【緩々なボートシーバスライフ】横浜発ボートシーバス 7/7AM 仕切り直しは...

やらかした後は、概ね二パターン。何が？って

次の釣行

までの間隔のことです。心底うんざりして(自分に、ね)暫く間が空くか、嫌な記憶を上書きするべく

さっさと行くか

今回は後者の方。原因は明確ですからね。さっさと行くのは確定で後はどう環境を整えるか。時期的に甘くない時期ですからね。ちまちま拾うには少人数が望ましい。なんて

厚かましい

んでしょう(苦笑)。でも事実だからしょうがない。それには平日に行くのが一番の近道。そこで最近にしては珍しく週明けからせっせと仕事して、金曜日に時間を作って乗ってきました。

結果は狙い通りというか、期待以上で乗船者は僕だけ。しかも船長はシゲ船長。条件は整ったので逆に妙なプレッシャーもありました。これでやらかしたら

手の打ちようがない

ですから（笑）。1人ってことで「どこでどう釣るか」は選び放題。逆に「これっ」ってパターンも見えてないから、候補は色々思いつくけど決めてがなく

どうする？

って訊かれても、明確なプランは描けず仕舞い。様子見ながら合わせて行こうよ、と最初に入るトコ、次はに入るトコ。それだけ決めて出船。

打ち合わせ通り、最初に入ったのは近場のオープンエリア。朝イチは期待を込めてトップから。いきなりパコーンと出たら気持ちいいだろうなあ。まあ、そんなおいしい話はそうそうなく。ミノー・バイブと一通り試すもノーバイト。

次に入ったスリット壁でも同じように一通り試すも、やはり無反応。ここでこの日最初の選択。

ここで粘るか、場所も展開も変えるか。過去には粘っていい思いもしたことあるし、結構

悩ましい

最終的には粘るとなるとスリット撃ちもやんなきゃしょうがないけど、僕はスリットの中に投げるのは好きじゃないのが決定打になって移動することに。ちなみにスリット撃ちですが、僕が通ってるアイクルでもお客さんが希望したらよくやってます。僕はやらないっすけどね。だってあんなの

タコが自分の脚喰ってるようなもんでしょ（笑）。

スリットは前より喰わなくなったよね～、なんて話しをよく耳にしますが僕が思うに

当り前

だと思うんすよね。昔は老舗のガイドさんがたまにやってる程度だったのが、今はガイドからプレジャーから週末になると何艇も張り付いてスリットの中に投げてるから、そりゃあプレッシャーも掛かりますよ。

お客さんがやりたがるのはわからないでもない。あれはあれで、面白いからね。でもガイドさんが自分から案内するのはどうかと思いますね。プレッシャー掛けてポイント潰してどうすんのって感じ。

あくまで警備上の理由ですけど、D滑走路が30m以内に寄れないのとは好対照ですね。どちらがポイントとして長持ちするかは考えなくてもわかります。

大体30m離れてても何回か流したら柱の際通すだけじゃ喰わなくなっちゃうんだから、フリップで届く距離でボートを止めてたら魚に与えるプレッシャーは半端じゃないでしょ。

一般アングラーはその場が楽しければいいんだろうけど、ガイドさんは商売でやってんだから、一つの有望ポイントが潰れるかどうかは

死活問題

だと思うんだけどね。そのうち普通に中に投げるだけじゃ釣れなくなって、際の牡蠣殻にライン引っ掛けて

ちょうちん

だの

虫パターン

だの言う人が出て来るかも(苦笑)。僕は釣りをややこしくすることと、商売として盛り上がることは「＝」じゃないと思ってるんで、タコの脚云々みたいな感想になるんす。

ああいうのは色んなトコ回っても喰わなくて困った時にやればいい、ってのが僕の考え。だから側面を通す釣りはやるけど、中に投げる釣りは薦められても断っちゃいます。

随分長く脱線してしまいましたが(苦笑)、そんなことでスリット壁で粘る提案はパスして、移動。鳥も一杯居たから、ちょっと勿体無かったかもしれませけどね。

沖バースを経由して港内に戻って壁へ。ガン吉を落としてみると、早々に1本獲れたけど

真ん中

じゃない感じ。魚探には上の方にちらちらベイトが移るそうなので、ちょっと悩んでからベイスラッグをチョイス。着水後、少し沈めてから

ちょん、ちょん、ちょん

と動かしてから、またフォール。すると

小さいけど、こういう釣りで釣ると釣った感が

満載

です（笑）。この釣りもこれまで苦手だったんですけど、この日はなんだか上手いことハマったようで。あんまり気が入ってないからフックも3年ぐらい交換してない

ナマクラ状態

だったのでバラしも多かったですが、一定のリズムで誘い続けたり、意図的にリズムを変えたり色々やって、

イメージ通り

バイトが出た時は、ホント気持ちよかったです。途中ニンジャリを試したりしながらあっちこっちランガンして、キャッチ6本。仕切り直しの釣行としては中身があって、いい感じでした。