のクロマグロと対峙する様は、まさに圧巻。いつか俺もと思わずにはいられないのだ。）


そんな憧れの佐藤さんと櫻鱒について熱く語り合った。

解禁日に苦渋を呑まされた話、それまで悩んでいたラインの事、そしてロッドの事、サクラマスの習性に至るまで。

柔らかい口調から発せられるひとつひとつの言葉に、力強さと自信が満ち溢れており、また時より見せる鋭い眼差しが、フィールドに立っている時さながらの様でもあった。


『いつかフィールドで！』





そう固く約束し、憧れの佐藤さんの元を後にする。


その時からTOMMYの頭の中には、ある思いが生まれた。


“やはり本気で桜に挑むには、今のシーバスタックルのままではダメだ”

と・・・。



会場内をフラフラと歩きながらも、TOMMYの頭の中はこの思い一色。


次世代のリールを打ち出したシマノやダイワのブースも・・・

お色気たっぷり、多くのソル友を骨抜きにしてくれた、あのダミキのブースですら、この思いをすり替える事は出来なかった。

いや、ダミキのブースではちょっと立ち止まったな（笑）。




このままじゃだめだ・・・


このままじゃだめだ！このままじゃダメだ！







そしてこの思いは





暴走する。





夢への暴走モード突入。





SOULS 『EXPLORER　TF-E82HS』


大枚はたいて購入しちゃいました。


忘れもしない
あの金属的な櫻鱒のアタリ・・・。

ルアーを咥えてから違和感を感じて離すまで、たった「０．２秒」と言われるそのバイト・・・。

その刹那を吸収するかの如きしなやかさ。


それでいて、主導権を与えないであろう事が容易に想像出来る、魅惑のバットパワー。



武装完了。


SM（サクラマス）モード全開！

これで心折きなく叩ける（笑）。



行くぞ九頭竜川！
待ってろ櫻鱒！





もう少しあったかくなったら・・・

必ず行くんだから！






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